1968年公開の映画
加山雄三さん主演
「狙撃」
その劇中で使用された銃の
ベースとなった
スタームルガー・ホークアイ
シングルショット・・・
今回ご紹介した銃は、
マルシン製ブラックホークをベースに
ホークアイへとカスタムされたものです。
というわけで今日の記事は、
ベース銃のブラックホークに対し、
製作者さんがドコに手を加えたのか、
ひも解いてみてみましょう。
ブラックホーーク
ホークアーーイ
ヒカーーク
ワショーイ
(/・ω・)/
■2挺並べてみる■
ベース銃とカスタム銃を並べて
どこがどう違うのかを比較しましょう。
こちらはカスタム銃
ホークアイ・シングルショット
これがベースとなったブラックホーク
グルリと見渡してみて、違う箇所を
クローズアップします。
■シリンダー付近■
やはり最大の違いはココ・・・
ホークアイ → ブリーチブロック
ブラックホーク → シリンダー
ホークアイ・シングルショットは
ブリーチブロックの搭載により
左右のふくらみが抑えられており
スリムないでたちをしております。
ブラックブラックホークのシリンダー
ノンフルートのため、
普通のダブルアクションリボルバーより
ふくよかな印象がある。
反対側はさらにほっそりとしている。
えぐられたようなブリーチブロック
やはりこちらもノンフルートなため
すごく膨らんで見えますね。
■トリガーガード■
ホークアイは丸型のトリガーガード。
対してブラックホークは・・・
後方がスクエア!
後方に向かって丸みのある
ホークアイに対し・・・
後方がスクエア。
ブリーチブロックを作って
この銃に搭載するだけでも
大手術だったと思うのですが、
こうした細部にまで手が入っている。
■ハンマー■
⇈ ホークアイ ⇈
⇊ ブラックホーク ⇊
よく見ると、ここにもしっかり手が
入っていたのデス。
ホークアイはハンマーサイドが
ポリッシュされております。
ホークアイはハンマーが細くなっており、
恐らく製作者さんが左右を削り、
成型なさったようです。
というわけで、
ベース銃となったブラックホークと
ホークアイの比較でシタ。
というわけで、数日にわたり記事にした
スタームルガー・ホークアイ
シングルショットですが、
非常にレアでマニアックな銃です。
この銃はガスリボルバーがベースで
デトネーターが搭載されておらず
発火することはか叶いませんが
こうして持っているだけでも
所有欲を満たしてくれます。
次の記事では、発火はしませんが、
せっかくなので作動の様子を
動画にして皆さんにご覧いただきます。
静止画だけではなく、動画にすることで
皆さんにより質感を感じていただけると
思いました。
というわけで次の記事は
ホークアイの動画となりマス。
記事続くよー
(/・ω・)/