開封した・・・
(;´・ω・)
それでは幻のモデルガン
頑住吉
プレッシンピストルの
レビューをいたします。
■外観■
これは少ない文献の中でも
概ね触れられている通り
「ホチキス」みたいな形状です。
全長も12㎝程度と、
確かにデスクのホチキスを
連想しますね。
■刻印■
フレーム右側には「CAL32」の刻印
前出記事にも記載しましたが、
32ACP(7.65×17㎜)ではなく
専用弾(7.65×15㎜)だそうです。
ケースが2㎜短く、
中の装薬も32ACPの量より少ないらしい。
続いて左側の刻印は
こうなっている
プレッシンピストルの製造メーカーである
Llama社(リャマ)はスペインの企業ですので、
刻印もスペイン語です
Pistola PRESSIN
と彫られています。
こちらは英語表記
Made in Spain
こうして間近で見ると
感動もひとしおです。
何せこの頑住吉プレッシンピストルは
余りの希少性でレビューがほとんどなく、
発売時の宣伝記事としてアームズマガジン
1998年9月号でその姿を見るのみです。
実銃はスペイン語の嵐・・・
(;´・ω・)
■セイフティボタン■
ココにある赤い丸は
セイフティボタンです。
レミントンM1100・M870と同じで、
飛び出している時は安全状態
引っ込んでいる時は発射可能です。
■フィンガーレスト■
銃口の近くに隆起した場所があります。
これはフロントサイトではなく、
フィンガーレストだそうです。
発砲時の握り方はこうなのですが、
その際、マズルの方に親指が出ないよう、
ココに載せる・・・だそうです。
2連水平のバレル。
発射時のガスで火傷をしないよう
親指を後ろにするための形状。
横からのフィンガーレストのビュー。
なるほどね・・・( ・∀・)
■トリガー■
赤い丸のボタンとワニの背中みたいな
突起の場所・・・これがトリガー。
後方から見るとこうなります。
ワニの背中の右側に突起がアリマス。
これを左から右に押すとセイフティが効き
安全状態となりマス。
今は右から左に押して飛び出しているので
発射可能状態です。
セイフティ解除ボタンは本体と同じ色。
確かに両方赤だと紛らわしいですからね。
銃口側のビュー。
上下逆において撮影していますが、
中々見ることのできない角度ですので
じっくり見てみましょう。
(;・∀・)じぃ~っ
■マズル■
この銃は2連水平バレルです。
ライフリングが再現されており、
リアルな形状ですが、銃口は完全閉鎖です。
■スライド■
この銃の弾込めは変わっていまして
まずは後部のパーツを押し下げます。
セミオートでいうならば
スライドストップでしょう。
Made in Spainの後ろのパーツを下に下げる
するとスライドのロックが外れて
後ろに脱着できます。
「水平2連中」だと、中折れ式になっていて
薬室にアクセスできますが、このプレッシンは
スライドを手で後ろに下げて、チャンバーへ直接
弾を装填します。
スライドを外したら
こんな景色・・・
スライドの中にはストライカーが2本
トリガーは浅く握って1発目
深く握ると2発目を発射します。
そのためシアのかかる位置が少し
左右で異なります。
なおこの頑住吉プレッシンの嬉しいところ
32ACPのダミーカートが2発入ってるトコ
( ・ω・)ノ ▲ ▲ 嬉しい。
更に嬉しいのが、コレ実弾ダミーカート♫
プライマーは取り外されてマスが、
刻印も32AUTOとなってる
スライドを押し込んで元の位置に戻し、
発射準備完了となりマス。
現在セイフティボタンがONです。
赤いボタンを押し込んで、
発射可能状態へ・・・。
1発目を撃ったところ
手の中でファイヤリングピンが前進した
カチッという音がします。
続いて2発目を撃ち込んだところ
1発目よりも深くトリガーが沈みます。
頑住吉プレッシンピストルは
弾を発射する機構が無い点を除けば
実銃と全く同じ操作が出来るという
素晴らしい再現性を持っています。
以前より、ブログで
【考察:物語と銃】は様々なシリーズで
記事を書くつもりでしたが、
このプレッシンは諦めていたのです。
しかしこうしてひょんなことから
手に入れることが出来ましたので、
記録を残すという意味でも、
そして私自身が御子神に少しでも
シンクロしたいので・・・
デイビスに刃を折られた
偽装バタフライナイフの再現
( ・ω・)ノ”””
しばらくガンロッカーに
この状態で飾っておこうと思います。
で、続いては、おそらく
「世界初」になるカモです。
このLlama Pressinを
日本語で解説する動画です。
頑住吉のプレッシンピストルを用いて
作動の様子などをご覧頂きますよ。
続くのだー
(*・ω・)ノ