「シルバー」
「ステンレス」
光物ブームの時は
毎日ずっとこの検索ワードで
オークションサイトやフリマサイトを
食い入るように見ていた私。
おかげで
「お!これいいじゃん!」
( ・∀・) ♪
「やや!これは素晴らしい銃だ!」
♬ (・∀・ )
気が付くと部屋の中は銀ピカデス。
ガンロッカーに入りきらなくなり、
とうとうガンロッカーとは反対の
壁一面は光物コーナーになった。
(;´・ω・)
そして次に目について
手に取った銃は・・・これでシタ。
どん
コクサイ コルトパイソン
ガスリボルバー 6インチ
COLT PYTHON 357MAGNUM
です。
というわけで
今日の記事ではコクサイパイソンを
レビューいたしましょう。
コクサーイ
ステンレース
ワショーイ
(/・ω・)/
■初めに・・・■
見てクダサイヨ
このキレイなヘアライン仕上げの
メッキ・・・。
驚くなかれ
この個体は既に発売から
30年以上が経過しているのデス。
にもかかわらず、この輝き
すごいでしょう。。。
当時、メーカーのコクサイは
「リボルバーのコクサイ」と異名を取り
それはそれは素晴らしい仕上げの
リボルバーを多数世に送り出しまシタ。
モデルガン・ガスガンと多岐に渡り、
特にモデルガンのラインナップについて、
S&Wのリボルバーは
J・K・L・Nの各フレームを網羅。
コルト社も
・ローマン
・トルーパー
・パイソン
その他、スーパーブラックホークといった
シングルアクションリボルバーも
販売ラインナップに加わっていました。
残念ながら工場の火災という
大きなトラブルに見舞われてしまい
コクサイ自体はトイガンから撤退。
金型はサンプロが引き継いで
「コクサイ」の名を冠したブランドで
発売は継続しておりましたが、
それも数年前に終了いたしまシタ。
惜しいメーカーをなくしました。
(;´・ω・)
■外観■
先日の記事もシルバーのパイソンでしたが
こちらは元からリアルカートモデルであり、
モデルガンメーカーでもあったコクサイが
その技術力を注ぎ製作したガスリボルバー
表面仕上げ
カチッとしたアクション
発射性能重視のマルイとは異なり
よりリアルな実銃に近いテイストを
我々消費者に届けてくれました。
後ほど動画でもご覧いただきますが、
静止画だけでは中々この質感が
伝わらないと思うので、
こうしてレビューしながらちょっと
じれったい感じがします。
■フロントサイト■
マルイのパイソンとは異なり
こちらにはレッドランプがアリマス。
こうした部分の再現性が素晴らしいデス。
■リアサイト■
上下左右フルアジャスタブルの
リアサイトですが・・・
この個体も・・・
リアサイト基部の破損による浮き
(;´・ω・)
初めて買った個体も
中古でゲットした3インチも
第7章幕開けの4インチシルバーも
そしてこの6インチシルバーも
全てに例外なくこの症状。
■刻印■
PYTHON357の刻印
おっと、こっちはマルイと違う。
サイドプレートのお馬さんは同じだが、
トリガーガード前後に謎のマークが。
これはおそらく製造ロットだったり、
パーツの製造工場IDだったりと、
色々な意味があるのだと思うのデスが
この手の小さな刻印類はトイガン化において
デフォルメされてしまうことが多々ありマス。
しかしさすがリボルバーのコクサイと
異名を取っただけのことはありマス。
こういうところにもしっかり手が入ってます。
バレル右側の刻印です。
これはマルイと同一でシタ。
マルイと文字は同じだけど
フォントが少し異なるのカナ?
あと、ここもポイントですな・・・ココ
ASGKの刻印。
あるロット以降からはここの刻印が
JASGとなっています。
つまりASGK刻印があるという事は
このモデルはかなり古いロットであると
いう事を表しているのでアリマス。
■トリガー■
縦に溝が切られており、
トリガーを引きやすいよう、
滑りづらくなっております。
■ハンマー■
これも実銃により近づけた造形で
雰囲気を醸し出しています。
なおマニュアルセイフティが搭載されて
ハンマー後部のラッチを前進させると
ハンマーコックが出来なくなりマス。
実銃のS&Wでは2000年代以降となりマスが
コルトでは先行してファイヤリングピンの
ボディー側搭載というのは行われていて
ハンマーコックするとこのように
ファイヤリングピンのない真っ平な
カタチをしております。
ファイヤリングピンはボディー側に。
■グリップ■
この銃のグリップは元々木グリ風の
樹脂製グリップでシタ。
実はこの光物ブームの頃
銀ピカ + ラバーグリップ
というモノトーンがマイブームとなり
このグリップは3インチモデルに
純正装着されていたものを
シルバーに付け替えました。
deltaelite-10mmauto.hatenablog.com
このグリップと着せ替え交換しました。
そうそうこのグリップ・・・
思い切りパックマイヤーと
グリッパーの文字が入ってるの。
ほらね・・・
(;´・ω・)
商標登録っていうのかな?
コレ・・・イイのカナ?
パックマイヤー側からライセンスを受けて
作っているのならば問題ないけど
アバウトな時代の製品だからなぁ・・・
■マズル■
マルイパイソンはマズルパーツが別構成で
銃口からインナーバレルを組み込む
特殊なつくりをしており、若干見栄えについては
コクサイに譲りマスね。
どうですか?
ガスリボルバーとはいえ、
素晴らしい仕上げです。
■シリンダー■
ガス式パイソンのシリンダーには
初期型・中期型・後期型を問わず
全てインサートが入ってます。
先端の弾頭部分がゴム製のため
スピードリロードには不向きで
やさしい装填が求められます。
■HOPUPシステム■
コクサイのHOPUPシステム
「スナイピングシステム」搭載です。
しかしこのHOP・・・
ものすごく天を衝くような弾道が
印象的です。
■エジェクター■
マルイパイソンでは動きませんでしたが
コクサイのはバッチリ動きます。
またエキストラクターの中心・・・
よく見てクダサイ。
ココもマルイと違い実銃に近い造形。
後方のピンがしっかりとシリンダーを保持
■フォーシングコーン■
ケースとして非常に少ない例ですが
もしコクサイリボルバーの中古品を
店頭などでお買い求めの場合は、
この部分に脱落や割れ・破損がないか
見ておいた方がいいデス。
■カートリッジ■
インサート入りシリンダーのため
先端がゴムのカートリッジデス。
というわけで、次の記事では
コクサイのパイソンを撃ちます。
コクサイパイソンの
記事はつづくよ
(;´・ω・)