DT10mmAUTOの日記

エアガン・サバゲー関連の記事が中心です

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オークションでお取引した方より・・・

今ではオークションサイトや

フリマサイトというものも、

生活に密着したものとして認知され

多くの人に利用されているのですが、

最近では「匿名取引」といって、

出品者と落札(購入)者各々が、

相手方の住所や名前を知らせずに

取引ができるシステムとなっております。

 

 

 

しかし匿名取引以前は、

相手方のご住所・お名前・電話番号と

必要な情報として取り扱い、

品物・商品の受け渡しや

支払いのための入金などを行っていました。

 

 

取引を通じて相手方の所在が

偶々ご近所だったなんてことも

しばしばありまシタ。

 

 

 

実は今回の記事はそんな

「ご近所さん」から頂戴した

とある貴重な資料のお話でございます。

 

 

 

 

このご近所さんは同じ地域に住む方で、

取引は過去何度も行っていました。

偶々ご出品がワタシの趣向にあっており

今回はアサヒFNCの100連マガジンを

取引いたしまシタ。

 

 

 

 

そして取引ナビで会話をやりとりするうち

「こんなものもありますが、

 ご興味ありますか?

 もしよろしければお譲りします」

とのお申し出がありまシタ。

 

 

ワタシは即答でハイと答え、

数日後・・・そのブツが届いた。

 

 

そのブツとは・・・

 

 

 

どん

 

 

 

 

 

 

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シェリ

ハイランダーマグナム

取扱説明書

 

 

 

 

これは大変貴重ですよ!

何せ本銃実物を見たという人は

行きつけガンショップの店長くらい。

要するに暗黒時代を知っていて

且つ相当ハイレベルなゲーマー以外

目にすることはなかったと思います。

 

 

というわけで今回は

お譲りいただいたハイランダーマグナムの

説明書を紐解いていきます。

 

 

シェリーフ

ハイランダー

ワショーイ

(/・ω・)/

 

 

 

 

 

■初めに・・・■f:id:DELTAELITE-10mmAUTO:20220801001203j:image

 

 

若いシューター・サバゲーマー

もしくはゲーマーさんたちからすると

「コレWA2000だよね?」という声が

聞こえてくると思います。

 

 

この銃は1991年に発売されたもので、

当時国内ではWA2000という銃は

あまり認知されておりませんでした。

 

 

 

またWA2000はセミオートオンリーですが

このハイランダーマグナムはその逆

フルオートオンリーだったのデス。

 

 

実は2年以上前に記事にしていましたが

残念ながらインナーバレル欠損で

発砲には至っていません。

 

 

 

deltaelite-10mmauto.hatenablog.com

 

deltaelite-10mmauto.hatenablog.com

 

deltaelite-10mmauto.hatenablog.com

 

 

インナーバレルが中々見つからず、

まだまだ復活させるまで時間が掛かりそうで

それまでの間は、説明書を見ながら

忍耐の日々なのでアリマス。

 

 

 

 

 

 

■表紙■
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このフォント・・・

いかにもワープロで作りまシタという感じ。

ワードじゃない・・・ワープロ

 

若い人たちにはわからないでしょう。

ワープロ・・・

 

 

 

■コンテンツ■
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ページをめくると、これでもかという

活字攻めにあいます。

 


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やはりフォントが気になる。

そしてサヴァイバルゲームという表記。

 

 

こだわりが感じられる・・・。

 

 

 

続いて操作方法に関する言及。

 

 

 


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使い方は何となくわかってたけど

セイフティの事、これで分かった。

一体何の部品なのかさっぱり判らなかったが

これではっきりした。

 

 

 



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続いて細かい操作に関する説明がツラツラと

 

このシェリフ ハイランダーマグナムの

チョッと変わった機構として、

可変トリガーストロークが搭載されており

銃前方のネジを回して調整するようです。

 

 

 

 


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次にユニットに関する情報がありました。

ユニット内のグリスが硬いこと、

低圧からほぼ100%の出力を得られること

そういった記載があります。

 

 

 


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ブラッシュバレルという

見慣れない単語が躍っている。

どうやらこれはHOPバレルのことらしい。

 

 

更に文献を読み進めると、

シェリフは「LRB(LongRangeBarrel)」という

独自機構のHOPシステムを開発しており

まだHOPが社外品だった時代、

MGCやWA、グンゼといった

メーカー向けのHOPバレルを

発売していました。

 

 

それだけではない

何とマルイ電動ガン(初期HOP無し)用も

ラインナップがあったのデス。

 

 

なおこのハイランダーマグナムは

LRBではなく、モリオカ式と呼ばれる

OリングによるHOPだった模様です。

 

 

なお余談ですが、ハイランダーマグナム

発売時である1991年は、ワタシが

テクニカにスーパーXを持ち込んで

カスタムした年でもあり、

HOPバレル「とんだ君」も

バレル基部にセットされたOリングで

HOPが掛かり遠射が可能となっていました。

 

 

 

続いてイラストによる解説デス。

 

 


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トイテックキャリコとは装弾方式が異なるので

装弾数1000発といっても1チャージ37発を

何度もチャージングレバーで装填するので

実質多弾マグと同じですよね。

 

 

 

とはいえゼンマイではなく

チャージングハンドルによる装填なので

リアル感は多少あった気がします。

 

 


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続いて雑誌の特集をコピーしたものを

拝見しました。

 

 


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おっと・・・フォントに関する言及が・・・

やはりワープロによるフォントのようです。

 

しかも年齢層の高い方々がユーザー層・・・

 

 

 

ホンマかいな

(関西風)

 

 

 

 


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思い切ったデザイン

G11のような直線基調・・・

 

 

言いたいことはわかるがね、

これはどう見てもWA2000をベースに

デザインされているでしょうよ。

 

 

 

 


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その他、当時の雑誌の特集だと思いますが

これもコピーでいただきました。

貴重な資料ですので読ませていただきます。

 

 

 

というわけで、

今回の記事は、ご近所さんからいただいた

シェリフ ハイランダーマグナムの

説明書についてでした