
MGCの固定ガスガンシリーズでは
ウィルソンやロングコンプとか
キャスピアンといった1911カスタムが
多数揃っていましたが、
お手頃価格で手に入るガバメントといえば
1911A1・シリーズ70・シリーズ80など
プレーンなものが多かったです。
そんな中、コンペンセイターやサムガード
マグバンパーが取り付けられた
「おしゃれなガバメント」が
こうして発売されたことは、
なんだかとっても嬉しかったのを
記憶しています。
なお銃を取り出して気づいたのですが
ハコ・・・の発泡スチロール・・・

もちろん銃の形状に合わせて
くりぬかれているわけなんですけどね。

ガスセンチメーターマスター
って刻印があるんです。
これは後に発売されたエアコキと
区別のためだったのかな?
思わず「?」が頭に浮かびまシタ。
■フロントサイト■
WAのウィルソンでもそうだったのですが
フロントサイトはスライドではなく、
コンペンセイター側についています。
これはどうしてなんだろう?
少しでもサイトレングスを長くとるため?
なぜなんだろう?

セレーションの上には何もなく
のっぺりとした佇まいデス。

コンペンセイターの上部には
ポートが設けられており、
発射時の燃焼ガスは上方へ吹き出され
マズルジャンプを抑えるのだそうです。
が
果たして本当に効果あるのかな?

このセンチメーターマスターは
特にドットやカラリングはされておらず
ボディと同色の仕上げになっています。
■リアサイト■
ボマーサイトです。
スライドのシルバーに対し、黒で装着。
上下調整用のネジは別パーツ・・・
単なるモールド成型ではなさそうなので
もしかして調整可能なのかな?

でも左右の調整ネジはモールドっぽい。
てことは上下だけ調整可能って事か?

モールドにせよ別パーツにせよ
¥3,900の固定ガスガンにしては
非常によくできていると思います。
細部の再現度は非常に高いですね。

まずは上下の調整ネジをクルクル。
コイツ・・・回るぞ!


やっぱりだ!上下調整できるんだ!
(/・ω・)/
中にスプリングが仕込まれていて
ネジを緩めるとサイトが持ち上がる。

ちなみに左右調整のネジはモールド成型で
調整できませんでした。

左右は調整不可とはいえ、どうです?
このキリッとしたビュー・・・
素晴らしいでしょう?
■トリガー■
3ホールタイプが装着されています。
現在でストリリースされる1911系は
殆どこのトリガーですが、
当時としてはこの価格帯では
特に珍しかったかもしれません。

よく見たらトリガーガードがスクエア。
まるで風間モデルみたい。
■ハンマー■
コマンダーと同じリングハンマー。
実銃であればシングルアクションで
いちいち起こす動作はないので
特に引きやすさに特化したモノではないが
このスタイルには合っている気がします。
■セイフティ■
ロングサムセイフティです。
これは価格帯としては仕方ないですが
色合いをスライドやフレームと同じ
フィニッシュにしてもらえたら・・・
■マガジンキャッチ■
これもノーマルのガバメントと違い
マグチェンジの操作性を考慮した
大型のモノを再現しています。

マガジンキャッチボタンを押すと

マガジンは自重で落下します。
■グリップセイフティ■
ココは左右貼り合わせのモナカ構造で
再現されていませんが、
溝を掘ることで視覚的な再現度としては
価格相応かなと思います。
ちなみにビーバーテールとなっています。
■スライドストップ■
これもベースとなっている
シリーズ80とは異なる形状で
モールド成型ながらも
カスタム品を再現しているようです。

左右貼り合わせモナカ構造なので、
スライドストップも一体成型。
実銃やガスブロのようにはならず
こちらもモールドデス。

注意喚起シールが被ってますが
恐らくCOLT GOVERMENT MODEL
そう刻印されていると思います。
■グリップ■
グリップは樹脂製ですが
フレームとは別パーツになっています。

これは恐らくパックマイヤーを
再現しているのだと思いますが
マガジンキャッチで上手に刻印を
隠しているところがニクイ。

反対側を見てもこの通り
パックマイヤーを再現しているのが
一目瞭然ですね。
■サムガード■
と、ここまでパックマイヤーを
何となくボカした再現をしていましたが、
ココにはガッツリ入ってますけど・・・
大丈夫なんかな?
とはいえこのシリーズが出ていたのは
昭和末期でおおらかな時代でしたから
現在では難しいでしょうけど、
当時だから見逃された部分カモデス。

こうして改めてみると
カッコイイ・・・
以上、センチメーターマスターの
外観レビューでシタ。
続いての記事では作動篇として
このモデルの動きをレビューします。
続くよ
(/・ω・)/