コクサイのガスリボルバー
スマイソン
昨日の記事では基本構造や
外観のレビューなど行いましたが
今日はコクサイのスマイソンが
恐らくトイガンでは唯一ではないか?
という箇所をクローズアップします。
スマイソン・・・及びスモルトは
ファンの皆様がご存じの通り
パイソン
(PYTHON)
+
スミス&ウエッソン
(SMITH & WESSON)
これらを掛け合わせて
スマイソン
(SMYTHON)と呼ばれています。
しかし上記は永田市郎さんのつけた
呼び方でしたので、
よく考えてみると・・・
機種名 + メーカー名
(パイソン) (スミス&ウエッソン)
という事になりマス。
(;´・ω・)
なので正解は
スミス&ウエッソン
(SMITH & WESSON)
+
コルト
(COLT)
これらを掛け合わせて
(SMOLT)
これが正しい呼び名なのだそうです。
で、今回ある部分のクローズアップ
それはロッキングについてです。
S&Wのシリンダーのロックは
エキストラクターロッドを
バレルにあるピンでロック。
対して
COLTのシリンダーのロックは
シリンダー後方のピンでロック。
それぞれロック方式が異なりマス。
とはいうもののS&Wにリアのロックが
ないわけではなく、元々前方にも
ロック機構があったわけです。
しかし、パイソンのバレルに
変えてしまうという事は・・・
そうなんです
アンダーラグの部分にはロックパーツは
存在していません。
そんなスマイソンは、いったいどうやって
シリンダー前方をロックしているのか、
トイガンでは恐らくコクサイのみでは
ないでしょうか・・・というパーツ
それが今回クローズアップするこれです
どん
なんとヨークの中に小さなベアリングが!
(◎_◎;)
そしてそのベアリングの上方。
フレームの隠れてしまう部分には
ベアリングを受け止める窪み!
これは
ディティントボールといって
スマイソンに搭載された
シリンダーロックの機構で、
実銃の世界では後付けされます。
なななんとこんな素晴らしい機構が
箱出しで搭載されているのデス。
これは実銃のPPCカスタムなどにも
搭載されることが多いようで
パワーカスタムといった
純正のロッキングパーツを廃して
バレルをカスタムしている銃に
よく見られるカスタムのようです。
確かタナカワークスの
スマイソン(初期型)やスモルト(ver3)には
この機構は搭載されていなかったと
記憶しております。
コクサイ・・・すごい
またこの個体に限ってですが、
シリンダーもカスタム済みです。
これはコクサイのフルサイズ風カートで
シリンダーとセットで旧型から移植。
リムの刻印が気分を上げてくれますね。
これはコクサイS&W M66の
初期型から流用しました。
当然同メーカー同士なのでピッタリ。
というわけで今日の記事は
コクサイ スマイソンの
とりわけすごい箇所について
述べてまいりまシタ。