しばらく「あぶない刑事」がマイブームになっていた1995年、当時の私が次に選んだ銃は、なんとこれでした。
どん
マルシン S&W M10 ガスリボルバー(ブリスターパック)
俗にいうミリタリー&ポリスですね。
なぜこの銃を選んで購入したのかというと、「もっとあぶない刑事」の第20話~迷惑~という回で出演していた橘刑事(演:刈谷俊介氏)が、物語の公判で、広域103号事件の犯人と対峙する時に持っている銃が、こんな形をしていたから・・・です。
ブラウン管の中の氏が構えていた銃は、何となく地味で銃身長が4インチくらい。
西部警察の頃にみた武骨なイメージはあぶない刑事のゲスト出演も変わらず、タカやユージとは明らかにビジュアルもタイプも異なる役者さんですが、スマートさよりも、不器用ながらも犯人を追い詰めていくその演技に引き込まれてしまい、とてもあのシーン、刈谷さんがカッコよかったのです。
そんな「渋いおじさんに似合う銃」という感じでした。
ブラウン管をぱっと見た感じ、マグナム弾を発砲できるような大柄なフレームではなく、Kフレームくらいだったので、通い詰めていた赤羽の某ガンショップに陳列されていたブリスターパックのこの銃を何となく手に取り、購入したのがこの子です。
※もしかするとローマンの4インチかなとも思うのですが、正確にはよく見ていないので、あとでじっくり見て確認してみます。
このブリスターパックのモデルは、刻印がデフォルメされていて、前出のM586と同様に、刻印の文字が省略されています。
SMITII & WLSSON
MADE IN JSA
38 S&〇 .SPL
ええ、刻印のデフォルメは、もちろん数年ほど気づきませんでしたよ。
細かいことが気にならなさ過ぎてスミマセン(笑)
実はこの銃、初速計測ができなかったのです。
ガスを注入した際に、かなり大規模なガス漏れを起こしており、漏れたままでも撃てるかなとチャレンジしましたが、生ガスブッシャーでまったく発砲できませんでした。
ミ(ノ_ _)ノ
注入バルブからの漏れでしたが、シリコンオイルを吹いて数日待てば直るというレベルでもなさそうです。
後日修理してからの動画撮影にしようか?それともバルブ交換か?
マルシンの注入バルブの予備・・・あったかなぁ?
嗚呼・・・また修理する銃が増えてしまったと、思いつつ、シリコンオイルを吹いて数分後、少しガス漏れが収まって来たので、大急ぎで動画撮影しました。
弾はマルシン純正SMブルー弾です。
どぞ(・ω・)ノ
1発目・・・30mps
2発目・・・23mps
3発目・・・21mps
4発目・・・16mps
5発目・・・19mps
6発目・・・18mps
ガスが漏れ続けていたので、タンクも冷えっぱなし、ですのでこれがこの銃本来のパワーではありません。とはいえ、ガス漏れしていなくても、さほどパワーのある銃ではありませんでしたので、やはり「弾も出るモデルガン」的な感じは否めないです。
この銃も手に取り、ずっと部屋で夜になるとクローゼット(当時は実家の和室のクローゼットがガンロッカー替わりだった)から取り出し、スイングアウト→排莢装填→リロードを繰り返してきた銃ですので、今、数年ぶりに手に取って構えてみても、違和感なく取り扱いできます。
地味な銃ではありますが、それゆえに落ち着きがあり、大人の男のたしなみ的なカッコよさがあります。
最近、マルシンからXカート使用のM10が発売されたとマック堺さんのチャンネルでみましたので、現行版を買いに行ってみようかな。
で、これ
マルシンのガスリボルバーあるある
昭和からのリボルバー好きあるある
かもしれませんが、
ふと気が付いたら
・昭和のフルサイズ仕様
・平成初期のインサート入りSMブルー弾仕様
・廉価版のブリスターパック仕様
・Xカートリッジ アルミ弾頭仕様
・Xカートリッジ カッパーヘッド仕様
結局、全部、買いそろえているなんていうこと
ありませんか? (;´・ω・)
この件についても後程記事をアップします。