2014年頃の某日
いつもの様にガンショップ巡りをしていた時、
探していた「ある銃」をようやく見つけた。
そんなにレアではないけれど
「なぜ貴社がこのモデルを?」と
当時は意外だと思っていましたが、
このメーカーは往年のトップメーカーである
MGCの系譜を受け継いでいると知り、
Vフレームシリーズをモデルアップしているのも
なるほど納得出来ました。
あぶない刑事の影響もあり、製造終了後も
中古価格は高騰しており、中々いい出物がなく
発火済でボロボロのものが格安で出てくるか、
状態の良いモノが割高で出てくるか、
どちらかでした。
そんな中、ようやく程度と予算で折り合いのつく
いい状態のものと巡り会えました。
コイツです。
行くぜ( ■ν■)
どん
KSC コルト キングコブラ
2.5インチ HWモデルガン
いやーいいモノ出てくるまで
時間かかりました
映画の影響そして再販までの期間もあり
かなり見つけるのに苦労しましたが、
偶々通り掛かったガンショップの目の前で
ショーケースに飾られたコイツを発見しました。
それでは早速レビューしましょう。
ユージィ
シマツショーイ
ワショーイ
(/■ω■)/
■全景■
スナブノーズでありながら、
あまり小さく見え過ぎない。
適度な大きさと言いますか・・・。
グリップもパックマイヤーを標準装備。
オーバーサイズのためか、スナブノーズの割に
「しっかり感」があります。
■フロントサイト■
パイソン同様にレッドランプが入ってます。
これはサイティングしやすくていいです。
■リアサイト■
パイソンやトルーパーといった歴代モデルと
似たような形状です。
上下左右フルアジャスタブルであります。
■刻印■
左側の刻印、まずはバレル。
「KING COBRA」の文字。
ちなみにコルトのリボルバーは蛇の名前が多く
・パイソン
・ダイヤモンドバック
・コブラ
そしてこのキングコブラがあります。
なんで蛇なんだろ?
はて。
サイドフレームにはコルトのマーク。
続いて右側面。
357MAGNUM CTG何ちゃらとあります。
多分リアル刻印てヤツなのでしょう。
・・・多分。
見えづらい所にSPG刻印です。
ここでふと気になった。
「KSCのロゴが見つからない」です。
何せ
「ここかあっ」と思いついた所、
シリンダーをスイングアウトしたときに見える
フレーム部分
ココにもない
(;´・ω・)
結局何処だかわからなかった。
情報提供求めます。
■ハンマー■
パイソンのような斜めにまで入っている
チェッカリングではありませんが、
横向きにセレーションが切ってあります。
ハンマーを起こすときには
指を掛けやすくていいですね。
またこのKSCのキングコブラは、
以前に6インチモデルを購入し所持してますが
とにかくアクションが滑らかで、なんだか
クセになりそうな感じがします。
■グリップ■
KSCのキングコブラモデルガン初期型?は
パックマイヤーが標準装備です。
現行(2021年)のモデルはホーグモノグリップが
標準装備となります。
パックマイヤー
プレゼンテーショングリップです。
握りやすくて扱いやすいです。
■トリガー■
縦にセレーションが入ってます。
滑らかなアクションと相まって気持ちいい。
非常に引きやすいです。
■シリンダー■
近代的なリボルバーですね。
デトネーターを兼ねたものではなくて
あくまで不正改造防止のモノです。
それでいて見た目のリアル感を損わないように
配慮がなされている造形をしています。
射手側から見てみますと・・・
なんだか変わった作り
カートリッジを取り除くと、
まるでフルムーンクリップを使えそうな
掘り込みがしてあります。
装填もスムーズ
スイングイン・アウトも滑らかで、
本当に素晴らしいモデルです。
■エジェクターシュラウド■
S&Wの様に先端にロッキングボルトはなく
シリンダーの後端でガッチリとロックを
掛ける機構の様です。
そのため・・・
フレーム側のロッキングボルトは
非常に径の太いピンとなっています。
■カートリッジ■
弾頭が銅のジャケットみたいで
MGC時代のモノとはリアルさが違いますね。
シリンダーにはデトネーターがなく、
カートリッジ本体内で発火できるタイプ。
先端をネジの様に外し、分割した後で
7mmキャップ火薬を使用します。
ファイヤリングピン
デトネーターなどが確認できます。
中に見慣れない綿みたいなフワフワが・・・
これは
フエルトが仕込まれてました。
元からなのかな?それとも前オーナーかな?
というわけで、キングコブラでした。
この銃もあぶない刑事コレクション。
思い入れは1記事では書き切れない。
というわけで
キングコブラの記事は
まだ続くよ
( *■ω■)行くぜ