先ほどの記事でカスタムグリップの作成(ていうか色塗ってメダリオン付けただけデスが…)を行ったのはこの銃を作るためだったんです。
マルシン S&W M629 クラシック classic ガスリボルバー
同社のリボルバーをご存知の方ならば「マルシンのは5インチ・8.375インチだろ?」ってお思いますよね?
でも私は
M29とM629は
6.5インチが好きなのですッ!
・・・ふぅ。
タナカ製のペガサスリボルバーでもS&W M629クラシックはありましたし、その中で6.5インチも存在しましたが、あまりに数が少なくてオークションでもここ2年くらいで3挺くらいかな・・・しかも人気が高く高額落札になること必至。
あとリボルバーに必須のモノであります
弾薬の装填
薬莢の排莢
これができないと魅力半減です (; ・`д・´) デスヨネー
というわけで私の想いをかなえるにはどうしたらよいか・・・
「マルシンのM629クラシックを買って、バレルを6.5インチに切り詰める」という構想をぶち上げて、早速製作にかかりました。前出の記事はそのグリップづくりでした。
今回製作に当たっては、いくつかコンセプトを設けました。
①ベースはXカートリッジモデルを使用すること
②でも使用するカートリッジは旧型にすること
③木製グリップは黒に塗ること
④グリップはメダリオン付きにすること
でした。
①はダミーカートの装填を楽しめること、②は何といっても排莢時の音が「チャリン」と響いてカッコイイから…これが理由です。
③については、海外の実銃動画を見ると、フィンガーチャンネルの着いた黒のラバーグリップを装着していることが多く、メダリオンがついているものがとてもカッコよかったので、それをイメージして作りました。
まずはアウターバレルのカットを行います。
↓ セロテープの所がちょうど6.5インチにあたる部分です、ここまでカットします。
ざっくりとカットし終わったら・・・
↓リュータバリ取りと細かい部分までを削ります。
↓ その他、インナーパーツもパイプカッターでそれぞれ短くカットします。
元の状態は8.375インチ・・・21.2725㎝
出来上がりは6.5インチ・・・16.51㎝
その差は4.7625㎝です。
ノギスで大まかな長さを割り出して、不要な分の位置を記してそれぞれをカットします。
そして組みあがった状態がこちらです
どん
メダリオンのところ、傷ついちゃってますね(;´・ω・)
自分…不器用ですから…
実はこの銃、アンダーラグの場所、エジェクターロッドを止めるパーツはありません。
付けるのが面倒だったのと、うまくつける自信がなかったから。それに削り方もチョー雑だし…
自分…不器用…ですから(;´・ω・)
でもマルシンのリボルバーは「フォーシングコーン」の動きがしっかりとしていて、シリンダーがオーバーランしたり、回転不足になったりしないので、問題なしと勝手におもい、単なる空洞のままですが、これでもしっかり撃ててしまいます。
一応初速を計測しましたが、0.2gバイオ弾で約68mpsとなりました。
うん、問題ないでしょう。
この銃なのですが、射撃用と観賞用の予備として2挺作っていたのですが、そのうち予備の一挺を先ほどヤフオクに出しました。
中身はノーマルですので、精密射撃などに使えるものでもないのですが、リボルバーのロマンと言えば「装填・排莢」これでしょう。
特にM629クラシックで6.5インチは国内のトイガンメーカーでは現在製造しているところはないと思いますので、結構貴重なのではと思います。
2019年9月9日にオークションが終了しますので、もしリボルバーがお好きな方で、興味のある方はぜひご覧になってください。
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