DT10mmAUTOの日記

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【号外②】 この銃・このショップとの出会いは、決して忘れない

 とあるリサイクルショップでの思わぬ発見

 

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私が一生手にすることは、もう出来ないだろうとあきらめていた銃。

 

それは1992年の「エアガンパーツカタログ」の一番最後のページに広告が載っていた、この銃です。

 

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マルコシ スーパー9プロ

 テクニカ ステージⅢDX  

 

です。

 

以前、ボルトアクションにハマるきっかけとなったVシネマの記事、

deltaelite-10mmauto.hatenablog.com

マルコシのスーパーXに関する記事

deltaelite-10mmauto.hatenablog.com

 

この記事の中で、カスタムショップ「テクニカ」での思い出を書き綴りましたが、カスタムしてもらったスーパーXを手放してしまい、その後の法改正もあって、もうこのモデルを生きているうちに手に取ることはないだろうと諦めていたのです。

 

 

それがまさか、自宅近くの専門店でもないリサイクルショップに持ち込まれていたなんて・・・。

 

 

この銃を購入した時、値段をさっとつけてくださった店員さんには、ご無理を申し上げたことについて心よりお詫びしたのですが、この店員さん曰く。

 

店員さん「実は買い取ったのはいいケド、ご覧の通り、うちは専門店ではないので、値付けに非常に困っていたんです。あまり高いとお客さんが見向きもしてくれず、こういう専門性の高いものは正直なところ困りものなんです」

 

 

そうだったのか・・・(;´・ω・)

 

 

ですが、続けて・・・

店員さん「でも、お客さんの様に、30年も探して追い求めていた方に出会えて、この銃は幸せ者ですよ。私も喜んでいただけてとてもうれしいです」

 

 

という件があったのです。

 

では、まず簡単なクローズアップからどぞ(・ω・)ノ

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ステージシリーズの証

ストック後端にはステッカーが貼られています。

 

 

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このモデルの特徴でもある、ストレートタイプのコッキングハンドル。

ロームメッキでピカピカの仕上がり。

当時は0.43gという超重量弾を撃ちだすモデルでしたので、とても硬いスプリングをコックするため、こうしたボルトハンドルが用いられていました。

なおこのスーパー9は、規制対応スプリングが入っているので、無用の長物です・・・。

 

そしてこれもテクニカのステージシリーズには欠かせない、アイデンティティの一つ

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マズル部分。先端が太くなっています。ブルーに輝く素晴らしい仕上げです。

 

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マガジンにはテプラで「0.43g仕様」とあります。

当時、テクニカで購入した「飛んだくん」というHOPバレルの説明にこう書かれていました。

0.36g・・・長距離狙撃用。発射音に気づいた時にはもう逃げられません。

とありました。

そして0.43gの欄には

「対・ゾンビチーム用」

 

 

・・・どゆこと(;゚Д゚)?

 

ということは、ゾンビ行為に対して、いやでも「いてっ!」って言わせる威力があるってことか?

 

で、ちょっとウケたのはここ

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このつまみ、取付位置から察するに、HOPUP調整用のねじであることはわかると思います。

ですが、このレバーは左右にも動かすことができ、HOPの突き出し量を左右それぞれに振り分けることで、弾道を変えることができるとあります。

 

これ必要な機能なのかな?

ちょっと疑問かも  (;´・ω・)

 

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ココへ最初に行ったのは、平成2年でしたから、もう30年もたっているのですね。

 

もしこのショップに出会わなかったら、私はここまで銃に、そしてボルトアクションに傾倒することはなかったと思いますし、「狙撃者」になることもなかったと思います。

1発の銃弾が歴史を変える・・・ではなく、1軒のお店が私の運命を大きく変えたのです。

 

お店の方はいまどうしていらっしゃるかな?

 

最後の買い物から10年が過ぎたころ、今から20年前くらいに、目の前を車で通ることがあり、「そういえばここら辺だったよな・・・」と思い、見てみましたが、もうそのころにはお店が無くなっていました。

 

これも時代の流れなんだな。

 

平成2年の出来ことを思い出し、ノスタルジックにひたる令和2年のおじさんでした。

(´-`).。oO