先日某ガンショップで購入した18㎜正ネジのマズルプロテクターを装着し、
ある銃のカスタムが仕上がりました・・・
プシュッ
ウエスタンアームズ
ウィルソンコンバット「改」
ここで「改」を強調したのはですね、
この形に至るまで、思わぬ苦労を強いられたから
なのであります (。-∀-)
先日、「ハイランダーマグナムの11mmマウントリング」を探してくれた某ガンショップの店員さんに声を掛けて、ようやく探し当てたパーツで完成に漕ぎ着けました。
長かった・・・
今はとにかく、出来上がったこの銃をじっくり眺めながらコーヒーを飲んでいます
ふぅ…(´∀`*)
パッと見た感じ、そんな著しくカスタムが施されたようには見えないと思うのですが、実はこのウイルソン・・・
この形に仕上げるために、
ベース銃を含めて3挺を組み合わせて
できているのデス。
つまり「3コイチ」 (;´・ω・)
元々の状態はこの姿・・・
左側の状態がデフォルトでした。
今の姿はこちら
【変更点は以下の通り】
・アウターバレルをコーンバレルからサプレッサー装着ねじ付きストレートバレルに変更
→部品単体では購入できず、ねじ付きストレートバレルのついたM1911を1挺部品撮りで購入する羽目に
→で、アウターバレルを変更したおかげでインナーバレルの動きが悪くなる
・ストレート化に伴い、バレルブッシングを装着
・スライドをseries’80刻印のモノに変更
→そのために部品どりのウィルソンをさらにもう1挺購入する羽目に
→スライドを変更で、スライドストップの位置がずれてホールドオープンしなくなる
・14㎜正ネジ→14㎜逆ネジ変換アダプタを装着
・14㎜逆ネジ→18㎜正ネジ変換アダプタを装着
→このアダプタは単品でガンショップになかったため、ガンショップにあった汎用サプレッサーの付属部品で対応。そのためサプレッサーを一つ丸々購入する羽目に
・18㎜マズルプロテクターを装着
→18㎜マズルプロテクターは単品でガンショップになかったため、M92F用のマズルアタッチメントを購入して、そのプロテクター部分だけを使用することに
・マグバンパー付きのマガジンに交換
と、これだけでもちょこちょこ変更やカスタムはされていますが、
一番私を苦しめたのは・・・
アレを付けたらコレが合わない!
・・・WAの載せ替えスワップあるある・・・です。
そして一番の大手術・・・
・ブローバックエンジンをRタイプ→SCWに載せ替え
&
・チャンバー、インナーバレルもSCWに載せ替え
という荒業も行いました。
そのため、現行も含めてSCWのモノにはこのスタイルのウィルソンは存在しません。
オリジナルのスタイルとなりマス。
何故このような暴挙(?)に出たのか、原因はこのDVD
東映Vシネマ 「狙撃~THE SHOOTIST~」で、仲村トオル氏の演じる主人公 松下を狙う殺し屋「片倉」を演じた峰岸徹氏が劇中で使用する銃を再現したかったから・・・です。
(引用:狙撃~THE SHOOTIST~より)
白いスーツ・・・
カッコよすぎる (≧◇≦)!
(引用:狙撃~THE SHOOTIST~より)
劇中、この片倉が発砲するシーンのほとんどはサプレッサーが装着された状態です。また発砲シーンの展開が早く、その銃の全貌を捉えることがなかなかできません。
で、この片倉が劇中で使用するのが件のウィルソンなのですが、物語のクライマックスにおいて松下を追跡し、車から降りる・・・このシーンを演じた峰岸氏が初弾装填をするところで、ようやくその姿が画面に現れます。
(引用:狙撃~THE SHOOTIST~より)
初めてこのシーンを見た時からずっと、コンペンセイターを装着したガバメントなのかなと思い込んでいましたが、次のシーンで、マズルプロテクタであることがわかります。
(引用:狙撃~THE SHOOTIST~より)
通常、1911シリーズのサプレッサー取り付けに使われるネジ径は14㎜なので、本来はもう少しスリムなはずなのですが、このウィルソンのマズルプロテクタは、スライドの幅とほぼ同じくらい太いものであることがわかります。しかもアウターバレルが5インチのスライドより少し前方に長くなっています。
これを再現するため、例の18㎜のマズルプロテクタ+アウターバレルの延長ソケット的なものが欲しかったのですが、完成にこぎつけるまでに色々なパーツを組み合わせて試してみましたが、失敗も多く、おかげでかなり余計な出費をしてしまいました。
で、次のシーンではさらに全容が確認できます。
(引用:狙撃~THE SHOOTIST~より)
リングハンマーを装着、アンビセイフティ、マグバンパー、ボマーサイト、そして少し延長されたバレルとマズルプロテクタ・・・
ミルクボーイ風に
「そりゃ~、ウィルソンやないか!」
(;´・ω・) \('ω' )””””
となります。
劇中の片倉を演じられた俳優の峰岸徹氏はすでに他界されていますが、いま改めてこうしてみると、とてもダンディでカッコよい役者さんでしたね。主人公を狙う殺し屋としてのすごみが伝わってくる、素晴らしい内容でした。
使用する銃器も単なる1911より「ウィルソン」という選択もとてもピッタリだと思います。
というわけで、「片倉のウィルソン」を再現してみました。