子どもの頃の鉄砲ごっこに定番だった
「東京マルイ ¥1,900シリーズ」
これと同じくらいの土俵でラインナップしていたメーカーがありました。
そのうちの一社「ヨネザワ」
エアコッキングからガスフルオートまで、一通りラインナップしていて、昭和の時代の鉄砲ごっこをアツくしていたメーカーの一つでした。
今回ご紹介する銃はこちら!
どんっ♪
ヨネザワ「ワルサーP.38 カスタム」
反対のビューも・・・ドンッ♬
昭和時代の子どもたちの鉄砲ごっこと言えば、組み立て式の銃を用いるのが一般的で、私は「完成品を購入できる人は富裕層」的な感覚を個人的に持っていました。
そのためこの銃をはじめとした完成品のエアガンを持ち込む友達がうらやましかったものです。
と、当時の私の心模様は置いておいて、この銃のレビューを行います。
YONEZAWAの刻印とMADE IN JAPAN の刻印
ヨネザワさん・・・大好きなメーカーでした(*‘∀‘)
この時代はライブで稼働するセイフティやラッチなどはほどんどなく、セイフティはこうして別の場所に設けられたものです。
S・・・安全状態
F・・・発射可能状態 を表します。
現代のリアル志向からは考えられないくらいアバウト・・・
この時代に育った私は、十分許容範囲です。
ホールドオープンの状態
この銃はプッシュセット式ですので、この状態がデフォルトとなります。
ここからスライドをプッシュして発射準備を行います。
その作動の様子を表した動画がこちら
現代ではエアコッキングのハンドガンと言えばプルセット方式が基本ですから、見慣れないシステムでしょう・・・ですが、
東京マルイ → プルセット式
ヨネザワ → プッシュセット式
エルエス → プッシュセット プルセット 両方ラインナップ
しかも組み立てキット・完成品どちらもアリ
と、当時の3社は同じ土俵の上で、こういう棲み分けをしていました。
あとは好みと銃の機種の問題です。
恒例の初速計測も同時に行っています。
マルイのルガーは40mps以上出てたのに・・・(;´・ω・)
経年劣化カナ?
昭和の時代ではマルイやエルエスと対等に戦えていたはずなので、経年劣化とおもうのですが、上記のような結果となりました。
なおこのシリーズは
・M745
・M92F
・ガバメント(シリーズ70刻印でロングスライドのリングハンマー)
があり、それぞれ
■ブラックのもの・・・スタンダード(飛距離り30m)
■ハーフシルバーのもの・・・カスタム(飛距離り40m)
とラインナップされていて、町のホビーショップには必ず売られていました。
昭和の時代のガンマニアをアツくさせたヨネザワもメーカーそのものが無くなってしまい、今ではKHC(啓平社)のブランドでいくつかのモデルが引き継がれているのみとなりました。
このブログをご覧の方で、このシリーズをお持ちだった人、いらっしゃいませんか?
私もこの銃を見るたびに、昭和の空気を思い出すおじさんの一人デス。
(´-`*)