改めて・・・
この銃は・・・
どん
FTC(ファルコントーイ)
AK47S BV式ガスガン
です。
準備も呼吸も整いましたので
さっそくレビューしてまいりましょう。
ついでに今回は銃刀法に対する
改修も同時に行っていきます。
レビューだワショーイ
(/・ω・)/
■マズル周り■
「AK」というと世界各地へバラまかれ
武骨で頑丈というイメージがありますが、
このFTCのAK47Sも非常に頑丈です。
またガスチューブの再現やアウターバレルの
青み掛かった表面のフィニッシュなど、
弾が出るAKで当時ここまでリアルなものは
無かったと思います。
LS(エルエス)にもAKはありましたが、
あちらは樹脂を多用したモデルでしたから
その後にFTCを見ると、あまりのリアルさに
驚いてしまいます。
■ハンドガード■
オイルでフィニッシュされた仕上げ。
こうした部分一つを取ってみてもリアル・・・。
FTCというメーカーはすでにトイガン製造からは
撤退していますが、ファルコントーイ時代から
・カート蓄圧式リボルバー
・カート式ウッズマン
・カート式MP5
・BV式MP5
・BV式スペクター
・BV式ガリル
そして
・電動MP5
といった他のメーカーにはナイ
斜め上を行くものが多かったです。
電動ガンにも若干踏み込んでいたのですが
残念ながら撤退となりました。
ワタシのブログにおいても
MP5SD3アグレガートを紹介していますが、
BV式でありながら命中精度が良く
燃費の良い確実なセミオート作動でした。
このAKもアグレガート同様、
確実なキレのあるセミオートを可能にしてます。
■スコープマウント■
このマウントベースは中古で購入時には
既に装着されていたのデス。
刻印は7.62MM×39
つまりAK47用であることが解ります。
ワタシはAKについてあまり詳しくないので
もしブログを見てお気づきの点があったり、
AKに関するお話を披露して下さる方が
いらっしゃいましたらばコメントクダサイ。
■コッキングレバー■
これを見て「?」とお思いになる
AKファンの方もいらっしゃると思います。
これは通常のレバー停止位置ではございません。
何ゆえにココなのか?
実はこのFTC AK47Sは疑似ブローバックを
搭載しており、ガスを供給するとレバーが前進。
トリガーの動き・BB弾の発射に連動して
レバーが前後運動するのデス。
後程の記事と動画でお目に掛けます。
■セレクター■
FTCのこのシリーズは
・AK47S
・五六式小銃
と似たような2挺のラインナップがアリマス。
AKの場合はこのようにロシア語の表記。
五六式の場合は「単」と「連」という
漢字による表記となっています。
■刻印■
刻印は目立たない位置に入ってます。
グリップ上にMADE IN JAPAN
ストック基部にASGK・FTCとあります。
■ストック■
パッドプレートは特にスプリングによる
テンションは掛かっておらず、任意の角度で
使用することが出来ます。
■レシーバー■
かなりリアルな造形ですが、
レシーバーは樹脂製です。
トップカバーはスチールで出来ています。
と、ココまでが簡単なレビューですが、
続いて銃刀法規制に対応する、
遵法化の処置を施してまいります。
エアガンは法律を守って
楽しむモノであります
ワショーイ
(/・ω・)/
まずはこのグリップの中に
「高圧エアを受け付けない」
あるパーツを仕込んでいきます。
グリップ内部を再現したところ。
本来ですと、このように真鍮パイプで
エアは本体へ供給されていくのですが、
この部分を取り去ります。
久々の出番です。
これは「リリーフバルブ」と言います。
ホース内で高圧を検知すると
エアが外に流れていき、過剰なエアの供給を
遮断することが出来ます。
上の画像で言いますとエアは左から右に流れます。
エア圧が4.5気圧くらいになると徐々にエアが漏れ
5気圧に達すると大気開放となり、
銃本体へエアの供給はされなくなります。
そのため高圧を掛けてもパワーが上がることはなく
これならば法律をしっかりと守れるのであります。
まずは銃本体にこのリリーフバルブを接続します。
この時、本体の向きを間違えないように注意!
続いてグリップ内にホースを通します。
これ、知恵の輪の様に結構面倒な手順です。
なぜ面倒な手順にしているかというと、
「工具を用いて分解しない限り
この安全対策パーツを
取り出すことが出来ないようにするため」
です。
このように接続します。
リリーフバルブとホースは接着せず
ただ挿してあるだけの状態です。
これは万一急な高圧が掛かった際、
簡単にすっぽ抜けるようにするためです。
またエアホースは約0.8mpaが限界圧なので
いずれにせよ強引に圧力を掛ければ
その瞬間にホース自体が破裂しますので、
これも安全対策の一つと言えます。
こうしてリリーフバルブを内蔵し
グリップを元に戻してネジで固定。
こうすればリリーフバルブを内蔵できます。
ちなみに3.5気圧掛けたところ、
エアが少しリリーフされていました。
リリーフバルブのスプリングも
かなり摩耗してきたようで、
テンションが下がり、かなり低い圧で
エアをリリーフするようになっていました。
というわけで次の記事では
このFTCをもう少し掘り下げて
紹介します。
動きがかなり変態なので・・・
驚かないでくださいね。
続くのだー
(/・ω・)/