今回の銃は・・・
初のサブマシンガン?です。
どんどんどん!!
です。
この銃は平成初期の鉄砲ごっこで大変重宝したもので、実はこの子で2挺目なのです。
私の当時の主戦場では、エアコッキングを持っている人たちばかりでしたが、その中でもこのエルエスの組み立て式シリーズであるM16とトンプソンは、まさに
「斜め上をイクラインナップ」
と呼ぶにふさわしいそれはそれは変わり種なのです。
まず第一に・・・
M16なのに
ポンプアクション??
トンプソンなのに
ポンプアクション??
どゆこと(゚Д゚;)??
実銃のチャージング並びにコッキングハンドルは、M16・トンプソンとも、エアコッキングガンとして使用するには少々使い勝手が悪く、スプリングのテンションも相まって、若干引きづらい位置・形状です。これをエアコッキング化するにあたり、なんと実銃にはナイ「ポンプアクション」方式を採用しています。
ただし実銃と同じチャージング・コッキングハンドルを再現したモデルもそれぞれ販売いされていたので、このシリーズはあくまで実用重視といった感じでしょう。
巡り巡って
何かがおかしい
(;´・ω・)
この話題のスタート地点。
弾の装填方法から。
この銃は、実銃でいうマガジンの個所は「リザーブタンク」となっていて、BB弾の予備をしまっておく場所になります。
こんな感じで底の板がスライドして、ロアフレームのマガジン部分は、モールドで、小物入れになっています。リザーブタンクとしての使い方が一般的のようです。
え??じゃあマガジンはどこよ??
・・・ここです。
スコープがマガジンなのデス。
実はこの銃はスコープの形状をしたココが自重落下式マガジンとなります。
マガジンがリザーブタンクで、スコープがマガジン・・・ややこしい(;´・ω・)
スコープの接眼レンズ側からBB弾を装填します。
まずはインジケータを銃口側に傾けて起こします。
すると接眼レンズ部のフタが開いてBB弾の投入が可能になります。
フラップ板が開いて、ここからBB弾を投入します。
スコープ内は勾配があり、自重で銃本体でいうアッパーレシーバー上から投入され、ハンドガード兼コッキングハンドルを後ろに引くと、チャンバーにBB弾が送られて、コッキング&装填→発射準備完了となります。
ここまでの流れで
■マガジンの所はリザーブタンク
■スコープがマガジンで
■となると照準は・・・?
照準はココ
マガジンの上にオープンサイトが搭載されていて、ここで狙点を合わせます。
巡り巡って何かがおかしいのですが、最後が一番笑っちゃう。
エアコッキングなのに500発の装弾数
ポンプアクション搭載で速射OK
現代のリアル志向からは考えられない実用性重視。
しかしこれは「メインウェポン」として非常に優秀でした。
ほぼこれ1挺だけで一日中ゲームが楽しめてしまうくらい。バックアップは東京マルイのデザートイーグル・チヨダのコマンド20の2挺。これらのハンドガンは、あまり使う機会が無かったです。だって装弾数500発でしたから。
当時の思い出とこの銃のツッコミどころを紹介したところで、いつもの初速計測です。
0.2gバイオ弾にて計測しました。
こちら ↓
約55~56mps でした。
もちろんHOPもなく、当時は0.12gのBB弾が主流でしたから、当時の撃ち合いにおける初速はもう少し速いです。しかも近接戦闘で、結構な緊張感がありました。
BV式のアサヒファイヤーアームズ・JAC・MGCなどを使っていた上流階級のサバゲーマーと違い、我々庶民派はディテールも何もあったものではなかったですが、この銃は平成初期の大切な思い出です。
あの頃の撃ち合い仲間は、みんなどうしてるんだろう。元気かな?(´-`*)