2021年12月某日
ここのところ品薄で、探しに探し回って
ようやく見つけた
こんなパーツを手にした
どん
エアパッキン
ではない。
コレですよコレ!
まだわかりませんか?
コ・レ
え?まだ見えない?
仕方がない
こうなったら
やるしかナイッ
\(\o-)へん~
(-o/)ゝしんっ!!
\(`O´)/とぉうっ!!
ピカピカピカーっ!
フラーッシュ
見えましたか?
赤で丸したココのコレ!
開封します。
エアパッキンを開けると中にはビニールに入った
あるパーツ
正解は
すんげぇ小さなOリング
一体どこにつけるの?
こんな小さなOリング?
それはこの銃です。
どん
タナカワークス
S&W M49ボディーガード
ペガサスリボルバー
ブログをご覧の皆様で
「ペガサス病」ってご存知の方、
いらっしゃいますか?
またご存知だったとして
「この症状が出る正確なメカニズム」
コレをご存知の方はいらっしゃいますか?
このペガサス病というのは
ペガサスリボルバーにおいて、
初弾若しくは第二弾のパワーが著しく低く
数発撃ち続けてようやく本来のパワーが出る
という症状です。
そしてその発生メカニズムとは
ガス放出バルブのOリングがタンク内圧により
放出口に張り付いてしまい、
バルブを叩いてもそのOリングが剥がれるまで
正常なガスの放出を行えなくなり、
結果ガス放出が初弾〜2弾目まで弱くて
いつもの圧力で弾を撃ち出す事が出来ない
で、あります。
今回のOリングは硬度78といって、
純正(硬度70)より硬度が高く、
且つフッ素ゴムのOリングなので変形にも強く、
ペガサス病の克服にもってこいなワケです。
ワタシの自宅のペガサスは
もう20年近く前のモデルも数多くあります。
今回題材にするM49ボディーガードは
ペガサス病の出やすいJフレームのため、
直進弾道を獲る為に必須な項目です。
なお今回は、シリンダーを分解するので、
ちょうどいい機会です。
もう1か所、カスタムを施しますので、
ご覧ください。
シリンダー
ワショーイ
(/・ω・)/
なおワタシのブログは
高度なカスタムを披露するモノでもなく
またガチのガンスミスの皆さんとは
比べ物にならないほどワタシの技術は
つたないものであります。
ということで、比較的ライトなユーザーさん
特に自分で分解してみたいけど
どうやればいいのか・・・という
ビギナーさんにもわかりやすいように
解説しながら記事にします。
リボルバーのシリンダーを分解するには
まず銃の右側面のビスを緩めて外します。
ビスを抜いてシリンダーをスイングアウトし、
前方に引っ張ると引き抜くことが出来ます。
シリンダー前方の
「エジェクターロッド」を
ペンチで緩めます。正ねじです。
ピンボケしてるけど抜けました・・・
シリンダー後方の+ビスを3本緩めて
プライマー部分のプレートを外します。
とても小さなビスなので
無くさないよう慎重に・・・
なお使用しているのは眼鏡用の
精密+ドライバーです。
すると、ここまで分解できます。
つづいてタンクの取り出しです。
シリンダーのガワからタンクを取り出します。
タンク前方のビスを緩めます。
これはマイナスドライバーで緩めていきます。
豪快にグッと・・・緩めます。
すると中にスプリングが見えますので、
これを取り出します。
前方のビスとスプリングを取り外したら
タンクの後方を引っ張り、
画像のように取り外します。
出ました。
コレ・・・このOリングです。
純正は硬度70といって柔らかいため
放出口に張り付いてしまい、ガス放出が
十分に行えない→初速が異常に低い状態で
1~2発発砲して、3発目以降に本来の初速が
出るようになる・・・これがペガサス病デス。
純正Oリング外しました。
小さくて見づらい。ティッシュの上など、
なるべく目立つようにするといいでしょう。
左がカスタムOリング 右が純正
硬度78のOリングを装着。
実際の購入者さん達のレビューを見る限り
これで概ねペガサス病は改善されると
いい口コミが多かったです。
というわけで、逆の手順で組みなおし、
まずはペガサス病対策を完了しました。
つづいては
シリンダーのあるパーツを
交換する・・・の巻です。
記事は続くのです。
( ・∀・)続くよー