DT 10mmAUTOの日記

エアガン・サバゲー関連の記事が中心です

霧子のグリズリー  ・・・で、霧子って誰???

よく銃を表すのに用いる「装飾語」とでもいうのでしょうか?

 

たとえば・・・

「キャラハンの44マグナム」

とか

「ルパンのワルサーP38」

「次元のコンバットマグナム」

 

ていう具合です。

 

 

今日のタイトルは

霧子のグリズリー

です。

 

 

ずどん

 

 

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グンゼ産業 グリズリー 45WINmag エアコッキング

 

です。

 

もうすでにエアガン業界からは撤退していますが、コンバットコマンダーやP226、エアリボルバーのM586といったエアコッキングガン、そして電動ガンではソシミといった意欲作を製造していたグンゼ産業が世に出した唯一無二のエアコッキングガンです。

令和の今まで、このグリズリーをトイガンとして商品化したメーカーはなく、その造形も今では非常に貴重なものとなっています。

 

まずはクローズアップです。

(・ω・)ノ

 

 

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スライドにはしっかりと「LAR WIN MAG」の刻印があります。

 

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反対側にはグリズリーの絵が刻印として刻まれています。

 

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グリップの拡大。

Packmayer製となっていますが、これは本物なのでしょうか?触った感じが何となくラバーで、どうもプラスチック成型ではなさそうなのです。

もし本物だったとしたら・・・それだけでもすごい価値がありますね。

 

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エジェクションポート部分

こちらも「45 WIN MAG」の刻印があります。

 

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この銃も予備マガジンを有しています。

リロードが楽しめます。このマガジンは鎌倉市にある某ガンショップで発見しました。このガンショップがある鎌倉には年に一度だけ、仕事で足を運ぶ機会があるので、その時にいつも店内に何か掘り出し物が無いカナ?と思い、おばさんとお話をしながら買い物をするのが楽しみでした。このマガジンを買うとレジに持っていくと「あら?ずいぶんと珍しいものを買うのね?」と言われました。

その後、このお店のおばさんは体調を崩されたそうで、昨年訪れたときは、息子さんがお店番をされていました。息子さんともお話をさせていただきました。

 

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マガジン底部にも「45CAL WIN MAG」とあります。

こういう細かい部分にもこだわりが感じられます。

 

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マガジンへのBB弾装填は、フォロワーを押し下げてロックさせた後、下部の給弾口からBB弾を入れます。

 

実はこの銃、東日本大震災のため、当時銃を飾っていたガンロッカーが転倒してしまい、部品が破損してしまいました。

 

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コンペンセイターが割れてしまい、リコイルスプリングがどこかに飛んでいってしまったため、スライドをコッキングしたら手で前進させなければなりません。

 

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ここも破損して部品が欠損してしまいました。

 

幸い、難はあるものの実射は可能ですので、それだけはホッとしています。

 

この銃には残弾がゼロになると機能するスライドストップが付いていて、コッキングした弾が最後の弾であると、こんな感じで

 

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スライドストップを押し下げると、スライドを前進させることができて、発射が可能になります。

 

 

で、この記事のタイトル

 

霧子ってだれなのよーっ??

 

なのですが、

これなんです。

 

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少年ジャンプ 1989年の第19号

 

実はこのころ、特別読切というのがいくつかありまして、その中でこんなストーリーがありました。

 

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KAMAKURAヒート刑事(コップ)」

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この物語は「キョウシロウ」と「まりの」という男女の刑事がコンビを組み、鎌倉を舞台に犯罪に立ち向かっていくという、1話読切のストーリーだったのですが、物語の冒頭、2ページ目でいきなり宝石強盗グループに出くわします。

 

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不意に出くわした刑事たちに向けて、FA-MASやSTEYR-AUGなどで発砲する強盗団。

そして誌面右上には少年誌にはちょっと刺激が強めの大人の女性

(=゚ω゚)ノ ワァオ♥

 

でもよく見てみると・・・

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その手にはコンペンセイターの付いたグリズリーが!

(;・∀・)

 

そうです。このグリズリーを持っている人物こそ強盗グループのリーダー「朝加 霧子」なのであります!

主人公のキョウシロウは強盗団の銃撃に対して・・・

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・・・ちょっと冷静過ぎる気がするけど

(;´・ω・)

 

そして物語のクライマックスでは、キョウシロウの裏をかいて、まんまと強奪に成功したと思ったその裏をかかれて、いよいよ霧子は囲まれます。

 

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この時に、スライドの刻印までしっかりと描写されていて、この銃がグリズリーであることがはっきりとわかります。

 

この物語のラストシーンはあえて書きませんが、当時の青少年諸君にはたまらないシーンだったのではないでしょうか?

 

この物語が読切で誌面に出たのは1989年でしたので、ちょうど今から30年前になりますね。実はこのジャンプには、私のバイブルである「theEDGE」も載っています。当時連載真っ最中でした。

 

こんなマイナーな漫画ですが、ガンマニアの少年たちにはうれしいストーリーでした。

 

もし連載があったらなぁ・・・とtheEDGEといい、このKAMAKURAヒート刑事といい、続編が見られずに惜しまれる佳作です。これらの作品を描いてくださった先生方には夢を与えていただき、心から感謝しています。