息子とのちょっとした会話から
熱が上がってしまった「ベレッタM93R」
昭和末期から平成初期にかけてのサバゲーでは
サイドアームとして
非常に多く見られたM93Rでしたが、
MGCの固定スライドとは異なり、
フルオート機構を備えていた
「こちら」も使用している方は、
かなり多かったですね
もしかして
このブログを見て下さっている方の中には
当時お持ちだったり、
実際にゲームで使用された方も
いらっしゃるのでは?
\ いきますよー /
(^^ )””
どん
マルゼン ベレッタM93R
この銃はエアタンクを背負って
サバゲーをする「BV式フルオート」全盛期に
発売されていました。
外部ソースを使用して
発砲できる機構を備えています。
その証拠がこのワンタッチカプラ
当時のマルゼンで同時期に発売されていた
ブラックステアーにも同じように
ワンタッチカプラのオスが
「にょ」っと出ていて、
パワーソース側がストップカプラでした。
そのため非常に使い勝手がよく、
銃をチェンジしたり、
一つのエアタンクから
ホースを分岐させていたゲーマーにとっては
非常に便利な機構が備わっています。
次に刻印です
( ..)” ドレドレ
この当時ですから、刻印も思い切り
「MADE IN ITALY」
「PIETRO BERETTA」という文字が
バッチリと刻まれています。
M93Rの大きなアイデンティティの一つである
折り畳み式フォアグリップ
これもライブでしっかりと動きます。
そしてこのマルゼンM93R最大の特長がコレ
マガジンが2種類あるのデス。
左と中:外部ソース60連マガジン
右:リキッドチャージ20連マガジン
当時のパッケージは手元になく、
説明が難しいのですが、
マガジンにガスをチャージして
「ホースレス」※懐かしい表現・・・※で
発砲すること、
そしてホースをつなぎ
火力で戦える外部ソース式と、
任意で選べる機構が備わっています。
そのためマガジンもホラ (*'▽')
左:外部ソース用
右:リキッドチャージ用
右はガスの注入バルブが付いていて、
左はバルブの個所にメクラ蓋がついています。
そしてリップ部分はこんな感じ
左:外部ソース用
右:リキッドチャージ用
リキッドチャージ用は、ガスの放出口が見えますね。
で、この時代のBV式ガスガンをお持ちの方、
もしくは当時使用していた方は
よくお分かりだと思いますが、
リキッドチャージだと
フルオートで
1マガジンを
撃ち切れた
ためしがない
(;´・ω・)
そもそも
リキッとチャージで
まともに動く
BV式ガスガンなど
見たことも
聞いたことも
ない (;´・ω・)
です。
BV式フルオートは、
ハンマーもピストンもありません。
あるのはガス圧によって前進する
サブチャンバーと、
前進したバレルを押し戻す
「リコイル(リターン)スプリング」。
その構造上から、
トリガーを引いている間は
銃口方面に向かってつねにガス(エア)圧が
掛かり、リキッドチャージでは
「あっ」という間にガスタンクが冷えてしまい
すぐさま発射不能になりマス。
先ほど「ホースレス」っていう
現代のサバゲーマーには聞きなれない
単語を出しましたけど、銃からホースが
生えていない姿でサバゲー・・・
これって当時では夢みたいな話だったのデス。
次の記事では実射編・初速計測に参りますが、
さてさて・・・どうなることやら・・・。
( ˘ω˘ ;)"" 続くのデス