さて
3年前の記事である程度その構造は
ご紹介していたのですが、
あの頃の文章を読み返すと
・我ながら読みづらい
・文章が長ったらしい
なんです
(;´・ω・)
というわけで今回は再レビューしつつ
もっと簡潔にこのM92Fを掘り下げて
レビューします。
掘り下げる・・・何を?
それは
如何にこのM92Fが変態な銃なのか?
つまり
「ただのエアコキM92Fではナイ」なのか
メーカーさんたちのこだわりを
ココで書き記しておきたいのデス。
こうしてみている分には
フツーのM92Fですが・・・
■変態ポイント①■
~表面がヘアライン仕上げ~
近づいてみてみると
なんと黒い部分もシルバーの部分も
ヘアライン仕上げになっているのデス。
恐らく金型により射出成型で製造され
世に出ているものなのですが、
この表面仕上げ・・・現代のメーカーで
ココまでやる会社なんてあるか??
こういったところに
エルエスの心意気の凄みを感じる。
ちなみに当時のエアコキでは
よく見られたものですが、
テイクダウンラッチは
モールドで動きませんが・・・
スライドストップはライブではないモノの
(@_@ )””
上にはね上げることで
セイフティとなりマス。
■変態ポイント②■
~セイフティがライブじゃないのに動く~
アンビセイフティはライブでは無いデス。
なのに別パーツで可動させることが出来ます。
コストを考えればモールドでイイと思ケド、
ココを動かしたいというファンの要望を
少しでも叶えたいという取り組みなのでしょう。
■変態ポイント③■
~ハンマーもライブじゃないのに動く~
安価なモデルではありましたが、
こういった部分がライブでなくても動く
スプリングのテンションが掛かっていて
親指で起こすとハンマーは動く。
指を話すとハンマーが落ちる。
確かにライブではナイ・・・
でも雰囲気って大事・・・
トリガーバーはモールドで動きません。
マガジンキャッチもモールドで動きません。
フロントサイトは固定式。
リアサイトも固定式。
実はこれモールドじゃなくて
ビス止めの別パーツなのデス。
エイムビューはこんな感じ。
ライトの光でフロントが白っぽく見えるけど
実際はブラックのサイトです。
■変態ポイント④■
~エアコキなのに、なんと純正木グリ~
この木グリ・・・
純正です。
ホントです。
エアコキですよ・・・?
マジですか?
どうりでぴったりとついているわけです。
モデルガン用やガスブロ用の加工ではなく
このM92F専用の木グリがあったのデス。
エルエスの本気度がヤバい
マガジンは割りばし構造ですが、
まあ当時のエアコキなんてこの価格帯
(エルエス・マルイ・ヨネザワ・マルコシ)
のメーカーであれば、概ねこんな感じ。
がしかし、
マガジン挿入口はこうなっている。
かなり前方ダナ。
挿入すると・・・こんな位置になる。
グリップ前方になる。
実はグリップ後方には秘密があるのさよ。
■変態ポイント⑥■
~エアシリンダーはグリップの中~
黄色で〇をしたこの部分。
なんとエアポンプはここにある。
スライド内にはブリーチ?というか
エアを送るノズルだけがあり、
言わば電動ハンドガンに近い形。
グリップ内に可動パーツがあるので、
作動音は小さい。
エアの炸裂音だけが聞こえる
チョッと違和感のある銃声。
装弾数は19発
装填時に便利なフォロアーロックが付いている。
マガジンリップが付いており
マルイの¥1,900シリーズとは異なり
マガジンを抜いても弾は飛び散らない。
メーカーのこだわりが随所に盛り込まれ、
次の記事では初速計測を行います。
続くのデス。
(;´・ω・)