PPCカスタムというのは、もう様々な方のHPやブログなどで紹介されているので、今更ここで細かく書く必要というのもナイですが、一応簡単に言いますと
P・・・practical
P・・・pistol
C・・・course それぞれの頭文字をとって
PPCカスタム というのだそうです。
ただし諸説あるようで、
P・・・police
P・・・practice
C・・・combat の頭文字だという説もアリ、
私は別にどちらでもいいのですが
とにかく、1980年代に流行したシューティングの競技で、その源流はアメリカのおまわりさんに対する実戦向けのコンバットシューティングを競技にしたものらしいんです。
で、
使用する銃器についての規定として
32口径以上のリボルバー
または
35口径以上のセミオートをベースとするように…らしいです。
で、考えると、
反動を抑えるためにブルバレルやアンダーラグが装着され、より素早く正確なサイティングのためにリブサイトを装着・・・ということなので、本来は44マグナムを使用するというのは、その趣旨からすると、ちょっと辻褄が合わなくなりますね。
海外のサイトや動画を見ていても、ベースになっている機種はS&WのKフレームまたはLフレームがほとんどで、バレル長は6インチ前後のものがほとんどのようです。
そうした意味で、今回の記事にする銃は「PPCカスタムの王道」
the PPCカスタム
そう
これぞPPCカスタムですぞ!という見本のような銃です。
どん
モデルガンです。
この銃も、いつものM29 PPC探しの旅の中で発見しました。
一度、買うのをためらってお店を出たものの、どうしても気になってしまい、1㎞ほど車で走り出してから「やっぱり買おう」となって、引き返して購入しました。
弾が出ないPPCカスタムでは、持っていてもしょうがない・・・
そう感じたので、買わないでお店を出たのに・・・
買っちゃったよ(-_-;)
あと、この銃を買わずに店を出ようと思った理由が
「シングルアクション不調です」という注意書きがあったことなのです。
ハンマーを起こしても、シアとの引っ掛かりが悪く、ダブルアクションオンリーの状態に近いとのことでしたので、ここは買ってから要調整と考えておいたのですが、気が付いたら16年も放置しっぱなし。
では、クローズアップです(・ω・)ノ
まずはグリップから、
この銃は、あぶない刑事でおなじみの、デイビスグリップがついています。
これ・・・本物なのかな(・ ・?)
ま、別にいいか。
次はバレルとアンダーラグ
このM586 PPCカスタムは、スラブバレルとアンダーラグが一体式になっています。
セパレートで分離せず、これが一本モノです。
リブサイトは縦のセレーション入りです。
太陽の反射を抑えるもののようですね。
スコープを搭載する時にマウントリングを装着できるような溝があります。
射手側からみたところ、このPPCカスタムもリブサイトがついていますので、このような独特なビューとなります。
拡大してみるとこんな感じ
刻印をよく見てみると、実銃の再現性よりも、この銃に対する説明が書いてあります。
・日本製です。
・MGC製品です。
・Lフレームです。
・ダブルアクションリボルバーです。
と書いてあります。
サイドプレートの刻印。
これは本物と同じロゴっぽいです。
実際にシューティングレンジに持ち込める銃ではありませんので、たまに手に取って、装填排莢のアクションを楽しむ銃です。
やべぇ・・・
こうしてクローズアップしてたら、
LフレームPPCカスタムの
ガスリボルバーを作りたい病
になりそう(;´・ω・)
もしやるとしたら、
クラウンかマルシンのM586または686ベースで。
リブはどうする?ブルバレルは?スラブバレルにする?
ダメダメダメダメーっ!!
(/ω\)
やっべぇ・・・危うく発症してしまうところでした。
こうして、好きすぎる病になっちゃうんですよ。
もし、LフレームでPPC、しかもM686ベースとなったら
・PPC好きすぎ病
・光モノ好きすぎる病
・リロード好きすぎる病
・アンダーラグ好きすぎる病
全部混ざってとんでもないことになるのは明白。
今はやらないっ(; ・`д・´)きっぱり
でも
落ち着いたらやってみよう
(;´・ω・) 落ち着いたら・・・ね。