サプレッサーの問題が解消されたSR-16 SPR
この銃を再生するにあたり、問題となっていた件のパーツ・・・。
「サプレッサー」と言えば、銃の発射音を低減して、自分の発射位置を特定されにくくしたり、敵のグループに対し、こちらの戦闘力・人数を正確に悟られないようにするために使用したりと、戦術において非常に重要な役割を持っています。
元々私は「過去の戦場」から同僚の導きにより現代に甦った人間なので「電動ガンは音が煩くて、隠密行動がとれず、なかなか馴染めなかった」側面がありました。
そのためこのシリーズ~甦れ!~の記事では、私が当時用いていた、もしくは、あの当時に数多くの戦士たちを仕留め葬った銃たちを現代に通用する形で復活させることを主眼に置いています。
その復活の方法は2通り・・・
■元々の外装・機構をそのまま生かし、規制適合化やHOPの搭載などにより、現在の戦場でも使用できる状態にする。
■その発射機構を、現代の銃の外装に組み込んで、再生させる。
・・・ですが、今回は後者を選択しています。
そして今回、このSR16 SPRに組み込まれたユニットはこちらです。
パフッ
コクサイ M16セミオートユニット
今のサバゲーマーや若いエアガンファンには、
殆ど馴染みのないメーカーだと思いますが、
私たちおじさん世代と言えば、コクサイM16と聞くと真っ先に思い出すのは、
「その恐るべき特徴」です。
このユニットの特筆すべき特徴は他に類のない
「軽量・小型・高出力・静粛性」です。
まず第一に、軽量小型のため、他の銃に組み込みやすいという利点があります。
このSR16は海外製のメタルフレームで強度を確保し、
マルイのver2メカボに組み込んだ状態で使用しています。
マルイの優れた命中精度の機構にこのユニットを組み合わせることで、
優れた直進弾道を得ることができます。
次に構造が単純でパワーを上げやすいので、
カスタムしやすいという利点を有しています。
ただし今回は初速規制の問題もアリ、
逆にレギュレータを組み込んで圧力を上げ過ぎないようにしています。
初速は現在0.2gバイオ弾で約70~80程度となっています。
そして最後が一番の利点。
元々の発射音が小さく、作動音もまったくと言っていいほどないため、
サプレッサーを装着して10mも離れると、
アウトドアのフィールドではまず聞き取ることができません。
下手すると付近にいる仲間にも銃声が聞こえないかもしれません。
と、ココまで読み進めていただいた方の中には
サイレントにこだわるなら、
別にコクサイじゃなくてもよくね?
そう思う方、そして実際にサイレントカスタムをお持ちの諸兄も多いと思います。
その通り、別に強引にコクサイユニットを使用しなくても、VSRやL96など、
ほかにも静かな銃はいっぱいあるのですが、私がコレにこだわる理由は
「セミオートユニットだから」
なのです。
ボルトアクションは一発発射した後、次の射撃に備えてボルトを操作します。
その時、体制によっては一度スコープから目を離してしまうこともあります。
しかしこのコクサイユニットの場合は、
スコープを除いたまま第2・3・4弾を発射できるのです。
私の哲学書でもある「the EDGE」第1巻 3話目の中で、
主人公の御子神はこういっています。
次はこのSR-16を用いて、発射音比較を行います。
・・・続くのデス。