さて、今回は比較記事デス。
連日記事にしているタナカワークス
S&W M629をある銃と比較して
その違いを徹底分析しましょう。
ヒカーーク
ステンレース
ワショーイ
(/・ω・)/
と、声高にワショーイはいいですが、
一体何と比較するか・・・
答えはこれです。
ドン
左:M629クラシック
右:M629
この2挺デス。
ワタクシ実銃のことは詳しくないですが
以前YouTubeでDaijiro357さんが
レビューしていたM629はクラシックで
氏の解説によると比較的新しいものと
思えました。
なので
M29・・・古いもの
クラシック・・・新しいもの
という認識をしていたのですが、
2022年現在、S&W社の公式HPを見ると
スタンダードのM629はありますが、
クラシックはHPに記載がナイ。
それどころかM610という
ステンレスボディに10㎜AUTOという
リボルバーがあることがわかりまシタ。
と、いずれにせよこの2挺は
兄弟銃であることには違いないので、
どこがどう違うのかを徹底比較します。
■マズルの違い■
アンダーラグの有無からくる
バレル形状の違いは
マズルフェイスにも表れます。
やはりクラシックのほうが
重厚感を感じる形状であるものの、
スタンダードのM629もシャープで
カッコいい。
■アウターバレル■
ワタシより上の世代はやはり西部警察
寺尾聰さん演じた松田刑事・・・
リキの使用していたマグナムによる
影響から、このバレルが好きという人が
多いと思います。
以前「リキのマグナムを作ろう」で
マルシン製クラシックを作り変え、
スタンダードなバレルにした時も、
比較的年齢層の高い方々から
好意的なコメントを多く頂戴しました。
スッキリとしていてシャープな
細身のバレルが特長的デス。
続いてクラシックタイプ。
ワタシはこちらのほうが好みですが、
・パイソン
・M586
といった、アンダーラグ付リボルバーを
使用する登場人物がいるドラマや漫画など
その影響で考えると、CITYHUNTERや
あぶない刑事といった作品が好きな方は
こちらがいいという人が多いかもデス。
■刻印■
スタンダードなM629は
ゴシックタイプのフォントで
SMITH & WESSON と
記載をされています。
対してクラシックの方はというと
このようにフォントが異なります。
書体はなんていうんでしょうね?
文字にも厚みがあり、
重厚感のあるバレルにはピッタリです。
■フロントサイト■
こちらはスタンダードのM629
フロントサイトは同じじゃないのか?と
見過ごしそうになりましたが、
実は・・・
こちらはクラシック。
実はクラシックの方がサイトが大きいのデス。
よく見るとサイトを乗せている土台の
大きさが異なるのデス。
これはよく見ないと見落としてしまいますね。
■リアサイト■
こちらはスタンダードM629
サイトの前方はスクエアになっています。
対してクラシックは前方がオーバル。
よく見るとフレームは同じですが、
サイト形状とサイト前方の仕上が
若干異なりますね。
■トリガー■
スタンダードM629はワイドトリガー
グルーブの入ったトリガーです
クラシックはセミワイドでグルーブは無し
滑らかな表面仕上げとなっています。
■ハンマー■
ワイドな仕上のハンマーです。
クラシックもワイドなハンマー
という事は・・・
クラシックはセミワイドかと思ったけど
ひょっとしてワイドハンマー??
2挺並べてみる。
あれれ??なんかスタンダードのほうが
バレル長くないか???
そんなことはナイか(笑)
これは目の錯覚ってやつでしたね。
というわけで、
スタンダードとクラシックの
比較記事でした。
次はちょっと箸休め記事。
スピードローダーに関する
お話をさせていただきます。