初速計測の準備をしようと
ガスを注入したその瞬間・・・
ぶしゅ~っ
そうです。ガス漏れです。
実はこのスマイソン・・・
ガス漏れさせたまま放置していたことを
すっかり忘れていまシタ。
今はガス漏れ修理の技術を得たので
ササっと直してしまうのですが、
2017年頃はまだまだあんな粗削りな
カスタムしかできないお年頃でしたので
ガス漏れ=この世の果てという感覚でシタ
さて、いい機会なので
ガス漏れ修理もやっちゃいましょう!
なお・・・
今回はガスリボルバー
どこからどう漏れているのか
調査する必要がアリマス。
実はブシューと音がした時、
注入口からは音が聞こえず、
かつサイドプレートにも冷えがナイ
症状として不可解であったため
銃を分解して様子を見てみます。
今回の記事ではM66の分解を
途中までとなりますが解説しながら
下記進めてまいりましょう。
同様の症状でお困りの方への
お役立ち記事となれば幸甚です。
①グリップ取り外し
実銃に構造が近いモデルガンやペガサスは
グリップスクリューが貫通していて
1本であることがフツーなのですが、
ガスタンクを持つリボルバーは
左右からビス留めとなっています。
まずは右のグリップを外しまシタ。
グリップ内には重量バランスをとるための
錘が入っています。
マルイさんの銃はコルトウッズマンを始め
数多く手に取らせていただきましたが、
こうした重量バランスに関する工夫も
ワタシたちファンにはうれしいです。
②サイドプレート脱着
これは一般的なガスリボルバーと
ほぼ同じ手順・手法なのですが
・シリンダーを止めるスクリュー
・サイドプレートを止めるスクリュー
この2種類をすべて外していきます。
スクリューを外し終えたら
フレームとサイドプレートの隙間に
マイナスを挿入してゆっくり持ち上げます
この時雑に持ち上げると、
内部のパーツが飛び散ってしまい、
最悪、パーツ紛失などに繋がりマス。
ガスリボルバーはアナログ時計のように
パーツが精巧に組み上げられているので
オートより慎重に扱います。
③内部機構の撮影
分解に着手する前に
内部の様子を平たいケータイでパチリ
今回、M66は初めて分解するので
構造が不明にならないよう、
予め画像に残しておき、
これを説明書代わりにして
組み立てていきます。
これから銃の分解調整にチャレンジする人や
初めて分解する銃の時は必須です♪
ぜひ行ってください。
(*・ω・)ノ
そしてガスリボルバーあるある
実銃には存在しない
あるパーツの取り出し。
ピンセットでつまみ上げる何か・・・。
これはマニュアルセイフティの
パーツでアリマス。
マルシンやマルイのガスリボルバーには
本来であれば実銃に存在しない
マニュアルセイフティがアリマス。
サイドプレートを外すと
だいたいポロっと取れるので、
コイツを忘れずに救出してアゲマス。
うわぁ・・・めっちゃ精密。
ガス漏れの箇所によっては
かなり分解組み立てが面倒だな・・・
あの盛大なガス漏れは
・ガスルートの破損
・バルブノッカーの異常
・放出バルブの異常
これらが考えられるわけですが、
それぞれの故障に応じて、
分解する度合いが異なってくる。
ちなみにこの段階で
各パーツの取付状況を見てみると
特に脱落しているところも
破損しているところもナイ。
ガスは漏れていたものの
発射までの一連の動作は正常だった。
恐らく機構的な不具合では無さそう。
さて・・・どこから漏れてやがる?
テスト用ガスを注入。
・・・すると・・・
ガス注入と同時の漏れ!
盛れている箇所も発見した!
なんと漏れていたのは放出口から!
各パーツが正常に動くにもかかわらず
ココからガスが漏れるという事は
放出バルブの異常に絞られます。
原因特定!
次はガスタンクを分解・・・するッ!
(; ・`д・´)