スピードローダー検証中に気づいてしまった

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ここ数日書き続けていた

スピードローダー検証記事で

題材としてS&W　M586とパイソンを

使用していたのですが・・・

(あれ・・・これはちょっと・・・)

( ´･ω･)！

と気づいたものがあり、

ずーっと気になってしまい

検証記事をかき上げた後、

手を入れることにしまシタ。

それはなにか・・・

クラウン　コルトパイソン　

ガスリボルバー

です。

クラウンのガスリボルバーといえば

後方保持カートリッジが特徴的。

これについてはメリットデメリットが

同居しているようなもので

【メリット】

・残弾確認しやすい

・パワーロスが少ない

・カートリッジを装填したままBB弾を

　継ぎ足し装填できる

【デメリット】

・命中精度が先端保持に比べ劣る

・先端保持に比べフライヤーが出やすい

といった感じです。

で、このクラウンパイソンについては

エアリボルバーのシリンダーを移植し

東京マルイのエアリボルバー用カートを

使用するカスタムが一般的です。

この手法は普段一緒にリボルバー定例会で

遊んでくれるお友だちのヤスツグくんから

教えてもらったのデス。

(/・ω・)/

HQリロードのシューティングレンジで

彼の愛銃であるカスタム済パイソンが

物凄くきれいな弾道で飛んでいくのを見て

ワタシも真似をしたというわけですが、

今回のスピードローダー記事を読んでいて

気になったことがありまシタ。

それはココ・・・

フォーシングコーンです。

これはガスリボルバーやエアリボルバーなど

バレルとシリンダーをまっすぐ固定したり

発射ガス(またはエア)のロスを防いだりと

トイガンならではのパーツなのですが、

クラウン製はここが可動パーツで、

気密保持の役割も果たしマス。

が・・・

ココからはシリンダーを外して

内部の動きを説明します。

ワタシが気になったのは

現在の画像の状態。

クラウンガスリボルバーは

トリガーを引き　→　ハンマーが落ちる

この発射時のプロセスにおいて

トリガーを引くとき、一緒に

ガス放出口が前進し、カートへ密着。

純正のシリンダーであれば

カートのリムが放出口に押されて、

シリンダー前面のパイプも前進し

フォーシングコーンと密着し、

気密アップを図っています。

しかしこの貫通シリンダーカスタムは

純正シリンダー機構をオミットしている。

そのためその恩恵は受けられませんが、

代わりに先端保持のメリットである

命中精度の高さを得られるのデス。

ところがワタシの気になった点・・・

悪い予感は的中した・・・。

ズルッ・・・

(；ﾟДﾟ)ギャー

フォーシングコーンの形状的に

カートの先端をしっかり保持できなさそうと

感じていたのですが、やはり・・・。

このカートリッジの先端が

カチッとハマってくれるようでないと

シリンダーのオーバーランや回転不足で

フライヤーが出ちゃうと思うんデス。

それプラスこれも・・・

左：タナカペガサス初期型用　　右：マルイ後期パイソン用

左はタナカワークス　ペガサスリボルバー用

右は東京マルイ　パイソン後期型用　　

です。

バレルの手前・・・違いがあるんデス。

タナカのはテーパーになってるんデス。

ペガサスは構造上、

シリンダー前面に保持されたBB弾に

後ろからガスを吹き付けて飛ばす。

飛ばされた弾はシリンダーギャップを抜け

チャンバーに飛び込みます。

　　　　↑

　　　ココ！

つまり、動き出した直後のBB弾は

無軌道ですが、バレルに飛び込んで

直進性を得る・・・なのです。

このバレルに飛び込む際、

スムーズな発射をアシストするため、

入口部分がテーパーとなっており、

バレルにスッと入っていくのデス。

これはカート式リボルバーでも

同じことだと思うのデス。

で、クラウンパイソンの

フォーシングコーンを見てみると

テーパーぢゃない・・・

(;´･ω･)だよね

というわけです。

先端保持でも後方保持でも、

シリンダーから飛び出すBB弾は

ペガサスと同じようにバレルに飛び込み

直進性を得るのですから、

ココはテーパーにしないとまずくない？

と思ったわけです。

というわけで気になって仕方ないので、

早速フォーシングコーンの加工を

やってしまいマス。

ABS樹脂製なので、

リューターで削ります。

いきなり高回転でブン回さず、

低回転から徐々に様子を見ながら切削。

このリューター「ドレメル・フィーノ」は

無段階調整できるので、非常に便利です。

テーパー加工・・・とはいえ、

作業は目検の手作業。精度も何もないが

切削作業は続く・・・。

切削後はバレルクリーニング。

うわっ・・・物凄い汚れ・・・。

そして

汚い仕上がり

(;´･ω･)　いいのか？

確かに・・・先ほどと比べれば

テーパードになったのは確認できるが、

果たして何か変化あるのか？

フォーシングコーンをテーパードにした事で

理論上はカート先端のロックが効くハズ。

どうだッ

(; ･`д･´)

シリンダーを取り付けずに

発射時の様子を再び再現。

先端の保持はどうなっているのか？

おお！ガッチリ食いついてる。

成功だワショーイ

(/・ω・)/

ちなみに目的はカート先端の保持ではなく

BB弾のスムーズなアシスト・・・です。

気になって仕方なかったからな・・・

これで眠れるよ。

メイ姉が主催する

「リボルバー秋季祭」

今から準備に余念がないのサ。

今回のテーマもバッチリ決めてあるし、

テーマに沿ったリボルバーも

出来上がっている。

今年も昨年11月と同様、

サバゲー月間となりそうです。

忙しくなるぞー

ワショーイ

(/・ω・)/

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