このタイトル
指名手配ではありません
(;´・ω・)
別に意味はないんですけど、
昔よく警察署のドアや掲示板、
交番や駅など、人がよく通る・集まる場所で
この文言が踊った指名手配のポスターを
見かけたものですよね。
今日の記事の内容は・・・
このタイトルをもじって
この銃に
ピンときたら
それ!おじさん。
ですぅ~。
どん
JAC M16A2 DX
WITH M203グレネードランチャー
です。
このスタイル、バブル華やかなりしころの
サバゲーではよく見かけたスタイル・・・
逆を言えば・・・
今時こんな銃を持っている人を
中々フィールドで見る機会がない
(;´・ω・)
ちなみにこの銃は他のBV式ガスガンと同様
サブチャンバーを取り外して撃てないので
発砲動画はナシですが、レビューします。
ジェイエーシィー
ワショーイ
(/・ω・)/
■外観■
実はこの銃、第4章の忘れ形見・・・として
一度記事にはなっていたのですが、
入手したのは第6章 2016年でした。
前出記事では銃本体よりグレネードの
クローズアップが中心でしたので、
今回の記事と合わせ読みしていただくと
より当時のJAC M16を感じていただけます。
このスタイルって、当時カッコよいとされた
モチーフは何だったんだろう・・・
思い返してみると、当時のコンバットマガジン?
GUN誌だったかなぁ・・・
トイテック M134バルカンの特集があって
その時にシュワちゃんが出ていた映画
「プレデター」にM134がチラッと出ている
カットがあって、その時にこのM203を装着した
M16も出ていた気がする・・・。
つまり映画の影響か?
いや違うな・・・
ベトナム戦争の時の影響カナ??
まぁいずれにしても
このスタイルを見てピンと来た人は
恐らくおじさんのはず。
■マズル回り■
このM16A2は純正のバレルではなく
アウターバレルも金属製の社外品に
換装されていました。
この先端のパーツだけが欲しくて
ヤフオクに出ていたコイツを落札
パーツだけ取っ払った後
自宅のガンロッカーではなく、
クローゼットの中につっこんたまま
早6年・・・
(;´・ω・)
正直なところ使い道が・・・ナイ。
近々処分を検討しています。
どなたかほしい人がいたら
お譲りしようと思います。
■グレネード■
以前、トイテック製のフルオートガスガンを
紹介しましたが、あちらはBB弾を発射するため
砲口は6㎜BB弾の通過する小さな穴でしたが
こちらは40㎜の砲口です。
でかい・・・。
■ハンドガード■
M203グレネードを装着したM16の
特徴的なスタイルですね。このハンドガード
ランチャーを取り付けるには
純正ハンドガードの下半分を外すか
専用のハンドガードを換装する必要がアリマス。
そして見てクダサイよ
この中身・・・
なんと昔のBV式という古の銃にも関わらず
ヒートシールドやガスチューブも
しっかりと再現されているのデス。
JACというメーカーはすでに倒産してしまい
現代に好き好んで同社製の銃を触る人は
非常に少ないはずです。
しかしこうして手に取ると
動かないモデルガンというたたずまい。
金属レシーバーと相まって
そのひんやりとした肌質や重量感は
当時の設計のすばらしさを物語っています。
■SCS■
これを聞いてピンと来る人も
おじさんですねぇ・・・
もしくはKM企画のヒトだけです。
これは
S・・・Spim
C・・・Control
S・・・System の略で
所謂HOPUPシステムです。
当時はHOPUPという言語すらなく、
BB弾にスピンドライブを掛けて
揚力を得るというのは社外品しかなくて
その先駆けがKM企画さんだったというワケ。
この赤いアウターバレルに
機構が内蔵されているのですが、
その構成の中に「バレル回転止め」なる
パーツがありました。
現代の電動ガンでは絶対に考えられない
「?」な構造ですが、BV式ガスガンは
バレルが前後するというのは
世代でない方でもご存じの方はいますが
実はバレルが左右にクルクル回転していて
もし仮にHOPの突起を設けても、
HOPラバーも回転してしまうため
揚力が得られなくなります。
そこでバレルが回転せず前後運動だけする様
回転止めという機構が組み込まれていたのデス。
■刻印■
ランチャーにもCOLTの刻印がアリマス
どうやらコルト社が製造していたようです。
当時の歴史背景としてはM79の後継機種として
試験運用ののち、制式となり各所へ配備されたと
されているようです。
レシーバー刻印はM16A2です。
メタル製のグレード「DX」です。
当時のJACラインナップとしては
・エクスポート(樹脂)
・スタンダード(樹脂)
・DX(金属)
・LIMITED(金属)
※カッコ内はレシーバーの材質※
4グレードあり、この個体はDXです。
刻印はBURSTとなっています。
まさにM16A2です。
なお後期型の5ポジションではなく
通常の3ポジションです。
樹脂レシーバーと金属レシーバーは
刻印が違うので、ロアの上部・・・
アッパーとの結合部付近を見ればわかります。
これが金属レシーバーです。
レシーバーがリアルすぎて
おもちゃ然として樹脂の黒が浮いている・・・
そして以前の記事でも触れた
グレネードの弾・・・
この発泡スチロールを飛ばそうというのだから
正気ですか?
(;´・ω・)
薬莢側のOリングがヘタってしまい
ガスを注入すると内圧で弾が飛んでしまう。
そのため発砲は不可・・・
現代のガスブロと比較して、
確かに時代が時代でしたからね・・・
実銃に関する情報も乏しい中、
限られたソースから得た情報をもとに
ワタシたちファンを楽しませる機構を考案し
それを内蔵したモデルがたくさんあった。
BV式やPV式ガスガンなど
思い返せば笑ってしまいそうなものも
当時のエンジニアさんたちが
精魂込めて作り上げたモノ・・・
そして現代のモスカートにも共通する
ガス注入の場所・・・
味わいがあるよな・・・
パット見た感じ、ペガサスリボルバーにも
通じているような形状
弾頭を後ろから見たところ。
すんごい面白い形状。
ガスを入れると、Oリングの劣化で
踏ん張りがきかない弾頭が飛び出しそうになる。
発砲は出来ないので、
装填・排莢を楽しむモデルガン的な
遊び方になってます。
放出バルブを押す箇所
トリガーを引くと・・・ホラ。
ピンが飛び出してガスを放出するのデス。
というわけで発砲は出来ないケド
JAC M16A2 DXモデルでした。