前出記事でチャンバーパッキンの交換を
お目に掛けました。
HOPシステムに手を入れる前に
スムーズな給弾そして適正な抜弾抵抗を得て
初めてHOPも適正にかけることが出来ます。
純正のHOPパッキンは非常に分厚く、
バレルの中で視認できるほど出ている。
そこでこんなパーツを用いて
HOPを弱めます。
パイソン・M19用純正V-HOPパッキン
こいつはもう市中にパーツ単体としては
殆ど残っておらず、入手が難しいです。
幸いワタシはマルイが製造終了する前に
偶々まとめ買いをしていたので、
まだ何個か在庫があります。
それを使用してHOPの改善を行います。
まずはバレルの取り外しから。
アウターバレルは前方から刺さっており、
画像の個所をピンポンチで叩いて抜きます。
ピンが抜けるとアウターバレルが
前方に抜けてまいります。
つづいてインナーバレルを覆っている
真鍮のバレルジャケットを緩めて外します。
正ねじ方向です。
真鍮のバレルジャケットが外れたら
バレルを後方に押し出します。
なおこの時Oリングが外れるので
紛失注意でアリマス。
ここまで分解できました。
いよいよインナーバレルの取り出しです。
ここにとても小さなイモネジがあります。
マイナスで取り外します。
イモネジ取れました。
なおこのイモネジは全長5㎜にも満たないくらい
非常に短くて小さい。紛失注意です。
左:マルイVパッキン 右:タナカ純正
早速純正パッキンを外して
マルイV-HOPを取り付けてみる・・・
すると・・・
装着完了。
キレイにV型となっている。
銃口側から見たところ。
キレイにVが見えます。
なおペガサスリボルバーは
ハンマーが落ちた時、シリンダーが
この画像のように適正な位置で止まるように
調整をしないと、直進弾道は得られません。
個体によってはズレている銃もあるので
要注意です。
ゴーグルを掛けてから銃を前方から覗き、
シリンダーの停止位置とバレルの位置を
確認します。
あとは分解と逆の手順で
部品を元に戻していきます。
出来上がりました。
・HOPパッキン
・放出バルブOリング
・チャンバーパッキン
この3点を改良した
S&W M49ボディーガード。
後ほど屋外レンジで遠射性能を見てみましょう。