恐らく世界各国のトイガンを見渡しても
ヤティマチックのモデルアップは
後にも先にもこのWA製品のみ。
しかもまだ電動ガンが世に誕生していない時
あの時代は「BV式ガスガン」と呼ばれる
独特なフルオート機構が席巻しており、
それ以外の構造のフルオートは少数派で
マルイ・MGC・LS・MMCでは
PV式ユニットを採用していました。
で、
このWAはどのような手法をとったのかというと
「モータードライブ式」を採用しています。
マガジン・・・
実はこの中に電池を入れて電源として
銃内部のモーターに電源を供給。
モーターが回転することで、
ガスのインパクトバルブを叩き、
それを連続運転することでフルオートする
つまり
固定ガスガンのインパクトバルブを叩く
その動作をモーターにより自動化させて
フルオートを可能にしたのです。
マガジンを上から見たところ
左側はマガジンリップ
右側に電池収納スペースがあります。
マガジンの後方には金属部品。
ココが電池の接点とナリマス。
銃本体側の方にも接点があり、
マガジンを装填すると接点同士が触れ合い
通電し、銃本体に電気を供給します。
マガジンにどうやって電池を入れるか・・・
お見せしましょう。
マガジン底部にスライド式のフタがあります。
フタをズラすと電池収納スペースが
現れます。
使用するのは単三電池4本です。
まず1本目、上方をプラスにして挿入
2本目・・・
次々行くよー
3本目
まだ入るのよー
4本・・・これで全部入ったー
(/・ω・)/
4本装填し終えると
ちょうどマイナス部分がこの辺に来る
で
この小さな部品
電池のマイナス接点に当てて・・・
こんな風に押し込んで
スライド式のフタを閉鎖します。
こんな感じ。
ちょっとフタが閉まらなくて
後ろが出ちゃってるけど作動には影響なし。
なおこのヤティマチックでサバゲーとなると
予備マガジン全てに単三電池×4本を装填
しないといけないので、電池代だけでも
結構馬鹿にならない費用が掛かる。
今から考えれば珍機構かもしれないが
当時のエンジニアさんたちは
ワタシたちファンに楽しみを届けるため
日夜開発にいそしんでいらしたのデス。
後ほど作動の様子もご覧いただきますが
もう少しレビューにお付き合いください