PPC探しの旅の途中、週末いつものように馴染みのお店で「何かいい出物ないカナ?」と物色中、ある銃が目に留まりました。
このころの私は、あまりシルバーの銃が好きではなく、どちらかというと避ける傾向があったのですが、この銃を目にしたとき
「うわぁ・・・洗練されてるなぁ・・・」
と魅了されて、店員さんに見せてもらうことにしました。
見た目が洗練されていてとてもカッコよかったこと、そして握ってみると、何とも握りやすいグリップ、そして何よりペガサスリボルバーのハイパワー。
この銃も、のちの「光モノ好きすぎる病」発症の原因となる一挺です。
どん
タナカワークス
S&W M629 パフォーマンスセンター
反対側のビュー
どん
PPCカスタム探しの旅の中で、リボルバー熱が最高潮に達していた私が初めて購入したシルバーのリボルバーです。以前もシルバーのモノはコクサイガバメントとグンゼコマンダーとありましたが、リボルバーではこの銃が初となります。
シルバーのボディとラバーグリップの組み合わせ。
何の変哲もないこのモノトーンが後々トンデモナイことになるなんて、2003年の私には知る由もなかった・・・
(;´・ω・)
ではクローズアップいきます(・ω・)ノ
この銃の特徴的な部分の一つ。アウターバレルが純正とは違う形状をしています。
バレルの下のアンダーラグにはバラストが収まっています。
実銃ではマズルジャンプを抑える効能があるのでしょう。
久しぶりに手に取って気づいた(;´・ω・)
メッキ剥がれちょる。
刻印はMADE IN JAPANです。
次はグリップです ↓
ホーグのモノグリップです。
初めて見たときは何だか頼りなく細長いグリップだなと感じていましたが、握って構えてみると何とも言えない素晴らしい握り心地(*'▽')
一発で好きになってしまいました。
アウターバレルの刻印
ココも「洗練されているなぁ」と感じた部分の一つです。
とにかくシューティングのことを考えてのカスタムを施していますと言わんばかりの形状をしています。バラストは好みで重さをチョイスできるよう、何分割かされていて、自分好みに合わせることができます。
フロントサイトは左右調整可能のようですが、ほぼいじることはありません。
射手が構えると、サイトはこのように映ります。
フロントサイトにはレッドランプが入っていて、視認性が高いです。
リアサイトにはホワイトのラインが入っているので、フロント・リアとも視認性抜群でサイティングしやすいです。これは通常のM29・M629と同様です。
フロントビュー。
マズル周りの迫力はさすが44マグナムというところでしょうか。
インナーバレルが若干銃口より奥まっているので、口径の大きさがまず目につきます。
このM629パフォーマンスセンターで一番「洗練されているなぁ」と感じた個所。
サムピースの形状とパフォーマンスセンターの刻印部分です。
サバゲーで使用するような銃器と異なり、何となくスポーツ的なイメージを感じます。
サバゲーもいつか本格的に復帰したいのですが、家でシューティングを楽しむ生活もしていたいので、この銃はリボルバーでのプレシジョンシューティングを行うためのモデルとして位置付けています。
例によって初速も計測しました。
弾は0.2gバイオ弾を使用です。どぞ(・ω・)ノ
1発目・・・67mps
2発目・・・53mps
3発目・・・59mps
4発目・・・62mps
5発目・・・50mps
6発目・・・45mps
となりました。
計測時の室温は22度と表示されていましたが、冷えによる乱高下が激しいです。
私が計測に使用しているガスはハイバレットガス、HFC152aです。
従来の134aと比較すると、若干冷えによる影響が強く、圧力も落ちてしまう傾向があります(-_- )””
そのため連射した時の初速乱高下が発生しやすく、特にペガサスリボルバーの様に気化室の狭い銃はそうした症例が顕著です。
安いのでつい購入してしまうのですが、やはりこれからの季節は多少割高でも134aを用いた方がよさそうですね。
さて、私の「PPCカスタム探しの旅」は、寄り道しながらフラフラと色々な銃を購入しながらの、のんびりとしたものになっていましたが、ここにきて一つの転機を迎えることになります。
それはいつものホビーショップのシューティングレンジを訪れたときの出来事です。
・・・続く(-_-)