映画 ダーティーハリー4
森の中の射撃場のシーンで視聴者の前に
初めて姿を現した
オートマグ クリント1
正確には劇中登場のプロップガンは
あくまで撮影用のため
実銃・・・クリントワン
プロップ・・・クリントツー
なのだそうです。
あの作品の中で、休暇となったキャラハンは
昔、ある事件で救出した鉄砲鍛冶の夫婦より
その御礼としてこの特別なオートマグを
プレゼントされたと語っていまシタ。
同僚のホレスに
「なんだ?オートマグも持ってたのか」
と聞かれるのデス。
ちなみにこの時、ホレスは
12ゲージのショットガンを持っており
ターゲットペーパーを一撃でボロボロにして
満足げな顔を見せるのですが、
この後、キャラハンはこう話します。
「この44オートマグは
300グレインの・・・」
※直訳※
ところが字幕や吹替版の作品では
「300粒」と訳されております。
カートリッジの弾頭重量を表す単位である
グレインというのは日本では一般的でなく
ヤード・ポンド法における質量単位で
1グレイン=0.06479891グラムだそうです。
粉薬の調合の際に使用される単位と
何かの書物で読んだ記憶があります。
300グレインという事は
一般的な44マグナムの弾頭重量である
240グレインよりもはるかに重いため、
より強力な弾薬・拳銃であるという
アピールだったという事です。
なおメーカーや仕様にもよりますが、
参考までに一般的な弾頭重量として
・38special・・・110gr
・9㎜Parabellum・・・123gr
・357magnum・・・158gr
・10㎜AUTO・・・175gr
・44magnum・・・240gr
・45ACP・・・230gr
という具合で、音速を超えるカートリッジの
357magnumや10㎜AUTO、44magnumでも
158~240grですから、この300grという
弾頭を飛ばすカートリッジが
いかに強力なものか・・・
想像に容易い部分だと思います。
↑
ただし同じ口径・弾頭形状でも
装薬の量や弾頭重量のバリエーションは
様々あるので上の数値はあくまで参考。
と、堅苦しい話はここまでにして
あの森の中のシーンがカッコよすぎて
やっぱりオートマグを
屋外レンジでぶっ放すんなら
同じように予備マガジンがないとな
で、コツコツ買いそろえたんですよ。
どん
元々の表面加工したマガジンにプラス
あと3本。
オートマグの予備マガジンは数が少なく、
黒半分・シルバー半分といった具合で、
ワタシの狙いはシルバーだったため、
探すのにはちょっと苦労しまシタ。
そしてあのシーンにおいては、
こんな配列でガンケースに収められて
いたように記憶しています。
嗚呼・・・
木のガンケース・・・ほしいな・・・。
ガンケースに入れて
早朝から森の中で・・・
\GoodMorning HORES/
(。-`ω-)г3===
渋く決めてみたい・・・