タイトルを見ていただけると、この銃をどうやって入手したか、記事を読む前にわかりますね
(^▽^;)
そうなんです。
今回記事にした銃は、物々交換で入手しました。
どん
マルゼン APS-2 SV エアコッキング
私のエアガンライフが冬眠に入る前、最後に入手した銃がこれです。
この銃は、同じ大学に通っていたMくん(通称:おいちゃん)と物々交換した銃なのです。
この彼とは共通の趣味を通じて仲良くなり、赤羽の某有名ガンショップは彼から教えてもらい、一緒に買い物に出かけたりしていたのです。
趣味は共通でしたが、趣向がそれぞれ異なり・・・
【彼の所持していた銃】
・WA デザートイーグル
・APS-2
【私の所持していた銃】
・マルイ デザートイーグル
・マルコシ superX
という具合で、いろいろお互い自分に近いけれども、違ったモデルが好きということもあり、仲良くさせてもらいました。
で、彼と、食事をしながらいつものように銃の談義をしていたところ、私がこんなことを言いました。
私:「マルイの作るモデルガンのパイソン、ガスリボが出てそっちを買ったから要らなくなった」
すると
Mくん「おれも最近、欲しい銃があって、あまり使わないAPS-2を処分したい」
ということで、
私のパイソンと彼のAPS-2をチェンジすることになりました。
とはいえ、さすがに本体の価格も違い過ぎるのと、新品同様だったAPS-2をそのまま頂くのも申し訳ないので、彼の欲しい銃の購入資金にするため、諭吉先輩×1を持参金に私のパイソンを嫁に出し、物々交換となりました。
そしてあれから23年、こうして彼との思い出がいまもガンラックに飾られています。
ではクローズアップです(・ω・)ノ
スコープはマルゼンのMRS-1です。
このスコープは倍率が4-16倍と、非常に遠くまでズームできます。
またフロントフォーカスのため、ピントも合わせることができます。
エアガン用のスコープとしては十分すぎるスペックだと思います。
しかし・・・
このスコープはウィンデージとエレベーション、キャップが両方とも取れて無くなった状態でリサイクルショップに売られていました(;´・ω・)
中古で¥1,000だったので、つい購入してしまいました。
マウントベースもマルゼン製でそろえてみました。
MB-2です。
対物レンズ側です。
このスコープはほかにも何本か所有しています。
主に15m先のコインをヒットさせるくらいの精密射撃をする銃に装着しています。
私がよく足を運ぶシューティングレンジは20m先に金属プレートがあるレンジなのですが、そこで射撃する時はこのスコープだと遠くの的がよく見えるので、とても気に入っています。
SV(スナイパーヴァージョン)はバレルが若干短く、フラッシュハイダーがついています。HOPは固定です。
アウターバレルには刻印が入っています。
マルイのVSR10が「実銃には存在しないが、モチーフがレミントンのM700」であるように、どうやらこのAPS-2はステアーSSG69をモチーフとしているようです。
なお、ゴルゴ13の第100巻「極限標的」という回で、この物語の登場人物であるマックレガー中佐が、大統領の警護をするシーンでAPS-2と非常によく似た銃を使用しています。
このマルゼン APS-2には、残弾が0になると、ボルトが完全に閉鎖できない機構が組み込まれていて、オートマチックのホールドオープンに似たような状態になります。
機能としてはうれしいのですが、お座敷シューティングでは、元に戻すために一度マガジンを抜いてからボルトを再度押し込み、カラ撃ちする必要があります。
この質感、伝わりますか?
まるで実銃のブルーフィニッシュのような仕上げ。
あらためてこうしてみると、とてもきれいです。
この銃の入手元となったMくんですが、私の趣味がエアガンから別のものに変わったこともあり、一緒の時間を過ごすことが徐々に少なくなり、1999年3月を最後に、もう22年近く会っていません。
ちなみに、あの時Mくんがこの銃を手放し、購入しようとしていたのは「WA ウィルソン スーパーグレード」でした。
「ねぇ、おいちゃん!あれからウィルソン買ったの?
もしこのブログみて気づいたらコメントしてね!
またあの頃みたいに、銃の話で盛り上がろうぜ!」
この趣味を通じて、いつかまた彼と会えるかもしれない。
どこかのシューティングレンジか?
それとも
どこかの戦場(サバゲー)で、戦友として会うのか、
もしかすると・・・敵として戦場(サバゲー)で相まみえるのか?
彼の消息は今もわからない。
・・・最後の行(くだり)
何だか「パイナップルARMY」の、物語の終わり方みたい
(;一_一)カッコつけすぎ
秋の夜長に友達を思い出しながらカッコつけちゃう、
おじさんのセンチなお時間でした(;´・ω・)