今でもヤフオクなどで見かけますが、コクサイのガスリボルバーについて。
ココまでコクサイのガスリボルバーについては、スピードコンプを除き、大体のモノは所持・発砲してまいりましたが、今回の記事では同じモデルにおける変遷を表す、こちらの2挺をアップします。
どんどん
コクサイ S&W M19 6インチ
上が貫通シリンダーの初期型
下がインサート入りシリンダーの後期型・HOP付きとなります。
パッと見はそんなに変化はありませんが、内部メカでは上記の通り、HOPの有無、そしてシリンダー形状が異なります。
今回はこの2挺をクローズアップ・初速計測します。
初期型のアップ
シリンダー内部にはインサートがないので、フルサイズカートリッジを装填することができます。
またバレルの基部を見てみると、このころにはHOPがついていないことがわかります。
続いて後期型
シリンダーにはインサートが入っています。そしてバレル基部、フォーシングコーン付近にはHOPUP用のゴムが見えます。
外見ではほぼ全く同じですが、その他細かい点としては、スプリングのテンションが異なっています。
初期型はとにかくスプリングのテンションが高く、カチカチで作動も重く硬いのです。
で、初速計測に移りますが、まずは後期型から。どぞ
(・ω・)ノ
1発目・・・11mps
2発目・・・11mps
3発目・・・エラー
4発目・・・エラー
5発目・・・エラー
6発目・・・10mps
リロード(≧◇≦)
7発目・・・7mps
8発目・・・エラー
9発目・・・エラー
10発目・・・エラー
11発目・・・エラー
12発目・・・エラー
何という結末だ
(;´・ω・) ちーん・・・
気を取り直して、今度は初期型で計測開始ぃぃっ
(・ω・)ノ
1発目・・・42mps
2発目・・・45mps
3発目・・・42mps
4発目・・・45mps
5発目・・・42mps
6発目・・・44mps
リロードぉっ(≧◇≦)
7発目・・・38mps
8発目・・・34mps
9発目・・・エラー
10発目・・・エラー
11発目・・・35mps
12発目・・・37mps
以上の結果となりました。
弾はいつもの0.2gバイオ弾デス。
後期型はHOPの抵抗が原因で弾が前に進まなかったようです。
HOPの抜弾抵抗に負けちゃうって・・・(;´・ω・)
ちなみに
前期型のリロード後の7発目~12発目の時、お気づきでしたでしょうか?
コクサイのリボルバーは、しっかりとシリンダーの回転が止まってからハンマーが落ちる、いわゆる「チチバン」が完璧なのデス。
お気づきの方がいたらうれしい限りです。
初速は心もとないですが、こうした作動・アクション、そしてシリンダーのリセスがきちんと加工しているあたりは、さすが「リボルバーのコクサイ」ですね。
パワーだけではない、コクサイというメーカーの開発力を感じます。