週末のガンショップ巡り中をする中で、お目当のタカ・カスタム探しの旅から少し離れて「寄り道」をすることしばしば。
ゴールに到達したい気持ちもありますが、ガンショップ巡りには「思わぬ出会い」という楽しみがあります( ˘ω˘ )
で、いつものようにガンショップ巡りをしている時、積み上げられた在庫の中にあったある銃を見て、ふと思い出したことがありました。それは幼稚園の時の「お遊戯会」です。
5歳くらいの頃、お遊戯会の出し物はカウボーイの服装をして、音楽に合わせて踊るというモノだったのですが、その時に「服装」の指定があったのです。
その指定というのがですね・・・
■長ズボンのジーパン
当時は半ズボンの子もいっぱいいたのです。時代ですねぇ
(;´・ω・)
■カウボーイハット
■スカーフ
■チェックのシャツ
■ブーツ
・・・そしてこれ!
■2丁拳銃とホルスター
これを準備してくるように・・・という指定だったのでアリマス。
で、同じクラスのお友達はそれぞれ、兄弟のおさがりだったり、家にあったものだったりと、それぞれ持ち込んできたのですが、私の母はカウボーイのお遊戯だからということで、2丁拳銃のおもちゃを買い与えてお遊戯会に臨ませました。考えてみると、あのカウボーイの頃くらいから、「てっぽうってかっこいいナ」と思うようになっていた気がします。
で
2009年頃、タカ・カスタム探しをするようになったおじさんの私でしたが、そういえば・・・
\ シングルアクションリボルバーを1挺も持ってない/
( ´・ω・)
ということに気づきました。
というわけで、お遊戯会の思い出がよみがえったところで手に入れたのがこの銃でした。
どん
タナカワークス コルト シングルアクションアーミー カート式ガスリボルバー
実はこの銃がいつ頃のモデルで、いつ発売されていたのか、どういうラインナップだったのかもさっぱりわかりません・・・
実は、タナカワークスさんというメーカーに対して、当時の私は
「ガスリボルバーはちょっとな・・・」
「ローパワーな銃しかない・・・」
「マイナーなメーカー・・・」
「価格が高いよ・・・」
ごめんなさいっ!昭和の終わりから平成初期の頃はそういう目線で見ていたのデス。
m(_ _"m) お許しください。
しかし今回、ブログを書きながら同社さんのディテクティブ、そして今回のSAAをレビューする中で、タナカワークスさんというメーカーを改めて「すごい開発力と技術力、そして何よりも情熱を持った素晴らしいメーカーさんである」という認識を持ちました。
今回はそれを記事にして世に広く訴えたいと思います。
まずは外観。なんと木グリですよ!リボルバー好きには、これだけでもタマラナイですね。
この銃は中古で入手しましたが、恐らく前オーナーさんがボディに何かしらの細工?カスタム?をされたようで。バレル・シリンダー周り・トリガー周り、すべてのセクションがABSっぽかったり、レジンキャストみたいだったり、そしてトリガー周りはクローム仕上げと、セミオートでいうところの「ハーフシルバー(スライドがブラック・シャシがシルバー)」みたいな感じですね。統一感はありませんが、何となくオシャレなテイストを醸し出しています。
バレル周り
グリップからトリガーガード周り
クローム仕上げです。
底部にはガス注入口があります。
ファイヤリングピンもしっかりと再現されていますね。
この銃の木グリと併せてもう一点うれしかった点、
真鍮のカートリッジなのであります。
マルシンのM586やM29初期型と同じ時期のモデルだと思いますが、あちらはプライマー部への装填(アップデートパーツは弾道部装填)ですが、こちらは弾頭部にBB弾を装填します。
見ているだけでうっとり。
さすがタナカワークスさん。ほぼモデルガンとそん色ないと申し上げても過言ではないと思います。少なくとも私には十二分なモデルです。
今回、記事を書くにあたり、久々にガンロッカーから取り出して発砲しましたが、何と数年間ノーメンテナンスであったにも関わらず、作動は全く問題なし!それどころか好結果という、凄いことになっています。
・・・発砲の様子と初速計測は、次の記事へと続くのデス。