DT10mmAUTOの日記

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幾星霜の時を超え・・・甦れ!史上の戦士達 〜JAC AR15A2 DELTA H-BAR〜 初速規制対応改修

化石銃再生化計画として、そのベースに選んだ、JAC AR15A2 DELTA H-BAR。

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この銃を選んだ理由は、販売当時のホビーショップのショーケースの中で飾られていた姿がとてもカッコよくて、私のあこがれだったからです。

 

「あの頃、欲しかったけど手が出なかった。それが今、ヤフオクやリサイクルショップなどて比較的手頃な価格で手に入るようになったので買い集めている」そんな私と同じ思いでガンマニアしてるおじさんも多いのでは?

 

今回の化石銃再生化計画で、まずはこの銃特有の問題である初速適正化のため施した対策は次の通りです。

 

◾︎小型レギュレータ

まずはこのレギュレータで初速を超えない圧力まで減圧をします。減圧後は設定した圧力を再調整出来ないように、調整用のダイヤルを接着剤で固定してしまいます。

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またこのレギュレータも銃を工具で発射不能な段階まで分解しない限り取り出せないように封印してしまいます。

つまり、一度気圧を設定してこのレギュレータを組み込んだら、どんなにエア圧を掛けてもパワーアップは不可能という状態にします。

これはM&Gというメーカーの新BV式フルオートのM4A1で用いられていた手法と同じです。

 

◾︎リリーフバル

これは供給される空気圧が0.5Mpsを上回ると、エアを解放するバルブです。

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万が一、前出のレギュレータが何かしらの異常で減圧が出来なくなった場合は、高圧のエアが流れてきますので、レギュレータの先にこのリリーフバルブをセットします。レギュレータ→リリーフバルブの順にすれば、エアがリリーフした瞬間にレギュレータの故障を検知することが出来ます。

 

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只今5気圧程度です。これを0.38~0.40気圧くらいまで減圧してBVユニットに供給できるように設定します。設定後はダブルナットを締め込んで調整ダイアルが動かないようにして、さらにダイヤルの部分にカラーをはめ込んで接着します。

 

 

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このようにストックの中にレギュレータ・リリーフバルブを組み込んで、ねじをしてフタをしてしまいます。

こうすれば、工具がない限り分解できず、ましてやゲーム中に圧力変更をすることなど絶対に出来ません。
 

これを二重対策として銃本体に組込し、対策としました。

さて気になる初速はこちらです。

 

www.youtube.com

エア圧を3.5気圧まで減圧して設定。リリーフバルブは4.0気圧程度で開放となります。

弾は0.2gバイオ弾で計測しました。

1発目・・・77mps

2発目・・・78mps

3発目・・・76mps

4発目・・・77mps

5発目・・・78mps

6発目・・・77mps

7発目・・・79mps

8発目・・・81mps

9発目・・・82mps

10発目・・・80mps

11発目・・・エラー

12発目・・・82mps

13発目・・・84mps

14発目・・・78mps

15発目・・・エラー

16発目・・・83mps

17発目・・・84mps

18発目・・・85mps   

安全対策を施した状態で十分な初速が得られたと考えます。

20発近く発砲して、最大で85mpsであれば、規制値を超える危険性はないです。

 

動画ではそこそこの大きさで発射音が聞こえますが、実際には非常に静かで、室内のため音も響きますが、これが屋外のフィールドならばサプレッサを装着すれば、発射位置の特定は非常に困難になります。

 

まずは初速対策は問題なくクリアとなりました。

次はこの銃を「DELTA H-BARたらしめるモノ」を装着していき、あの頃のあこがれだったカタチに仕上げてまいります。

      (*‘∀‘)