突然ですが、
こちらのパーツをご覧ください。
これは・・・何でしょうか
(。´・ω・)?
これは・・・ですね。
どん
マルゼン デタッチャブルガスタンク
M870・M1100用
なのデス。
何ゆえにこんなものを今日は?
今日はこのデタッチャブルガスタンクの
ガス漏れ修理を行います。
今回、久々にガンロッカーから取り出した
マルゼンM1100のデタッチャブルタンクが
ガス漏れしておりましたので修理を・・・
と思ったのですが、ここでふと・・・
(もしかすると、お手持ちのM870・M1100で
ガス漏れしてしまいお困りの方がいるカモ)
と、思った次第です。
その方法・手順を解説しながら
皆さんに修理方法をご紹介いたします。
このガスタンクは予備品としての製造が少なく
市場でもかなり品薄になっています。
また一部の悪質ユーザーによる買い占め問題や
高額転売などが発生していることもあり、
こうした希少パーツは狙い撃ちされることが
非常に多いデス。
そのため一度ガス漏れを起こしてしまい
新しいタンクを求めても中々手に入らず
困っている人のために、今回はガス漏れ修理を
記事にシテご覧頂くのでアリマス。
マルゼン デタッチャブルタンクの
ガス漏れでお困りの皆さん!
決してガス漏れは怖くない!
ものの数分・数百円で直せるのデス!
ガス漏れ
修理だ
ワショーイ
(/・ω・)/
①ピン2本を抜く
ガスタンクの下部に2本のピンが入っています。
これを引き抜きます。
このピンを細いドライバーまたは
ピンポンチで叩いて引き抜きます。
上からたたくと、下に抜けていきます。
この状態になったらペンチなどで挟んで
タンクから引き抜きましょう。
②底部プレートの取外し(参考)
ドライバーで指したココ・・・
今回のガス漏れ修理とは無関係な箇所ですが
参考までに分解の手順を・・・。
まずは底部のネジを4本外します。
使用するドライバー類については
メガネや時計用の精密工具がイイでしょう。
ネジを全部外した後
プレートを脱着しますが、この時
スプリングの紛失に注意。
プレートを取外した処。
裏にはラッチのスプリングがあります。
プレートを取外したガスタンクを
下から見たところ。
注入バルブからのガス漏れであれば
ここからバルブレンチでバルブを取り出し、
交換で終了となりマスが、今回のガス漏れは
タンク底部からの漏れでありました。
もう一つ奥まで分解していきます。
ガスタンクの底部を引き抜きます。
ガス漏れ箇所はドライバーで指したココ。
パッキンが痩せてしまい、ココの隙間から
スローなガス漏れが発生していたのデス。
というわけで古いグリスをふき取り
シリコンシーリングで密着性を高めます。
そして・・・
ガス漏れの原因はその密着箇所全体にあり・・・
ドライバーで指したこの部分も
古いグリスが付着しているのでふき取ったあと
シリコンシーリングで密閉力を上げます。
タンクをふき取った後。
古くなって黄変したグリス・・・
お疲れさん・・・。
そして問題のガスタンク底部
ココも入念にふき取りを・・・
ココもグリスは黄変していた・・・
おつかれさんだったね・・・
そしてワタシのガス漏れ修理にて
いつも大活躍と言えば・・・コレ
どん
バスボンドQ
こいつは本当にいい製品です。
今から1年前、万SAI堂郡山店で購入した
ガス漏れカーニバルのKSC M93Rは
これで見事にガス漏れを修理したわけですが、
何とあの時の記事のバスボンドQなんですよコレ。
つまりあれから何本もガス漏れ修理したけど
まだ1本使い切っていない。
KSC M93R・・・4本くらい
WA DE44・・・3本くらい
マルイ M1911・・・3本くらい
マルゼン P38・・・3本くらい
マルゼン M93R・・・3本くらい
WA ヤティマチック・・・3挺
WA M1911・・・3本くらい
こんなに直したんだよ。
しかもコレ近所のホームセンターで¥398くらい。
まだ半分近く残ってる。
素晴らしいぜ
バスボンドQ
では次・・・
そのバスボンドQをガスタンク底部の
張り合わせ面に塗っていきます。
なお、バスボンドQを塗った後は
純正のパッキンを再利用します。
ガスタンク本体側の張り合わせ部にも
バスボンドQをタップリ塗りマス。
あまってはみ出して来たら
ティッシュでキレイに拭きとりましょう。
そして分解とは逆の手順で
タンクを組み立てていく・・・
出来た。
ちょっとあっさりしている記事ですが、
お手持ちのデタッチャブルタンクがガス漏れして
お困りの皆さん!
ガス漏れは怖くありません!
貴重なデタッチャブルタンクです。
みんなで大切に使いましょう!