DT10mmAUTOの日記

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ヤフオクで「あの頃にタイムスリップ」したような気持ち・・・

2007年に自分のヤフーIDを取得し、オークションにて色々な銃を検索しましたが、その中でひとつ・・・ある想いが芽生えてきました。

 

 

 

恐らくこの記事をご覧になっているおじさんたちの中でも、エアガン好きの人には結構多いのではないかと思います。

 

 

それは

 

 

「若かりし頃、買えなかった銃を

 いま、手に取ってみたい」

 

・・・です。

 

 

以前ガスリボルバーやエアリボルバーの記事をアップした際に触れましたが、私がエアガンにハマり始めた昭和後期~平成初期のころは、現在のガスリボルバー・エアリボルバーとは異なり、弾がしっかりと前に出るものがなく、サバゲーやシューティングで満足のいく性能のモノが皆無で、実際に購入してみたものの、何となく満足度が低く、セミオート(あの時期なので固定スライド式)と比較しても勝負にならないものしかなかったので、購入を積極的にはしていませんでした。

 

また、発売当時は高価格で入手ができなかったものや、「先輩が持っていた」「ガンショップのショーケースに飾られていた、憧れの銃が忘れられない」など、過去、自身が所持していなかった銃も多々ありました。

 

ヤフオクを見ていると、そうした昭和後期~平成初期の時代のエアガンは非常にこなれた価格帯で入手できることが多く、この2007年頃というのは、PPCカスタムを探す傍らで、こうした絶版モデルを見つけては落札するということが多くなりました。

 

その中で入手したのがこのモデルです。

どん。

 

マルシン S&W M586 「メタルフィニッシュ」

 

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しっかりとデイビス風グリップもついています。

 

あぶない刑事ファンにはたまらない、このカタチ♫

マルシンさんのこういうファンにはたまらない気づかいというか心意気というか、素晴らしいですよね!

 

 

今でもヤフオクで比較的流通量が多い、同社製S&W M586ですが、この銃は初期も初期、「ど初期型」であります。

 

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昭和の終わり頃~平成初期の時代というのは、非常におおらかで、あまり細かいことが気にされない時代でもありました。

 

例えばここ

      ↓ 刻印関係

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ブリスターパック」と呼ばれるシリーズが発売される頃になると、パテントの問題で刻印がデフォルメされていて、本物と同じ文字を入れることができなくなっていました。そのため各社とも、実銃メーカーにお伺いを立てて「公認モデル」として販売したり、中には本国から図面を取り寄せて、「ライセンス生産」という手法を取るメーカーも出てきました。

 

このド初期型の頃は、さほどそういったことに騒がれない、おおらかな時代だったのです。

 

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この銃は、当時の販売ラインナップの中で、一つのグレードとして設けられていた「メタルフィニッシュ」というグレードになります。

初期型はHW樹脂のラインナップはなく、

■ABSタイプ(M586)

■メタルフィニッシュ(M586)

■ニッケルフィニッシュ(M686)というラインナップでした。

 

今はHWもしくは、マルシン製「ディープブラック」・タナカ製の「ジュピター」・WA製「カーボンブラック」や「バトルダメージ」といった表面仕上げがありますが、今から30年くらい前ですと、こうした表面仕上げは結構珍しかったのデス。

 

 

そしてマルシンM586の初期型で最大の特長はコレ

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カートリッジがフルサイズ!

(*'▽')

 

そうなると、スピードローダーを用いたリロードが楽しみでありますねぇ。

 

なお上の画像のカートリッジは純正プラカートではなく、当時のアフターメーカー製の「トップブリッドカート」という、プライマー部分でのBB弾保持ではなく、弾頭部分での保持方式のカートリッジです。

当時、マルシンのリボルバーは全てデフォルトが後方保持でしたので、若干この部品には戸惑いましたが、それでもシリンダーの先端からBB弾が見えるということだけでも、凄くカッコよく見えたものです。

 

この銃は、私は当時所有していませんでしたが、地元で撃ち合いをしていた仲間うちで、先輩が使用していたのです。あぶない刑事の影響もあり、この銃は友人も含め何人かが所有していました。

周囲に先を越されてしまったので、何となく買いづらいナと思ったのと、やはり実際の性能にちょっと・・・という想いがあり、当時は購入をためらってしまいました。

 

こうしてオークションを通じて、古い銃を手にすると、あの時代に戻っているような気持ちになれます。

仲間と集まった思い出とか、撃ち合いの時の緊張感とか、夏の暑さや、当時の香りさえ脳裏によみがえってくる感じです。あぶない刑事や西部警察など、当時のブラウン管を通してみる俳優さんたちが演じる主人公や登場人物を見て、あこがれた毎日のワクワクも・・・。

 

 

で、いつもですと、ここで初速計測やもっと詳細クローズアップをするのですが、この記事を書きながらセッティングを進めていくと、思わぬ事実が発覚するのです。

 

 

(;´・ω・)

・・・つづくのですぅ。