DT10mmAUTOの日記

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古い模型屋のデッドストック ~MGC コルトローマンmkⅢ 組立式モデルガン~

このころはもう毎日「あぶない刑事」の世界観に浸っていました。

 

先日、友人に某赤羽のガンショップで購入したS&W M586のガスリボルバー。そしてS&W M49ボディーガード。

これがそろうと、もう一挺欲しくなりますネ。そう、ユージの使用銃「コルトローマンmkⅢ」です

(; ・`д・´)コレモカッコイイ

 

現在もそうですが、コルトローマンはガスリボルバー・エアリボルバーでは発売されていませんので、モデルガンを探すしかありませんでした。

近所の古い模型屋さん(自分が小学校の頃から自転車で通っていた隣町のお店)に、ずっと商品棚の上で、ほこりをかぶっていた白い箱がふと目に留まりました。

 

 

「アレ??ひょっとしてコルトローマン??」

 

そうです。何とMGCの組立式モデルガンではありませんか!

 

このお店はとても古びたお店で、モデルガンやエアガン・ガスガンも「??」というようなデッドストックが多く、特にショーケースの上の段にいけばいくほど珍ラインナップがあり、今でも覚えているのが、

「ラーマ・オムニ」

H&K P9S」

H&K P7M13」

「マルコシ superX」←これは私が購入しました。

「マルコシ super7

 

など、平成に入り3年過ぎた頃になると「なんだこれ??」という古ーい商品がたくさんあり、このローマンの箱も小学校の頃から置いてあるのは知っていたが、何と10年以上誰にも購入されることなく、ずっと置いてあったのデス。

 

というわけで、お店のおじさんにそれを購入する旨を伝えて購入し組立しました。

 

組みたてた銃がこちら

どん

 

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MGC コルトローマンmkⅢ 357magnum     COLT LAWMAN

 

正確にはユージが劇中で使用していたローマンとは形状が異なり、バレルの下にシュラウドがついているタイプとなりますが、当時は細かいことを気にせず、これを握ってアクションを楽しむだけで毎日幸せでした。

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ユージ → ローマン と連想すると、私の場合は、映画「またまたあぶない刑事」の中のシーンが一番真っ先に浮かびます。

 

長峰の手下・佐久間(演:片桐竜次氏)が車で逃走するところを得意の俊足で追い詰めていくユージ(笑)

米軍基地の跡地?まで追い詰めたところで見せ場の始まりです。

 

この時のBGMがかかると、シーンの緊迫感がよみがえってきます。

 

コルトローマンをホルスターから抜き、サングラスを外して片桐を追うユージ。

 

物陰からUZIでユージに向けてフルオートで片桐が発砲!

階段を駆け上がりながら発砲し、応戦するユージ。

 

物陰でスイングアウト・排莢 → スピードローダーで装填・構え。

また追跡   ””三(; ・`д・´)b

 

この中でのリロードシーンがとても大好きで、今まで脇役の人が持っている銃というイメージだったスナブノーズがとてもカッコよく見えました。

スピードローダーを買い増しして、あの時のシーンを何度も真似して、リロードの練習をたくさんしましたね。

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あとMGCのモデルガンについてですが、劇中の効果音と少し似ている気がして、前出のコルトトルーパーmkⅢと同様に、ハンマーを起こす音、スイングアウトする時の音、トリガーを引いて、その引いたトリガーを戻す時の音、すべてが心に響いて、やっぱりリボルバーっていいナと、ずっと余韻に浸っていました。

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あと同じころ、足しげく通うようになった赤羽にある某有名ガンショップで、中古品でしたが、何と革製のホルスターが¥1,000で売られていたので、これも購入しました。

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スナブノーズに革製ホルスターがよく似合う( `ー´)ノ

 

実際にベルトにホルスターを通して銃を収納すると、体にぴったりとフィットするので、コンシールドキャリーも簡単にできます。

 

この銃も、あぶない刑事の影響で入手しましたが、何しろ作動・アクションを楽しむだけでも本当に楽しい銃で、購入してよかったなと心から思います。

 

スナブノーズって、一見すると地味で、脇役の刑事さんが使っていたりするので、あまりカッコイイというイメージがわかなかったのですが、今こうしてみると、4インチや6インチにはナイ渋さというか、落ち着きがあっていいですよね。

 

ローマンを片手に軽快なアクションで横浜の街を守っていたユージの姿が、今も目に焼き付いています。

その後も柴田恭兵氏演じた大下刑事は、最新の「さらばあぶない刑事」まで、一貫してスナブノーズを使用しています。

コルトローマン

コルトパイソン

コルトキングコブラ

S&W M586 マグナポート

S&W M10

たぶん、柴田恭兵氏の「ユージ」を見なかったら、私もここまでスナブノーズを好きにならなかったです。

本当にかっこよかったから、自分もいつかあんな大人になりたいなとユージに憧れました。

 

この銃を購入した模型店

お店のオジサンはメガネをかけていて、冬でもいつもタンクトップで、お店に行くと

「いらっ…しゃいませっ!」という優しい声でお客さんをお迎えする人でした。

銃だけではなく、プラモデル全般、ラジコン、ミニ四駆となんでも扱っているお店でした。私はプラモデルにあまり興味がなかったのでよく見ていませんでしたが、いつもガラスのショーケースにはお客さんの作品が飾られていて、毎月なのか毎年なのか不明ですが、ランキングシートがあり、おじさんの手書きで作られたそのランキングには誰が作ったものなのか、作るときの心がけたポイントは?とかいろいろ書かれていた気がします。

 

もともと市民会館の前にあった小さなお店を、そのあと市役所と中学校の斜向かいにある自宅兼お店に移されて、以後もしばらく商売をしていたのですが、ここ数年、目の前を通るたびにお店が閉じていて、ご自宅にも人がいらっしゃるのかどうかわからず、おじさん元気かな?と気になっています。

近隣の小中学校に通っていた当時の子供たちはみんなお世話になったお店なので、私と同じようにあのお店に思いを馳せている人は多いと思います。ネットでもお店に行ってきたという記事をアップしている人がいました。夕方5時から夜10時までという遅い時間にやっているという情報でしたが、ここ数年は開いているのを見ていませんので、ひょっとしてもう閉店なさってしまったのでしょうか?

 

あのお店に眠っているお宝・・・もっと見たいです。