DT10mmAUTOの日記

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シェリフ ハイランダーマグナムを・・・掘り下げるッ!

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何度見てもかっこいいな。

シェリフ ハイランダーマグナム。

 

 

 

普段このトイガンはインナーバレルを抜いて

発砲できないようにしております。

 

 

今日はレビューのために久々に

インナーバレルを準備して

その構造や仕組み等々について

掘り下げてまいりましょう。

 

 

 

 

 

■バレルユニット■
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実はハイランダーマグナムは

銃を分解しなくてもバレルの脱着が出来る。

 

 

その手順はいたって簡単。

 

 

 

 


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まずはバレルジャケットを左に回し

緩めて銃本体から取り外します。

 

 

 

 


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ネジ山を緩め切ると、

スプリングの力でバレルジャケットが

前方に押し出されてまいります。

 

 

 

 


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インナーバレルが姿を現しまシタ。

結構長いんですよ。

 

 

 

 

 


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バレルジャケットに消音機能はなく、

単にバレル保護の意味合いで被さっている。

 

 

 

 


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ジャケットの根元にスプリングがあり

前方に抜き取ります。

 

 

 

 

 


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するとインナーバレルが引き抜けます。

 

 

前方に軽い力で引き抜くことが出来ますが

ココでちょっと私が気になったのは、

命中精度です。

 

 

余りに緩く、簡単にバレルが抜けるので

リアランスが大きすぎる気がします。

 

果たして命中精度は大丈夫なんかな?

(;´・ω・)

 

 

 


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バレルをチャンバーブロックに押し付ける

スプリングのテンションを受け止めるのは

スナップリングでシタ。

これは当時のガスガンにはよくある構造で

BV式ガスガンからお迎え式固定スライド、

そしてヤティマチックのような

モータードライブ式やPV式ガスガンまで

幅広く用いられた構造でありまシタ。

 

 

 


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バレルを引き抜くと・・・

 

 

 

んんん???なんだ???

Oリングが3本???

 

 

 


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これがハイランダーマグナム最大の特長

ブラッシュアップバレルという、

スピンドライブを掛けて揚力を得て

飛距離を伸ばす・・・簡単に言えば

HOPバレルの祖というべきでしょうか。

 

 

 


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このようにバレル内には突起があり、

BB弾がここを通過する際に

スピンドライブが与えられて揚力を得る。

 

 

マルイのようなチャンバー待機中で

突起に当たるではなく、BB弾が発射され

バレル内を進む過程で突起に当たり、

スピンドライブを得る。

所謂「つまづきHOP」というやつです。

 

 

 

 


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よこからOリングを見たところ。

もう少しわかりやすくすると・・・

 

 


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上にはHOP窓が付いており、

Oリングをかぶせることでバレル内に

突起として現れます。

 

 

にしても、

Oリング3本とは恐れ入ったぜ。

テクニカのHOPバレル「とんだ君」では

突起は1か所のみだった。

まさか3本も突起があるとはね。

しかしこれでまともなスピンドライブが

掛かるのだろうか?

ちょっと心配。

(;´・ω・)

 

 

 

 


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取り外したバレルジャケット

 

 

 


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筒内は真鍮で作られているようですが・・・

消音機構は内蔵されておりません。

 

 

 

 

 


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ピンボケ写真だけど、

何となくガシャコンしている様子。

 

 

 


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チャージングハンドルについても

クセが凄い。

 

 

 


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BB弾は上部ポートから流し込み

銀玉鉄砲の要領で投入しますが、

チャンバーへの送り込み作業は

チャージングハンドルによる手作業です。

 

 

しかもハンドルは引くのではなく

押すことでBB弾がフィーダーへ送られます。

 

 

 

重量7㎏ものプレス鋼板製品を担いで

サバゲーに行く人が当時はいたのか?

 

 

 

時代検証しようにも、

あまりにレアすぎるトイガン・・・

 

 

記録を残すという意味でも

やはり動画を作成しなければなるまい。

 

 

というわけで次は初速計測です。

 

ご期待ください

(/・ω・)/