今回は
S&W
M686
です。
・・・いつもはイントロがあり
そして「どん」という効果音？の後、
銃の型式・メーカーを明かしていくのですが
今回は違う。いきなり型式から発表。
今日の記事の通り、
コイツを手に入れるに当り
銃が目当てだったのではないです。
目当てはこれでシタ。
どん
MGC S&W M686
モデルガン with ラバーグリップ
そう・・・このラバーグリップは
実銃用デイビスグリップ
K/Lフレーム用
ワショーイ
(/・ω・)/
このM686はオークションで入手。
出品されていた時、
「MGC モデルガン マグナム 本体のみ」
これだけしかタイトルに記載がなく、
画像も適当に２～３枚だけ。
説明文もそっけないものだった。
フツーだったらスルーしてしまう
ぶっきらぼうな出品ですが
思い切り目に留まったデイビスグリップ
入札者はいない・・・
イケるッ！入札ポチ！
っとなったあと、何人か入札してきたが
最後まで最高入札額を維持。
銃本体のみでカート無しとしても
妥当な額で落札することが出来ました。
そして
デイビスグリップといえば
既に絶版になって久しく、
あぶない刑事 タカ愛用銃M586の
装着グリップという事もあり、
国内では大変に高騰するアイテムです。
お目当てはグリップだったので
銃本体について、ほとんど手にも取らず
飾りっぱなしだったモノで、
ようやく第7章の記事を公開し始め
日の目を見る時が・・・来たッ！
というわけで、お目当てじゃない方の
銃本体？をレビューしましょう。
オメアーテ
ジャナーイケド
ワショーイ
(/・ω・)/
■フロントサイト■
レッドランプの入ったサイト。
やはり咄嗟に銃を構えた時にも
視認性が高いので見やすい。
射手側には反射防止セレーション。
さすが当時のトップメーカーMGC・・・
こんな部分にもしっかりと手が入っている。
■リアサイト■
モデルガンは弾が出ませんが、
当時「シューターワン」という
発火の赤外線を感知して的が倒れる
そんな画期的なシステムを用いた
シューティングマッチもあった。
とはいえそんな人は少数派で
本来、弾を射出するものではないので
サイトの調整が必要かといえば、
全く持って不要でアリマス。
しかし
このように、上下左右フルアジャスタブルで
調整が可能でございマス。
これは当時のファンとしても
うれしかったのではないでしょうか？
■刻印■
バレル左側。
こちらはSMITH＆WESSONとある。
そして右側は・・・
357MAGNUM となっています。
近年、実銃では左右反対の刻印に
なっているようで
左：S&W 357MAGNUM
右：SMITH＆WESSON
こう入っていることが
多いように見受けます。
サイドプレートにはS&Wのロゴマーク。
これは恐らくパテント云々という
所謂「大人の事情」という点に
おおらかな時代のモノなので、
まぁ・・・ね。
ココはMGCのオリジナル刻印デスね。
恐らくLフレームのM586/686専用の
刻印と見受けます。
■ハンマー■
M586/686は「Lフレーム」といって
M10/15/19といったKフレームより
一回り大きいフレームサイズになっており
強力な357マグナムの発砲に耐えうる
大きなサイズになっていますが、
グリップはKフレームと共通なので
さほど大きく感じることはありません。
故にハンマーを見ても、かなり小ぶり。
このM686は6inch且つアンダーラグ付なので
バレルの迫力に押されてハンマーが
小さく感じてしまいます。
■トリガー■
グルーブのナイタイプで、表面はツルン。
実銃だとグルーブ入りのワイドトリガーを
一日中激発していると指が痛くなるのだとか。
L/Kフレームは競技でも人気のあるフレームで
一定時間に弾数を撃ち込む競技などでは
特にそういった声が聞かれたようで
滑らかな表面をしたトリガーが多いのだとか。
ちなみにトリガーガード内には
パーティングラインが残っています。
■シリンダー■
同じ357マグナムを発射できる
M19と比較して少し肉厚なシリンダー
実銃において現代では材質工学も向上し、
7連発になっている「マグナムプラス」も
ラインナップとなっています。
現代のモデルガンはカートリッジ内に
発火機構が備わっており、
シリンダーインサートは前方に少し
備え付けられている程度なのに対し
この時代のリボルバーは
シリンダー側に発火機構・・・
デトネーターが備え付けられています。
そのため前方から見ると
まるでハローポイント弾を
装填しているかのような見栄え。
発射ガス、そしてマズルフラッシュが
キレイに前方に抜ける様、
穴が開いているのが解りますね。
ヨークの奥、フレームにSPG刻印。
さりげなくこんなところに・・・
気遣いがニクイ。
近年手に取る機会の多い、
ペガサスリボルバーやマルイの
24連発ガスリボルバーは、
エジェクターロッドがライブではなく
動きがオミットされているため
こうして手に取るのが楽しい。
実際は銃口を上に向ければ
カートリッジは自重で落下しますが
こうしたギミックもリアサイト同様に
大事なものですね。
なお発火したカートをメンテせず
発火→放置→発火を繰り返すと
カートリッジに火薬カスが着いてしまい
このエジェクターを使わないと
カートリッジが取り出せなくなる
事もあります。
そうならないよう、
発火した後もこまめなメンテナンスが
必要ですね。
というわけで今回の銃は
お目当てはなかった「じゃない方」
銃本体M686のレビューでシタ。
次の記事ではこのM686の
作動・アクションについてレビューします。
( ˘ω˘ )MGC
( ˘ω˘ )すばらC
