今回アップする記事は、修理中のこの銃です。
どん
既にタイトルに銃のモデル名を記載しているので、お分かり頂けると思います。
タナカワークス
「S&W M29 クラシック 6.5インチ ペガサスリボルバー」
です。
修理中のため、シリンダーを取り外しています。
故障の個所はズバリここ。
以前アップしたS&W M29 PPC 西部警察風カスタムでも同じ症状で修理しましたが、この子も同じ症状で、現在故障者リストに登録されています。
この銃を購入したのは、第2章の始まりとなったお店です。
仕事帰り、いつものようにインフィニティを持ち込んでシューティングレンジでガンガン撃ち込んで、帰り支度を済ませてから最後に店内の銃を眺めていたら、後ろにいたとあるカップルの会話が私の耳に入ってきました。
彼氏「これが有名な44マグナムだよ」
彼女「へー、そうなんだ?そんなに有名なの?」
彼氏「映画でクリント・イーストウッドも使ってたし、西部警察で寺尾聰も使ってたよ」
彼女「西部警察チョー懐かしい、っていうか古くなぁい?」
というなんてことのない、銃好きな彼氏とその彼女のデート中における会話。
この4行の会話の全てが、余すことなく私の人生をとても大きく突き動かすことになったのです
(; ・`д・´)
西部警察はリアルタイム見てはいましたが、荒唐無稽な展開だけが面白くて、車のことも銃のことも、当時はそんなに覚えていませんでした。しかし1999年ごろ、再放送が始まったことをきっかけにして、毎日録画を行い、週末にそれを一気に見る・・・そんな生活をしていました。
このブログを見ていただいた方でお気づきの方・・・そうです。
あぶない刑事の時と
全く同じパターン
(;´・ω・)
そのカップルがショーケースを離れた後、彼氏が力説していた銃をパッと見ると・・・あれれ?全然違う形の銃じゃん。
(心の声)リキ(松田刑事:寺尾聰氏)が持ってたのは、M29の1/3,8インチだっつーの
と、心でつぶやき、そこを通り過ぎようとしたとき、「ん??」となりました。
商品ラベルには「S&W M29『classic』6.5インチ」
この銃そのものでした。
「へえーそういうことか・・・」
パッと見て、この銃がM29の派生モデルであることがわかりました。
デフォルトのM29と違う点・・・アンダーラグがついていることでした。
M29・44マグナムと言えば、ルパンの使用するワルサーP38、そしてシティーハンター冴羽獠のコルトパイソンと並び、日本で最も有名な銃の一つであるはずですが、実は私は、この時までS&W M29は1挺も所持しておりませんでした。理由は以前の記事の通り、的撃ちやサバゲーで使用できる性能を有した銃はなかったので、全く興味を示さないまま、ずっと過ごしていたからです。
しかし今回は、チーフスペシャルで衝撃を受けた「ペガサスリボルバー」・・・。
これならひょっとして・・・
パワーもしっかりあるのでは (; ・`д・´)
それに、アンダーラグの着いたこのフォルム、
カッコイイ (; ・`д・´)
というわけで、元々購入する予定ではありませんでしたが、件のカップルの会話からこの銃が目に留まり、いつものスタッフUさんへ声をかけ、手に取ると、その迫力に魅了されてしまい、その場で購入することになりました。
記事でご紹介の通り、修理中(というより放置)のため、動画もクローズアップもほとんどありませんが、この銃に施したカスタムが1か所。それはバレルです。
ノンHOPバレルを入れました。これはどうしてもHOPが強すぎてシューティング時に重い弾(まっすぐ飛ばすなら0.3~0.36g)を使用しなければならず、逆にここまでしっかりとしたパワーがあれば、5mのレンジであればHOPはなくてもよいかもしれないという推測を立てました。そこで社外のノンHOPバレルを入れて撃っていました。
結果は「〇」でした。5mならば非常に優秀なグルーピングをたたき出せていた記憶がます。
現在はこのように修理待ち状態ですが、あの時のカップルの会話とこの銃をきっかけにして私の「拳銃選びの趣味」が、大きく動いてしまうことになりました。
①今まで所持していなかった「Nフレーム」の迫力に見せられて、M29好きすぎる病を発症しました。
②デフォルトのM29とは異なるフォルムがカッコよすぎて「アンダーラグ好きすぎる病」を発症しました。
③クリント・イーストウッドの映画「ダーティーハリー4」を当時のテレビで洋画番組にて放映していたのをビデオで録画したものを何度も見てしまうようになり「クリントワンが好きすぎる病」を発症しました。
④録画しておいた西部警察の再放送も、繰り返しVHSで再生しているうちに「西部警察好きすぎる病」を発症しました。
⑤西部警察好きすぎる病から二次感染で、パート2第一話で、犯人からの犯行に関する電話がかかってくるシーンで、沖田刑事(演:三浦友和氏)が心の声で(立花ァ・・・ッ)と、つぶやくシーンで、初めてその姿を現した銃がカッコよすぎて、「〇〇〇カスタムが好きすぎる病」を発症し、この1挺を探し回る長い旅が始まりました。
⑥探し回る旅の中で、さらに別の病を発症しました(笑)
①~⑥の症状は今も絶賛継続中であります。
というわけで、結構ここまででも尋常じゃない行動をし続けていきましたが、これからもっと加速していきます。
また加速・・・(;´・ω・)いやん