DT10mmAUTOの日記

エアガン・サバゲー関連の記事が中心です

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

リボルバーのコクサイ・・・といわれる、その所以

今でもヤフオクなどで見かけますが、コクサイのガスリボルバーについて。

 

 

ココまでコクサイのガスリボルバーについては、スピードコンプを除き、大体のモノは所持・発砲してまいりましたが、今回の記事では同じモデルにおける変遷を表す、こちらの2挺をアップします。

 

 

どんどん

 

f:id:DELTAELITE-10mmAUTO:20191223002835j:plain

 

コクサイ S&W M19 6インチ

上が貫通シリンダーの初期型

下がインサート入りシリンダーの後期型・HOP付きとなります。

 

 

f:id:DELTAELITE-10mmAUTO:20191223003043j:plain

 


パッと見はそんなに変化はありませんが、内部メカでは上記の通り、HOPの有無、そしてシリンダー形状が異なります。

今回はこの2挺をクローズアップ・初速計測します。

 

 

f:id:DELTAELITE-10mmAUTO:20191223003058j:plain

 

初期型のアップ

シリンダー内部にはインサートがないので、フルサイズカートリッジを装填することができます。

またバレルの基部を見てみると、このころにはHOPがついていないことがわかります。

 

 

続いて後期型

 

f:id:DELTAELITE-10mmAUTO:20191223003231j:plain

 

シリンダーにはインサートが入っています。そしてバレル基部、フォーシングコーン付近にはHOPUP用のゴムが見えます。

 

外見ではほぼ全く同じですが、その他細かい点としては、スプリングのテンションが異なっています。

 

初期型はとにかくスプリングのテンションが高く、カチカチで作動も重く硬いのです。

 

 

 

で、初速計測に移りますが、まずは後期型から。どぞ

(・ω・)ノ

 

www.youtube.com

 

1発目・・・11mps

2発目・・・11mps

3発目・・・エラー

4発目・・・エラー

5発目・・・エラー

6発目・・・10mps

 

リロード(≧◇≦)

 

7発目・・・7mps

8発目・・・エラー

9発目・・・エラー

10発目・・・エラー

11発目・・・エラー

12発目・・・エラー

 

何という結末だ

(;´・ω・) ちーん・・・

 

気を取り直して、今度は初期型で計測開始ぃぃっ

(・ω・)ノ

www.youtube.com

 

1発目・・・42mps

2発目・・・45mps

3発目・・・42mps

4発目・・・45mps

5発目・・・42mps

6発目・・・44mps

リロードぉっ(≧◇≦)

 

7発目・・・38mps

8発目・・・34mps

9発目・・・エラー

10発目・・・エラー

11発目・・・35mps

12発目・・・37mps  

 

以上の結果となりました。

弾はいつもの0.2gバイオ弾デス。

 

 

後期型はHOPの抵抗が原因で弾が前に進まなかったようです。

HOPの抜弾抵抗に負けちゃうって・・・(;´・ω・)

 

 

ちなみに

 

前期型のリロード後の7発目~12発目の時、お気づきでしたでしょうか?

 

 

コクサイのリボルバーは、しっかりとシリンダーの回転が止まってからハンマーが落ちる、いわゆる「チチバン」が完璧なのデス。

お気づきの方がいたらうれしい限りです。

 

初速は心もとないですが、こうした作動・アクション、そしてシリンダーのリセスがきちんと加工しているあたりは、さすが「リボルバーのコクサイ」ですね。

 

パワーだけではない、コクサイというメーカーの開発力を感じます。