DT10mmAUTOの日記

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初めてのガス銃 東京マルイ ガスブローバック

ここまでは全て

・ストライカー式

エアコッキング

の銃を買い集めていましたが、ある時まとまった金が入ったのと、東京マルイから新しくガスガンを発売するということで、思い切ってガスガンを購入することにしました。

 

人生初のガスガンはこちら

 

ドンっ♩

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東京マルイ

S&W  M59ガスブローバック

 

この銃は最近新たに購入し直したもので、当時購入したものではありません。

それと、過去に私が実際に購入したのはM59ではなく、もう1挺ナインナップされていたブローニングハイパワーの方なんです。

 

実は当時購入したブローニングハイパワーは、購入して程なくして分解したら元に戻せなくなってしまい、泣く泣く処分をした悲しい思い出がありました。

30年前に戻って、もう一度あの銃を手にしたいなと思うようになり、オークションで落札したのはこのM59でした。ですので、この銃をレビューしてあの頃を思い出すことにします。

 

まずは恒例の初速計測から・・・どぞ。

 

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やべぇ・・・セイフティ掛けたままだった(;´・ω・)

どうもこの個体は初弾の動きが悪く、トリガーを引くと「ブブブッ」という中途半端なブローバックが行われてしまい、多弾装填→弾ポロという症状を引き起こしてしまいます。

しかし2発目以降はいつも快調なので、「まぁあの時代の銃だからこんなもんだろう」と納得して、今も修理などは行わずに保存しています。

初速はいつもの0.2gバイオ弾を用いて

70mps

68mps

67mps

63mps  となりました。

念のためもう一度初速を計測しました、その動画はこちら↓

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61mps

58mps

57mps   こんな感じでした。

 

約30年ほど前の銃で、これだけしっかりと初速が保たれているとは、ニッポンの技術おそるべしです。

 

このシリーズはブローニングハイパワーとM59の2挺のみでラインナップは終了となってしまいましたが、日本で初のガスブローバック銃として生まれました。

この銃の詳細をクローズアップします。

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このハンマーはダミーで、銃の発砲動作には何にも関係していません。また実銃ならばスライド後端部にファイヤリングピンがあるのですが、この東京マルイM59はこの位置にチューブ式マガジンを挿入します。

発射準備と合わせて各所を紹介いたします。その準備は現代のガスブローバックとは著しく異なります。

 

まずはガスボンベを挿入します。

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グリップ底部はマガジン挿入部ではなく、小型のガスボンベを挿入する場所となります。そして挿入するボンベがこれ・・・

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あのころの東京マルイのガスガンのうち、

・ワルサーMPL

・MP5A3

・S&W M59

・ブローニングハイパワー  この4挺に採用されたシステムで、リキッドチャージ式ではなく、あらかじめ通常のガスボンベからこの小型ボンベにガスを注入しておき、グリップ内に挿入することでパワーソースを得ます。

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ボンベをこの向きで挿入します

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すると・・・

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スライドが前進して、発射位置になります。それまではスプリングのテンションで、スライドが後退した状態が保たれています。

次にマガジンの挿入ですが、

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スライド後端部のマガジン挿入部。

スライドが発射位置に前進したら、ハンマーを下げて挿入部を確認します。

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マガジンはチューブ式です。以前に記事にしたコクサイ series’70ガバメントに近いですが、こちらは本体に直接挿入します。

 

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マガジンチューブには弾を保持するストッパーなどの機構はないので、弾ポロしないように銃を上に向けてマガジンを挿入する必要があります。

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これで発射準備完了しました。

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反対側のビュー

 

実際、この銃はガスブローバックとはいっても、ガスの力でスライドを後退させる動きを再現しているのではなく、デフォルトのスライドが後退した位置から、ガスの力をもってスライドを前進させるという仕組みのものであり、リコイルショックとかスライドの後退量なども実銃のそれとは大きく違います。

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連射してガス圧が落ちたり、ガスが無くなってくるとスライドを前進させる圧力が足りなくなって、スライドの戻り(この銃の場合は前進)の動きが渋くなります。

 

現代で見れば、非常にリアルさとかけ離れたシステムですが、30年前に発売された直後はこの動きに魅了されシビれました。

 

先述の通り、30年前に購入したハイパワーは自らダメにしてしまったので、今回は同じラインナップのM59を紹介記事にしましたが、あの頃感じたトリガーフィーリングとかスライドの後退する音とか、まるでタイムスリップしたかのようでした。

 

私のエアガンライフの初期を彩ってくれた銃の数々は、今頻繁に手に取って射撃することは稀ですが、ガンラックの最上段特等席に今も並べています。

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