ガス漏れ箇所特定!
なんと放出口から!
しかも注入と同時に漏れている。
ということは
ガスタンク内の放出バルブに
何かしらの異常ありと予見できる。
まるで放出バルブが開いたまま
動かなくなっているようだ。
しかし・・・
放出バルブは本来の位置で
しっかりと止まっている。
ノッカーにも見た目、異常なし。
フッ・・・
(。-`ω-)y-゜゜゜
異常・・・判ったぜ。
原因はここサ・・・
というわけでガスタンクを
取り外しに掛ります。
今回は内部機構を触らずに
ガスタンクの取り出しだけで
修理完了となりそうデス。
なおガスタンク取り外しなので、
左側のグリップも外しておきました。
(画像撮り忘れ)
①ビス取り外し
ドライバーで指した箇所。
タンクはここでフレームに固定されており
まずはこのビスを外していきます。
ビスを緩めました。
あとはガスタンクをフレームから
取り外していきます。
②タンク取り出し
マイナスで梃子の様に持ち上げて
そっと外します。
今回はハンマー回りやトリガー周りを
分解いたしませんので、
そこがバラバラにならないように
そっとタンクを取り出します。
取り出したタンク。
今回の異常個所は・・・ココ!
放出バルブのOリング脱落
これが今回のガス漏れの原因。
バルブは正常に閉じていますが、
Oリングが外れて気密がとれておらず、
ガスを注入した瞬間そのまま
ガスルート→放出口へと流出していた。
ケースとして稀なガス漏れ原因ですが、
幸い部品交換無しで直すことが出来ます。
④放出バルブ取出し
タンク上部の真鍮部品。
これをマイナスで緩めていきます。
取り外すとこのようになっています。
スプリングがバルブを前方に押し付け
ノッカーがバルブを叩くと
わずかに開いた隙間からガスが放たれ
ガスルートを通じBB弾を発射します。
バルブを取り出しまシタ。
このようになっていたのデス。
⑤脱落Oリング再取付
見事に外れたOリング
これを本来の位置に戻し
またタンクの中に取付け致します。
正常な取付け状態。
バルブシャフトが見えます。
⑥タンクの再取付
そしてタンクをもとの位置に戻し、
あとは取り外したパーツを
逆の手順で取付していきます。
⑦パーツの再取付
サイドプレート
グリップを元に戻し、
最後にシリンダーを組んで
スクリューを締め込みます。
これで・・・よしっと!
(/・ω・)/
そして緊張の
気密テスト。
気密テストの際は、ガス缶を上向きにして
液化ガスを注入するのではなく、
気化ガスを送り込み用にしてテストします。
注入後の漏れは・・・ナイッ!
修理完了
ワショーイ
(/・ω・)/
というわけで無事元通りの
マルイM66改スマイソン
久々に撃って遊ぶことが出来るように
なりまシタ!
次の記事では初速計測を行います。