以前の記事で、リボルバーに対する私の想いを思い切りぶつけたものをアップしましたが、この銃で、ようやく私のリボルバーに対する想いにこたえてくれるモデルが登場しました。
これです。
どん!
マルシン S&W M629 クラシック 5インチ
アンダーラグ付きの銃に魅せられてしまい、買い漁る日々が続いていた頃、第2章始まりのお店は同じ市内で移転し、シューティングレンジもそちらに移りましたので、自宅・職場から若干遠ざかってしまったものの、足しげく通っていました。
いつものようにシューティングレンジで撃ち込んだ後、煙草を吸うためにお店の外に出ようと店内の売り場を歩いていると、ふと、中古コーナーに陳列されていたこの銃が目に留まりました。
アンダーラグの着いたM29(629)です。先日タナカのペガサス・M29クラシック6.5インチを購入したばかりでしたが、この銃はマルシン製で且つカート式ガスリボルバー、そして使い勝手の良い6㎜仕様ということで、即購入し、レンジに持ち込みました。
運命の1発目・・・パンッ!
「た・・・弾が速えぇ・・・(; ・`д・´)マジか?」
半信半疑で2発目・・・パンッ!!
「や・・・やっぱりだ、気のせいじゃない・・・っ!」
子どもの頃から追い求めていた、しっかりBB弾が発射できる「ちゃんとしたカート式リボルバー」が今ここに・・・。
そしてアナコンダの時に購入したスピードローダーも使える。排莢・装填を繰り替えしてみると、これこそが追い求めたリボルバーのある生活・・・。
涙が出るほどうれしかった。
よかった (ノД`)・゜・。
そんな夢がかない、私を幸せにしてくれたこの銃との出会いは忘れません。
では思い出はそこそこに、クローズアップ(・ω・)ノ
私はM29と言えば、6.5インチが最もバランスの良いバレル長と思うのですが、5インチも力強さを感じますね。なおYouTubeでDaijiro357さんという方の動画にて、44マグナムを発砲するのであれば、最低でも4インチはないと、銃本体の重量が軽ぎてしまい、反動・マズルジャンプが凄まじいと言っていました。
実銃用のスピードローダーもしっかり使えるので、とても重宝しています。
撃ち終わった後の「あぁっ・・・撃った」という満足感がとても大きい1挺です。
パワーも0.2gバイオ弾による初速計測で80近くたたき出しているので、申し分ないですし、命中精度もカート式リボルバーでありながら、5mのペーパーターゲットを外さないレベルでしたら十分かと思います。
マルシンは昭和の時代から、ずっとカート式リボルバーを作り続けていて、少しずつ改良を加えながらも今なお、その進化を続け、私たちリボルバーファンに夢を与えてくれる、とても素晴らしいメーカーの一つです。2006年の改正銃刀法の際に改修部品を送ってくださったときも、とても対応が素晴らしく、あの時のメールは今でも保存しています。
M10・M29・M36・M586、そして平成に入ってからはアナコンダ・レイジングブル・ポリスリボルバーそしてマテバと、他社にはない「ファンのツボをつくラインナップ」がとても魅力的です。
そしてパワーもここにきてセミオートに引けを取らないものになりました。
夢をかなえてくれるメーカー、ロマンを大切にするメーカー、それがマルシンですね。
いつもありがとうございます(^人^ )””