マルシンM629GALAXY
(ギャラクシー)
バレルウェイトを装着した
特別なM629でアリマス。
先日の記事では書ききれなかった
本銃の機構や形状等、引き続き
レビューしてまいります。
■フロントサイト■
レッドインサートの入った
視認性の高いサイトが再現されています
形状から察するに命中精度を高める
そんな目的を感じられますので、
こうした細部も手が入ると
辻褄が合う気がしますね。
■リアサイト■
オーソドックスな形状で
上下左右調整が可能。
銀色のボディに黒のサイトが
いいアクセントになっています。
なおタナカワークスとは異なり、
マルシンのリアサイトには
白いペイントはありません。
令和版クラシックも同様です。
■エイムビュー■
構えた射手からは
このように映ります。
照門に白いペイントがないので、
ちょっと合わせづらい・・・カナ。
(;´・ω・)
逆にフロントサイトには
レッドインサートがあるので、
視認性は抜群デス。
■刻印■
バレルウェイトには刻印がなく、
フレームにわずかに刻まれる程度です。
左側面フレームにはASGK
近年ここがMADE IN USAなのは、
実銃メーカーの公式ライセンスを取得
もしくは公認モデルでないと、
同じ刻印にはできないようです。
パテント保護に対する動きの後は
ここをデフォルメした刻印が多かったですが、
このギャラクシーの発売時期は昭和の終わり
まだまだパテント保護に関する取り組みが
比較的緩やかだった時代なので、
ここはガッツリUSAとなっています。
ここは若干デフォルメされた刻印。
マルシン製であることが刻まれています。
■ハンマー■
平成・令和版のXカートリッジ仕様は
銀色のハンマーですが、
こ時代のM629はブラックのハンマー。
M29とそのまま共用していたようですね。
■セイフティ■
実銃にはない機構として、
マニュアルセイフティがあります。
※2000年以降は実銃にもある※
トイガンについては、ハンマー後方。
ココのラッチを前進させると
ハンマーの動きがロックされます。
■トリガー■
セミワイドタイプとなっており、
ハンマー同様、こちらもブラックです。
平成・令和版Xカートリッジ仕様は
ハンマー・トリガーともシルバーでした。
■グリップ■
黒のパックマイヤーノンメダリオン風を
再現しているようです。
材質は樹脂でアリマス。
マルシンM29/629は時代によって
若干仕様が異なり。
Ⅰ:初期型(貫通シリンダー・ABS)
Ⅱ:中期型(インサート有・HW)
Ⅲ:ブリスターパック(中期型の廉価版)
Ⅳ:MAXIシリーズ(インサート有)
Ⅴ:Xカートリッジ(貫通シリンダー)
Ⅵ:カッパーヘッド仕様☆現行☆
となっていて、リヴィジョンでいうと、
このギャラクシーはⅡの時期に当たります。
この形状のグリップを標準装備なのは
M629でもⅡのリヴィジョンのみです。
実はこのグリップ、とても握りやすく
以前ワタシはある銃のカスタムに用いました
どん
マルシン
S&W M29クラシック改4inch
あぶない刑事 トオルのマグナム。
本当は劇中で使われていたのは
ラウンドバットのメダリオン有なんですが
まあ、これでも雰囲気は出るので、
持参する予定でございます。
マルシンの現代M29/629は
オーバースクエアタイプか
フィンガーチャンネル付きの木グリ
この2種類がチョイスできますが、
小加工を行えば、このスリムな
グリップも装着可能でございます。
■シリンダー■
まだメッキもきれいな状態です。
特に何も手入れしてこなかったので
今回のレビューに際し、
シリコンオイルで拭き上げました。
Ⅱ~Ⅳ期ころまで主流だった
インサート入りシリンダー。
リアルさに欠ける
カートが装てんしづらい
そういったデメリットもありますが、
BB弾を後方保持できることや
シリンダーの中でバレル長を稼げる点は
ガスリボルバーにとっては大きなメリットデス。
■カートリッジ■
Ⅱ・Ⅲ期のものは、
空薬莢風のカートリッジで、
BB弾は後方にセットします。
プライマーブレッド式です。
細かい点でいいますと、Xカートとは
シリンダー前面の形状が少し異なります
それに付随して、フォーシングコーンも
形状が異なっています。
書くことがたくさん
伝えたいことがいっぱいある
M629GALAXY
次は内部メカに関するお話だよ
ギャラクシー
続くしー
(;´・ω・)