随分とBV式ガスガンにのめり込んでしまい
数多くのモデルを手にしてました。
その後、トイテックのPV式ガスガンに
傾倒しました。
この頃、少し思っていた事がありました。
もっと
燃費のいい銃
ないかな?
という事です。
外部ソース銃はタンクにエアを溜め、
それをパワーソースにしてユニットを動かす、
つまり残弾と併せてエアの残量も
気になるシステムであります。
そりゃ燃費が良いに越した事はない
(;´・ω・)
トイテックのユニットもBVに比べれば
大変燃費の良いシステムでしたが、
「更なる低燃費」を求めて、
この銃を手にしたのであります。
どん!
MMC M16A2
PV式ガスガン
コイツです
早速レビューします
(/・ω・)/”” ワショーイ
■まず初めに■
この個体は中古でゲットしましたが、
塗装されていました。
そのため純正色ではありません。
■チークパッド■
同社製のM16A2 には
・エアコッキング 式
・PV式ガスガン
この2種類がラインナップされていましたが、
PV式ガスガンは更に
・スタンダードなモデル
・SP
と存在しており、SPはチークパッドと
マガジンクリップが標準装備という
豪華な仕様でありました。
■全景(左)■
よく考えて見るとあの当時のトイガンで
M16A2っていうのは中々攻めたラインナップと
感じます。
殆どがM16A1又はベトナムでしたから、
A2はとても斬新に映ったのを覚えています。
ある友人が当時発売されたばかりだった
エアコッキング式のM16A2を使用しており、
何となくオシャレに見えました(笑)
■ハイダー■
バードケージ型ですね。
なおコレは金属で作られており、
取り外し可能なのですが・・・
差し込んであるだけ
(;´・ω・)
このMMCというメーカーは、
リーズナブルにモデルを提供する企業で、
実銃のリアルな再現というよりは、
作動優先・プライス還元というメーカーでした。
■マズル周り■
ハイダーとアウターバレルは
金属パーツで出来ています。
■ハンドガード■
1989~1990年頃の
トイガンファンに「M16A2」と言えば、
恐らく大半のみなさんが思い浮かべるのは
MGCなどで取り扱われていた
カービンサイズのショーティーではないかと
思います。
ですのでこうしたフルサイズの
スラリと伸びたA2ハンドガードは
当時の私たちには新鮮に見えました。
■刻印■
モデル名称はM16A2としていますが、
刻印は「AR15 A2」となっています。
当時としては実銃の情報源は現代と違い
平たいケータイで検索・・・ではなく
海外での取材を元にしたものなので
造形もややデフォルメされていたり、
実銃とは異なる造形であったりと様々でした。
特に消費者へプライスで還元する事を
主眼に置いているメーカーの作り込みは
時として「www」的なものもありまシタ。
例えばコレ・・・
■テイクダウンピン■
プラスネジ(笑)
(^▽^;)
ご愛嬌ですよ。
そして
■セレクター■
真ん中にネジ
(^▽^;)
これもご愛嬌。
■チャーハン■
これも可動しません。
モールドではなく別パーツとなっていて
いかにも動きそうなのですが、動きません。
■チークパッド■
メーカーとしてこれを標準にしたのは
なぜでしょうか・・・
恐らくちょうどこの発売の直前、
GUN誌にて「AR15A2 DELTA H-BAR」の
特集が出ていたのデス。
JACではこのモデルを再現したものが
発売されたのですが、
もしかしてMMCはこの記事を元に
チークパッドを装着したモデルを
上位グレードとして発売したのでは?と
つい勘ぐってしまいます。
■エジェクションポート■
どちらも別パーツで構成されていますが、
やはり可動パーツではありません。
動かないケド、とてもよくできてマスよね、
当時の若者たちが想像を掻き立てて
実銃への想いを馳せるには十分な造形です。
■キャリングハンドル■
スコープ搭載が出来るように真ん中には
スタッドボルト用の穴が開いています。
特にメーカーとしてオプションのマウントは
無かったと思います。
■2021/07/05追記■
↑
tomo工房さんより情報提供あり
MMC から各種倍率のスコープとマウントが
発売されていたそうです。
社外の実銃用もしくはオプション品である
汎用マウントベースが使用できます。
■マガジン■
樹脂製です。
軽くて傾向しやすいのですが
実は
このマガジンには
秘密がある
後程の記事で
明らかにいたします。
(;´・ω・)
マガジンが大クセ!
■刻印■
同社の刻印です。
現代のサバゲーマーに
MMC
こう伝えても
MGCですか?
知ってます
マルイみたいな
当時のトップメーカー
だったんですよね?
そういわれるコトしばしば
(;´・ω・) 違うってばぁ・・・
■Rサイト■
上下左右の調整が可能ですが・・・
可倒式ピープサイトは動きません。
■アシストノブ■
モールドではなく別パーツ構成ですが、
残念ながらこれも動きません。
てな具合で、
実銃に近い造形でリアルを追求した
価格優先でデフォルメをしつつも、
手抜きではなく細部を再現するといった
開発陣のこだわりがうかがえる逸品です。
というわけで、
次の記事では作動編として
もう少し詳しく掘り下げてみましょう。
続くのです
(;´・ω・)MGC?
(;´・ω・)まぎらわCぜ
(;´・ω・)MMC・・・