DT10mmAUTOの日記

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たった一挺の銃のために旅をすることに・・・

1998〜1999年ごろ、私の地元では西部警察が再放送されていて、

毎日録画→週末にまとめてみる・・・という生活が続きました。

 

このドラマは全3部で構成されていて

パート1

パート2

パート3 と3つに分かれています。

 

それぞれ出演者が異なったり、設定や場所に微細な変更があったりと、視聴者を楽しませてくれる演出がたくさんあったのですが、リアルタイムで見た記憶が薄れていた私には再放送のおかげで「なるほど・・・そういうことだったのか」という気づきがたくさんありました。

 

そんな私がパート2を見たときにある時から気になっていたこと・・・

 

 

「この銃・・・なに??」

(・・?)

 

何度か記事にも書いたことがありましたが、

西部警察パート2 の第1話

新人で加入してきた沖田刑事(演:三浦友和氏)が、物語の中盤において、犯人からかかってきた電話が終わった後、おもむろにショルダーホルスターから抜いた銃です。

 

沖田刑事の心の声

 

 

「立花ァッッッ・・・」

 

プレスチェック(装填確認)

チャキ・・・ッ

 

 

(ホルスターに収納)

ザッ・・・

 

 

何だぁ・・・今の???

(・・?)

 

 

 

ものすごくごつくて、大きくて、迫力がある、

そして何より特徴的なそのマズルフェイス。

 

回を追うごとに、その銃に対する興味がわいてしまいました。

そして沖田刑事のアクションにも目が行くようになり、最初はぎこちなく見えた銃のさばき方も、いつしかとてもカッコよく見えるようになりました。

 

 

・密造拳銃を作っていたチンピラ(アキラ)を救出しに行き、応射するシーン

 

・取調室にて犯人に自供させるために銃を抜き「うそや冗談でこんなことができるかァっ」と凄むシーン

 

・ヤクの密売人に拉致された元恋人を救出しに単身犯行グループのアジトに乗り込んで、発砲→リロードを繰り返すシーン

 

そして何より、

「ヘリの縄梯子にぶら下がって『バーンっ!』というOPのシーン」

 

 

カ・・・カッコいい(*'▽')

 

 

この銃に興味がわいたのは2003年頃でした。

この頃は、既にインターネットによる検索も一般的だった事もあり、情報を入手するのは容易い時代でしたが、同時にこの銃の「入手性の困難さ」を示すことにもなりました。

 

その銃の名は・・・

 

 

MGC

S&W  M29

PPCカスタム

ラウンドバレル6.5インチモデル

 

 

です(・◇・)/

 

 

当時通っていたガンショップの店員さん達も、リアルタイムでドラマを見た事があると言う人はほとんどおらず、2003年当時は今ほど豊富なコンテンツがあるわけでもなく、住んでいる県内のガンショップというお店は全て当り尽くしましたが、全く見つかりません。もちろんこの銃の名称すら、誰も知りませんでした。

 

その中で「老舗」と呼ばれるお店の店主さんから聞いた話では

 

・当時ものは、現在ネットオークションでも10万円近くの値段がつく事もある

・シリアルナンバーがついていて、生産されたのは400挺あるかないか?くらい

・ここ数年、実物を見ていない

 

 

うわー…こりゃ手に入れるの無理かな

σ(^_^;)

 

 

というわけで、毎週末にこの PPCカスタムを探す旅が始まりました。

 

しかし、この旅は、私を更に色濃く・そしてディープなエアガンライフの世界へと誘う事になるのです。