過去にはこんな動画も取っていました。
記事を書き終えて
このM629を仕舞おうとしたとき
(・・・。)
(・・・イケる)
(今なら・・・直せるッ)
何だかそんな気がしてきたのデス。
そこで銃を仕舞わず
工具を取り出しまシタ。
真夜中の修理・・・開始っ!
マヨナーカ
シューリー
ワショーイ
(/・ω・)/
ガスリボルバーはフレーム内に
放出バルブ・ガスルート・ハンマー系統
そしてトリガー系統のパーツが入っており
まずはサイドプレートを取り外します。
参考までにS&Wは銃の右側に、
コルトは左側についています。
①カートリッジ取出し
え?こんな初歩から手順解説?
そんな・・・と思うなかれデス。
事故やケガというのは、
そういったところから生まれるものデス。
実はこの記事を書いている本日、
晴天で社内が高温になり、
乗用車に置きっぱなしにしていた
S&Wのレンジバッグの中で、
ガスボンベが・・・爆発しました。
幸いレンジバッグの中での爆発で
さほど被害は出ませんでしたが、
それでもバッグを突き抜けたボンベが
社内に散らばっていました・・・。
あとで片付ければいいやと
昨日放置したことが原因です。
ですので、凡事徹底でアリマス。
②シリンダー取外し
トリガーの上にある
このスクリューを抜いて
シリンダーを取り外します。
こんなふうに外れます。
スクリューを外した後、
スイングアウトして前方にスポッと抜いて
取り外しします。
③グリップの取外し
グリップスクリューを外します。
そうするとグリップは取れます。
なおモデルガンやペガサスとは異なり、
リアルカート式ガスリボルバーは
左右からスクリューが入っているモノが
殆どなので、両方外してください。
※今回は全分解不要なので、
左側は外さなくても結構です※
グリップが外れました。
次はいよいよ本丸のサイドプレートです。
④サイドプレート取外し
これはメーカーによりマチマチですが
コクサイのM629ガスリボルバーは
3か所のスクリューで固定されてます。
スクリューを3か所抜いた後、
隙間にマイナスを突っ込んで、
サイドプレートを少しずつ持ち上げます。
するとこのようにトリガー・ハンマー、
リバウンドスプリングなどが見えます。
初めて分解にチャレンジする人は
分解前に平たいケータイで
画像をたくさん撮影した方がいいデス。
もし撮り忘れた又はすでに分解しちゃった
そんな人は上の画像を参考にしてみてください。
↑ はサイドプレートの裏側の画像。
サイドプレートが何故重要パーツかというと
ガスルートが備わっていることが多いからです。
生ガス噴射を繰り返したり、
銃に衝撃を与えてしまったり、
打ち所が悪いと、即廃棄なんて事も・・・
まさに「打ち所が・・・」なのデス。
⑤内部パーツの確認
まずはハンマーの正常な停止位置の確認。
完全にダウンし切る前で止まっていますが
これで正常です。
ハンマーが落ち切った瞬間イコール
放出バルブを叩く瞬間なので、
ハンマーが少し戻っているこの状態が正解
放出バルブとノッカーの状態。
これも放出バルブが上方に突き出して
停止している状態が正解。
発射のプロセスを確認すると・・・
まずはこの状態から・・・
ハンマーをコックする・・・
↑ 画像中心にあるパーツが
バルブノッカーといって、
ハンマーの動きに連動して
放出バルブを瞬間的に叩くパーツです。
ハンマー左下のアールがノッカーを押し
ノッカーがシーソーとなり、バルブを押す。
↑
ノッカーがバルブを押す前
ノッカーがバルブを押した状態
↓
パーツの動きは問題ないな
一体なぜガスが出ないのだ?
(;・∀・)
放出バルブが動かないのか?
ドライバーで押し込むと・・・動く。
さてさて・・・
故障の原因は・・・
次の記事に続く
(;・∀・)