PPC探しの旅の途中、
思いがけずスナブノーズの魅力に見せられた私は、M36・M10と買い進め、次にこの銃と出会うことになりました。
スナブノーズの本懐というか、渋い男の銃っていう感じ満載のこの銃でアリマス。
どん
タナカワークス コルト ディテクティブ 38SPL 2インチ
COLT DETECTIVE 38special CTG
ただ普通にポンと置いてあるだけのこの銃に目が留まった理由は一つ
ダークカラーの木製グリップが渋かったから・・・です。
この銃は中古コーナーに陳列されていたもので、すでに木製グリップが装着されていたのですが、その輝きが何とも渋く、また「使い込んでいる感」満載で、惹かれて衝動買いしてしまいました。
まるで焦げたような深い飴色・・・そして丸みのあるグリップ。
キズもそこそこついていて、本当に使い込んでいる感がそこかしこに。
そしてこのモデルは可変HOPを搭載しているのです。
当時のペガサスリボルバーは、ほぼ固定HOPでしたが、中にはこうした可変HOPモデルもわずかですが存在しました。
バレル上部のイモネジを回転させて、HOP具合を調整しますが、リボルバーによくある「つまづき型HOP」と呼ばれるこのシステムは、どうしてもHOP調整がシビアで、なかなかセッティングが決まりません。
チョッとHOPを聞かせると弾は空に向かってすーっっと飛んでいき、HOPを弱めると、全く揚力が得られず、弾がドロップしてしまい、思わず
「昭和の弾道かッ!」
(=゚ω゚)ノ””ミ
と、その弾道に一人ツッコミをしながら、水平弾道を探ることに・・・。
結果、このディテクティブは0.25gの弾を使用することで、適正なHOPとなり、約30mほど「すぅ~っ」と飛んでいくようになりました。
やれやれ(;´・ω・)
そして小柄な体格にも関わらず、小気味よい「ポンッ」という発砲音です。
初速・・・結構出てるかもですね。では初速計測ぅ どぞ(・ω・)ノ
弾は0.2gバイオ弾です。
1発目・・・63mps
2発目・・・60mps
3発目・・・60mps
4発目・・・60mps
5発目・・・58mps
6発目・・・56mps
7発目・・・55mps となりました。
前出記事のチーフスペシャルで、小柄でもハイパワーでHOP搭載モデルであることも以前より確認済みでしたので、これならば「リボルバー戦で使用できる」と確信を持てます。
この銃、昭和の刑事ドラマの香りがしますよね。
(´-`*)
西部警察で言うならば、
谷さん・源さん・長さんの3人が持っているのがすごく似合いそうです。
歳を重ねた刑事が、使い込んでいる「おじさんの良き相棒」って感じ。
まだこの銃が似合うような「渋さ」は、
自分には身についてなさそう・・・
自分を「おじさん」なんて言いつつも、
まだまだ青いな・・・俺・・・
(;´・ω・)
今回の記事のタイトル通り
「この銃が似合う そんなおじさんに わたしはなりたい」