今日はこの銃について触れます。
どん
タナカワークス
ベレッタM1934 ガスブローバック
この銃との出会いは、
実はジャンクパーツまとめの落札だった。
↑↑↑ 落札したまとめパーツ類 ↑↑↑
結構大量に入っていて、落札は¥3,000也
で、本当はこのパーツを目当てに
入札していたのデス。
チークパッド
これを先日グリップ交換した
電磁G3-SG-1に付けようと思いました。
純正のG3用チークパッドは
表面のラバーが加水分解を起こし始めて
使用できなくなりそうだったことと、
ちょっとストックに加工をしたかったからです。
お目当てのチークパッドを手に取り
ほくほく顔だった私の目に、ふと留まった
このベレッタM1934
ナイロンホルスターに収まっていて、
まぁ、こういうまとめジャンクによくある
「チープガン」的なモノだろうと思ったら
(・・・なんだこのオーラは??)
この銃が醸し出す雰囲気というか
風格というか、品の良さというか・・・
▮グリップ■
まず真っ先に目に触れたのは
木製グリップ。
表面は無垢で、材質そのままの仕上げ
特にニスやオイル加工はされていない。
ステッピングもチェッカリングもナイ
愛想のないグリップだが、どこか
魅力を感じさせる雰囲気がある。
手に取ってみて感じた
(重っ・・・なにこれ?)
実は私、この銃を良く知らなかったので
この時はじめて調べることになりまシタ。
タナカワークスのガスブロ黎明期のモノで
・M1006 など
まだ現在のガスブロとは若干違う機構で
ドライブさせていたころのモデルのようです。
裏返してみた。
(うわ・・・このホルスター
安っぽさが全然ない・・・)
そうなんです。
ナイロン製ホルスターといえば、
価格も手ごろで汎用性が高く、
どちらかと言えば「お値打ち感」の
強いものがほとんどですが、
このホルスターはとてもしっかりしていて
すごくホールド性が高い。
GOULD & GOODRICH
聞いたことがない・・・
(;´・ω・)
にしても、本革の内張にナイロンの表面
すごくカッチリ作られていて銃を優しく
そしてしっかりと保持してくれる。
ベルトの衣服に触れるところもホラ
本革の内張。
そして
中は本革の内張がビッシリ。
そして銃本体も実に美しい
気になってこのメーカーを検索したら
どうやらホルスターの一流メーカーのようだ。
なるほどさすが実銃用のホルスター。
作りがいいわけだ(*・ω・)ノ
■側面■
特徴的なグリップの形状。
握りやすくていい。
反対のビュー
私は初めてこの銃を手に取りましたが、
「こんなに美しい銃だったのか・・・」
感動すら覚えた。
■ガス注入口■
先に触れた通り
この銃はタナカワークスにおける
ガスブロ黎明期のモノ。
そのため銃本体にガスを注入する
割箸マガジンタイプ。
■チャンバー■
WE-TECHのAR15系だと
「オープンボルト」なんていう表現で
旧型との差別化をしていますが、
所謂「真鍮コンニチワ」ユニットですね。
昔のMGCのG17などもそうでしたし
キャスピアンなどもそうでしたね。
あの頃はスライドも全量後退しなかったり
チャンバー部にユニットが丸見えの
こうしたモデルもたくさんありまシタ。
メーカーエンジニアの皆さんが
いかに情熱を注ぎ、今の時代を築き上げたか
そのご苦労がとってもよくわかります。
■射手側のビュー■
サイトを除いた射手側のビュー
確かM1934は、ジェームス・ボンドの
元々の愛銃であったはず・・・
確か元々M1934だったのを、
「ワルサーを使いたまえ」と言われて
PPKに変更した・・・じゃなかったかな?
007=ワルサーPPK ですが、
5代目ボンドであるピアース・ブロスナンは
劇中でP99に持ち替えていましたね。
「これコレ♫ワルサーの新型
欲しかったんだよね」
でしたっけか?
実は007は「ダイ・アナザー・デイ」しか
見たことが無くて・・・
もっとよく見ます(^▽^;)
なおこの銃も
「ジャンクパーツまとめ」のもので
ガス漏れしており発砲は出来ません。
しかしジャンクにもかかわらず
なぜか気品のあるオーラを感じ
手に取らずにはいられませんでした。
撃てないケド、かっこいいので
しばらく自宅のガンロッカーで
飾っておきます。
いい買い物した
ワショーイ
(*/・ω・)/”””