近所にあったリサイクルショップにて
H&K G3A3を手に入れました。
小学生の時、エアコキのG3を持っていて、
「セレクターを動かして
フルオートできたらな・・・」
という夢がありました。
その夢が
ようやく叶いました。
そこで今回は、当時から持っている
エアコキのG3と電動のG3
2挺並べて比較などを行ってみます。
昭和の頃の自分と、
大人になった自分が
オーバーラップするのです。
■並べてみる■
手前・・・電動
奥側・・・エアコキ
エアコキG3は小学生の時の夢であった
スコープを搭載しています。
■ロアレシーバー■
↑ 電動には刻印が打たれていません。
それに対してエアコキ ↓ は・・・
「G3FS 14 S278 Hk3174」
と書いてあります。
なお、
電動のマガジンキャッチはライブですが、
エアコキのマガジンキャッチは残念ながら
モールドであります。
こうした部分一つ一つが、
「どうやって動くんだろ?」
「動いたらいいナ」
少年の頃のわたしは、
色々と思いふけったものです。
( ´ - `).。oO
■アッパーレシーバー■
これはエアコキの方からになりますが、
エアコキのアッパーレシーバーには
キャリングハンドルがついています。
(自分のは外してしまいました)
逆に電動ではキャリングハンドルは
設定がありません ↓ 。
■セレクターレバー■
今回のG3A3において、もっとも重要なファクター
セレクターです。
電動はセミ・フル切り替えが可能です。
対してエアコキは・・・↓
S・・・セイフティ
E・・・発射可
F・・・発射可
という表現でいいのでしょうか?
ちなみに、AR系のライフルで慣れている
SAFE・・・安全
FULL・・・連射(フルオート)
Burst・・・点射(主に3点射・バースト)
とは異なる表示なので、
気になって調べてみました。
【セレクター表示】
S・・・Sicher
~安全~
E・・・Einzelfeuer
~単射~
F・・・unbergrenzter Feuerstoβ
~全自動射撃~
それぞれドイツ語でそういった意味の
頭文字がついているようです。
そういえば、ワルサーMPLは
どうだったかな?
■フロントサイト■
↑ 電動G3
↓ エアコキG3
エアコキの中古品で、程度の良くないものですと
ココのサイトのワっかが欠けているものが
よく見られますね。
■スリングスイベル■
↑ 電動G3
↓ エアコキG3
どちらも使用に際し、強度不足は
ないと思います。
エアコキも重量が軽いので、
さほど力がかかる場所ではないと思います。
エアコキG3の方は
昭和の当時、マルイ純正の
スリングベルトを掛けていました。
■ストック■
これは電動もエアコキも大差なく、
パットプレートの脱着有無を除けば
色の違い位です。
なおエアコキの方はスリングを掛けるピンが
脱落してしまい、今はスリングレスになってます。
■リアサイト■
エアコキはスコープ搭載時に
取り外していますが、本来は電動と同じ
ドラム式リアサイトが装着されています。
電動のリアサイトは金属製です。
エアコキは樹脂製でした。
■ハンドガード■
このほっそりとしたスリムなハンドガードは
拡張性に乏しいものの、逆に一つの個性であり
G3A3のアイデンティティの一つと言っても
イイのではないかと思うくらいです。
ここ最近の拡張性を重視した
20㎜レイルやキーモッドの銃とは
明らかに趣が異なります。
こちらは東西冷戦時代の銃、
近代AR系については、その時代からも
いくつもの戦闘経験を経て変わってきた
そういう系譜なので、異なって
当たり前ですね。
なおエアコキG3を手に入れたのは今から
30年以上前になります。
電動のG3とエアコキのG3を並べることで
当時小学生だった頃の私の感覚と
大人になった私と、それぞれの異なる
魂が、同じ時間を共有して過ごしている
そんな不思議な感覚になりました。
「・・・」
(エアコキにはスコープ搭載、
電動も・・・つけてみるか)
そう思った私は、
電動G3に即席でスコープを搭載
そしてツーショットで
パチリ・・・
この写真を撮ったとき、
ちょっと「・・・フフッ」と
笑いが出ました。
過去の自分と今の自分が、
お揃いの格好をして、
同じ写真に写っているような
そんな感覚を覚えたからです。
昭和のオトコのコだった自分と
令和の時代を生きる自分
子どもの頃は、
あこがれいっぱい、夢いっぱい
未来にワクワクする毎日
令和の自分は、
特にコロナのこともあり、
今日を、明日を全力で
大切な人達を思い案じる毎日
30年以上前の自分に、
「良かったな!オマエいま
幸せに過ごしてるぞ!
がんばれよ」
って、言うつもりだったのに、
この2挺の新旧G3を並べてみたら
小学生の時の自分が
「大丈夫だよ!オレたち!
絶対に乗り切れるよ!
がんばろうよ」
そう語りかけてきたような気がして
部屋で一人、泣いてしまった。
(/ω\;)
2020年、つらくなかったと言えばうそになる。
でも、必ずこのコロナ禍を
乗り切って見せるぜ!
そう心新たに誓った
2020年 令和2年12月27日の
オジサンでした。