よっしゃ!
PPCカスタムを探そう
(*'▽')
入手性が困難だったり、希少性があったり、
困難があればあるほど、燃えてしまう
悲しい性です(;´・ω・)
この銃を入手するにあたり、県内のガンショップの中古コーナーをとにかく回り続けるという週末、そして平日も仕事で出かけた先のガンショップに立ち寄っては、とにかくその在庫の中に埋もれていないかを入念にチェックするようになりました。
今でもその癖がぬけなくて、ヤフオクで検索を掛ける際、真っ先に「PPC」と入れてしまうのであります(;´・ω・)
この旅の中で、いろいろな体験が、そして銃との出会いがありました。途中、困難でめげそうになったことも、一度は手に届くかと思ったものの、その壁の高さに泣きそうになったことも、とにかくたくさんの出来事がありました。
もし、前出の老舗ガンショップの店主が言っていた「400挺程度」という生産数が本当であれば、私は非常に無謀な挑戦をしようとしていることになりますが、まずは週末の中古コーナー周りを開始することにしました。
その中で、ちょうどこのころから出店が各地に続いていた「お宝ショップ」。ここを中心に捜索を開始しました。
この捜索を開始した時に見つけた銃が、こちらです。
どん
マルゼン コルトパイソン シューティングカスタム
COLT PYTHON
PPCカスタム探しをしている旅の中で見つけた1挺目がこれです。中古で投げ売りされていたので、即買いしました。
ところで「PPCカスタム」の定義というのは、特に決まりはなくリボルバーでもセミオートでも、正確に的を狙えるようにリブサイトがついていたり、反動を抑えるためにバレルを重量化したり、というのが一般的だったようです。その点は他の方のブログやカスタム工房のHPなどでも記載があるので、そちらを見てください。
まずは「PPCらしさ」、もはやアイデンティティといっても差し支えないと思います、リブサイトです。今回、初めてリブサイト付きのハンドガンを入手して、感激しました。お目当てのMGC M29 PPCカスタムではないものの、あの特徴的な形のサイトが自分の手に取って構えるとこう見えるのか・・・というのを初めて体験しました。
射手側から見ると、こう映る・・・ということです。
恐らく、沖田刑事・鳩村刑事・山県刑事といったPPC刑事さんたちは、このような視界でご覧になっていたのでしょう。
この銃はデホーンドハンマーです。
リアサイトは上下左右調整可能なように出来ています。
以前、この銃のベースとなるマルゼン コルトパイソンでもこの機構は紹介しておりますので、割愛しますが、この銃も同様に「モナカ構造」で、リボルバーの中にセミオートの機構を組み込んでいる、所謂「固定ガスガン」と同じなのです。
アンダーラグの部分がマガジンとなっています。
脱着できます。
マガジンに弾を装填しますと、こうなります。
銃本体にセットして・・・初速計測の準備です。
弾はいつもの0.2gバイオ弾デス
それでは計測開始です。どぞ(・ω・)ノ
1発目・・・73mps
2発目・・・69mps
3発目・・・65mps
4発目・・・64mps
5発目・・・61mps
6発目・・・60mps となりました
昭和の時代のガスガンであることを考えれば、十分なパワーですね。しかも安価で入手できることを考えると、素晴らしい銃だと思います。
もし現代風にHOPを搭載していたら、まだまだ楽しめるモデルなのかもしれません。
それにしても、マルゼンのこの固定ガスガンシリーズ独特の「ペンッ!」という発射音、そしてバルブをたたくときの極小なリコイルショック、すごく時代を感じます。現代では耳にすることのない発砲音ですので、とても耳に残ります。
というわけで、私の「PPCカスタム探しの旅」は、スタートいたしました。
お目当ての銃を入手するまでに、その旅先で出会った人や銃など、これからいろいろと記事をアップいたします。