私の個人的主観ですが、「名銃」だと思います。
今日の銃はコレっ
ダミーカートと合わせてどん!
いつものパックマイヤーのマットの上でもドン
今日の銃は
です。
東京マルイのデザートイーグルも同時期に発売されていましたが、東京マルイとアオシマ・・・一番の違いは
なのです。
ディテールも大きく異なり、価格も¥3,500(税別)と、東京マルイの¥1,900シリーズより割高でしたが、表題にも記載した通り、あの時代では夢だった「うれしい尽くし」のギミックがたくさん搭載されていた銃です。
■ハンマーはライブ
実はこのハンマーは、ハーフコックもできるのデス。
↑ ハンマーダウン状態
ハーフコック状態 ↓
わかりづらいケドね (;´・ω・)でも「カチッ」ていうし、トリガーを引けばハンマー落ちるし、搭載されているのは事実です。
そして ↓ ハンマーコック状態
現代では東京マルイのエアコッキングもハンマーはライブだと思いますが、平成初期のころにこんな銃が出るなんて夢のようでした。ハンマーがライブで動くのはコクサイの高価なシリーズ70ガバメントを除けば、あとはMGCのガスガンくらいです。しかしあの時代は固定スライドの時代でもあり、スライドを引いてハンマーが当時に動くシステムなんて夢の世界でしかなかったのです。
それがこんな低価格でエアコッキングガンに搭載されるとは・・・。
なおこのアオシマというメーカーは、現在でもパワーリボルバーシリーズという子ども向けのストライカー式コッキングガンや、デザートイーグルの二回りくらい小さなモデルなどを販売しています。弾が出るKINGCOBRA・・・実は今ではアオシマしか出ていない(過去にはエルエスからも出ていたのですが・・・)
ほかに東京マルイと違ってライブがうれしい箇所
■セイフティーーーっ!
↓ ファイヤリングポジション
↓ これで安全状態
そしてここが一番うれしかった箇所
■マガズィ~ンがリアルサイズ風であるっ
さらに機能的な点としては
フォロアーを一番下まで下げて固定できる機能や、マガジンリップがついていて、弾を装填したまま持ち運びができて、オートマチックのだいご味「マガジンチェンジ」が楽しめる・・・。しかも撃ち合いの緊張感の中でリロード (*‘∀‘) サイコー
リロードの動画です
楽しめるギミック満載のこの銃、性能はどうだったのか、改めてガンラックから取り出し、初速を計測してみます。
マガジンリップ デフォルトの状態がこれです ↑
これを指で後ろに押し下げます ↓
リップを下げてフォロアーを押し下げて、あとはいつものBBローダーで装填開始。
計測はいつもの0.2gバイオ弾です。
結果は38~40mpsでした。
概ね東京マルイやエルエスのエアコッキングと同じくらいの初速でした。
先述の記事で「好きすぎてデザートイーグル」をアップしましたが、これでデザートイーグルは357・44・50 と3種類をコンプリート(エアコッキング)いたしました。
映画やドラマの風景でマガジンチェンジしているところを再現して、主人公になり切りたいと思ったことありませんか?
刑事ドラマやアクション映画で、緊張感の中マガジンチェンジをしたり、シリンダーを開けて素早く排莢→スピードローダーで装填
あのころの銃、特に高価なガスガンでないとこうした夢はかないませんでしたが、このアオシマのデザートイーグルは、そんな私たちの夢をかなえてくれた名銃でした。
エアコッキングガンもどんどんリアリティを追求していき、新しい時代を迎え始めました。このデザートイーグル357マグナムはその時代のドアを開けてくれた「隠れた名銃」なのです。
撃ち合いでも、シューティングレンジでも、リロードってシューティングの醍醐味の一つだと思います。
メーカーさんたちの開発に掛ける情熱と技術に、心から感謝しています。